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ゴジラ全作レビュー&イラスト(8)『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』

お疲れ様ですvintageです
ゴジラ第八弾、前作に続き南国モノになります。ミニラステッカー風描いてみました

ストーリーはこんな感じ

■ゾルゲル島では楠見博士(高島忠夫)をリーダーに、人工的に気候を変動させる実験を行っていたがなかなかうまくいかなかった。同行したジャーナリスト真城は島を探索中に不思議な美少女(前田美波里)を発見するが誰も信じない。
■実験でカマキリが巨大化した、カマキラスは大きな卵を襲っている。割れて中からゴジラの子供ミニラが出てきた。
カマキラスの群れに攻撃されるミニラ、そこにゴジラが登場
■少女は日本人で考古学者の父が島で死んでからは一人でここに住んでいた。ミニラには果物をあげて仲良くしていた。
■熱病にうなされるメンバー、熱病に効く赤い水をくみにいくにはクモンガの住処に入る必要があった、、、、、

子供向け作品だからなのか制作側の熱量が低い気がする本作、興行的にも低迷して次作で打ち切り方針になってしまいます。
見どころは初めて登場のゴジラの息子ミニラです。正直あまり可愛くないのですがw
あの輪っかの熱線はいいですね

不思議な力を持つヒロインは前田美波里さん、当時資生堂のキャンペーンガール。前田美波里さんというとド迫力おばさまのイメージですが当時はモデル系フレッシュ美少女

X星人統制官役などで国内海外の特撮ファンの間ではカルト的人気を誇る土屋嘉男がやはこここでも実験に疲れてノイローゼになるという役で謎の存在感を出しています。こういう役が多いよなあ

ただこの実験が終わるまで本国に帰さないとかリーダーが無茶苦茶なのでノイローゼになるのもわかる気がしますが

怪獣としては全作エビラに続き、クモンガという現実の生物をそのまんま大きくしただけのもの。単純ではあるものの、虫ならでは気持ち悪さはかなりあります。生物としての意思が全然みえないので逆に怖い。

本作からしばらくゴジラシリーズは興行的にも評価的にも低迷期に入ります

ではでは



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