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ゴジラシリーズ全作レビュー&イラスト(5)『三大怪獣地球最大の決戦』

みなさんお疲れ様ですvintageです
いや~キングギドらのうろこって描くの難しいな、ということであの最強怪獣キングギドラの登場です


ストーリーはこんな感じ

セルジナ公国の王女(若林映子)がテロに合い行方不明、警視庁の進藤(夏木陽介)は街に現れた金星人を名乗る謎の美女が王女ではないかと目星をつけた。
卵から現れた宇宙開淳キングギドラに立ち向かうモスラの幼虫、ゴジラとラドンはそれをみて加勢する。テログループーは王女を発見し殺害をもくろむ、それをガードする進藤、、、

東宝特撮美女シリーズとしてはこの若林映子


『キングコング対ゴジラ』に出演したときは、少女っぽいキュートさでしたが本作ではクールビューティー。星由里子もでるし眼福な一作です。

本作のSF設定はなかなか壮大で、金星人はキングギドラに滅ぼされ5000年前に地球に逃げ延びてきて地球人と同化したという。
SF映画の古典『地球の静止する日』が1951年、『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』が1956年なので1964年の本作も影響を受けているかもしれません。

それにしてもキングギドラの強さ、禍々しい造形は子供の時に初めてみたときもインパクトありましたね。あの首のクネクネ感は特に気持ち悪く、ハリウッド『ゴジラKOM』のCGキングギドラはクネクネ感が無い!コレジャナイ!と思ったものです。
あの首の操作は25名のスタッフがピアノ線で行っていたそうで複雑極まりない動きも納得です。個人的には人形浄瑠璃の技術も導入されているのではないかと思っています。

ところで宮崎駿作品にはゴジラの影響が時々見られますが、有名なのはモスラをヒントにした王蟲ですかね。あと本作の王女とそれを護衛する警官、そして最後に涙ながらにお礼を言う王女という展開は『カリオストロ』っぽいなと思います。

キングギドラの禍々しさ、若林映子と星由里子のビューティーが見どころの一本です

ではでは




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