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キャリコン的ドラマレビュー、夜々の告白について

お疲れ様です

『いちばんすきな花』ご覧になっている方も多いと思います、男女の間に友情はあるのかどうか、なんとも微妙な距離感の4人ですが7話でついに夜々(今田美桜)が椿(松下洸平)に告白しますね、キュンキュン度が激しく高い場面で、ここでの会話はかなり視聴者の中でも反響を呼びました。

エアホッケーをしながら夜々が椿に対し

「私が純恋さんの代わりになるってありますか…?」

と椿の元婚約者・純恋のような存在になれないかと話し始めます。これはかなり勇気ある告白!それを聞いた椿は固まってしまいます。その固まっている様子を見て、夜々は慌てて

2人で住めばあとの2人のここに来て4人でいられる、、と言う風にあくまでも4人でいることがベースという話にズラします。そして

「例えです。一案です。ここに椿さんを住まわせておくための代替案として」

しばらく夜々の目を見て固まっていた椿、視線を外して一瞬考えて

「うん、なるほど」

と言います。そのあとは、2人の会話は「3人同じように好き」というように友情モードに着地するようなセリフを交わします。
この場面はなんとも夜々の切ない感情が出ている名場面ですね

キャリコン的には、椿の言葉や表情が気になりました。特に

「うん、なるほど」

これはなんとも絶妙な言葉ですね、、、、脚本の方は相当練ったのではないでしょうか。
愛の告白に対してはスルーして、代替案という言葉に対し、、否定も肯定もせず、内容を理解しましたよという事を伝えるだけの中立的な言葉です。まあ視聴者としては逃げてるなと思ってしまいましたが(笑
ただ、この中立的な言葉は椿はおもわず出てしまった感じですね、複雑な気持ちの葛藤があるが、焦って否定するでもなく肯定するでもなくまた相手を傷つけたくはないし、自分も今何か結論出せないし、、その結果口をついて出たのが

「うん、なるほど」

なのだと思います。これって実生活で考えても使っちゃう事が多いように思います、否定も肯定せず理解したことだけを伝える。
問題は先送りなのですが、人間そうそう決断できるものでもありませんので、このような先送りワードは現実に生きる人間としてはわかるよなあというところでしょう、
このドラマどう展開するのか目が離せないですね。キャリコン的には登場人物の気持ちや感情の動き、セリフに注目してみていきたいと思います

ではでは




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