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vol.4 自律神経のトレーニングで整う=心も整う

姿勢と自律神経は密接に関わり合っています。

私自身も、実は、はじめは「何となく・・・自律神経という言葉は知ってる。意味もとりあえず分かる」という程度で理解をしていました。トレーナー歴の浅い内は、“筋骨格系”を中心にリハビリを展開していたので、そこまで体の内面に意識が行かなかったのです。

しかし、痛みがどんどん改善して行く人と、そうでない人がいる。この差は何なのか?と考えるようになりました。

そこで突き詰めて考えていくと、筋骨格系はあくまで身体の外側の話であって、それ以上に、人間が生きて行く上で大切なものがあるんではないだろうか、と。

それは、呼吸、水なのではないだろうか?私は、ここにたどり着いたのです。


呼吸とは何か

日常的にストレスにさらされて生活をしていて、交感神経優位に傾いている人達は浅い呼吸をしている事が多いです。

「さあ、呼吸をしてみてください。」とお願いしてみても、吸気時に、お腹が凹んで肋骨が開いて上がるような呼吸をする方が非常に多いです。

怒られたり、ストレスを感じている時に、胸を張って深く呼吸しながら時間を過ごすことは、なかなかできないですよね。肩をすくめて、うなだれる。そのような姿勢が続いていると、首の筋肉が過度に働いていて胸式呼吸になっていることが多いです。落ち込んだりしているときも、そうですよね。


『自律神経のトレーニング』そのものは難しいことではない

落ち込んだり、ストレスを受けて姿勢が緊張状態にあると、筋肉も強張り、呼吸も浅くなります。やがて、その状態が多く続くことによって、徐々に、あなたの思考回路や自律神経は交感神経優位になっていくのです。では、どうやって、自律神経を整えればいいのか?

「姿勢によって、自律神経のバランスが崩れる」のであれば「姿勢によって、自律神経を調整」すればいい、と考えることができます。

ストレス、怒り、怒られる。そんなマインドに陥ったときこそ、『深呼吸』『胸を張って空を見る、前を見る』。これを1分だけ心がければ良いのです。簡単でしょう?

本当に、あ、今下向いてる、緊張してる、息が浅くなってる。
そう気付いたときこそ、こまめに『1分リセット』。これをまずはやってみてくださいね。

落ち込んでるときに、胸を張って「今、私落ち込んでるの!」と言える人は、なかなかいません。だから、落ち込んでるときこそ、姿勢からマインドを調整してみましょうね。


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