同じ本を繰り返し読む
読書家の一族は、世界を動かす者たちなのだ/ナポレオン・ボナパルト
あなたはどのくらいの頻度で読書をしますか?
人によって、それぞれだと思います。
でも、もしも、あなたが今、全く本を読まないのであれば、それは改めてもらいたいもの。
本ほど、コストパフォーマンスの良い学び物はありません。
社会人であればあるほど、読書をすることは1時間残業をして仕事をするよりも大切なことかもしれませんよ。
良い本に出会おう
私は過去、大が付くほどの読書嫌いでした。
学生の頃は朝読書の時間に、ナンプレをしていたほど(笑)
読書の時間は苦痛で仕方がなかったんです。
でも、今では、意識的に読書を行うようにしています。
本によっては、時間を忘れて、読み込んでしまうほどです。
そして、本を書いたり、創ったりするまでになってしまいました。
過去の自分と今の自分。
なぜ、これほどに本の位置付けが変わったか。
それは、私が良い本に出会えたからでした。
社会人になりたての頃、会社の本棚にあった本がふと目に止まりました。
「社会人になったら読書くらいはしろ」と、よく言われていたので、その本を読んでみることにしました。
これが驚くほどに学びが深いものでした。
自分が今までなんとなくやって、うまくいっていたことが言語化されていたり、自分には無い感覚や価値観を知れたり。
その本に書いてある通りのことを実践すれば、結果がすぐに出ました。
「本って、こんなにすごいものなのか」
いまだにその時の衝撃は忘れられません。
今思うと、学生の頃の私は、読書が苦手だったのではなく、良い本に出会っていなかっただけ。
恋愛にも近い、考え方かも知れませんね(笑)
同じ本を何度も繰り返し読んでみよう
知識の幅を広げるためにも、多くの本を読み重ねるのも良いことです。
流行っている本、オススメされている本、人から勧められた本。
本屋で買っても良いですし、図書館で読んでも良い。電子書籍で読んでも良いかもしれません。
その中で、あなたの人生をさらに良くするためにも、価値を高めるためにも。
読書に関して、やってもらいたいことがあります。
それは「同じ本を何度も読む」ということです。
「え?そんなことをしても意味ないのでは?」
そう思われる方もいるかもしれませんが、これは意味しかありません。
そもそも、著者が多くのエネルギーを注ぎ込んだ一冊の本。
これを一回読んだだけで、すべてを理解し、マスターをするというのは、難しいこと。
その時の自分のレベルや環境もあります。
何度も何度も繰り返し読むことでわかってくることもたくさんあります。
私も5回目が一番響いた本があったり、30回以上も読み重ねて、自分の中に落とし込んでいる本もあります。
そして、本を繰り返し読むことで、得られる最大のメリットは「自分のレベルが確認できる」という点です。
例えば、ある本を3ヶ月ごとや半年ごとに繰り返し読んだとしましょう。
そうすると、同じことが書いてあるはずなのに、不思議と目に入ってくる言葉や得られる学びや感情が変わります。
今までは「こんなこと書いてた?」という内容が一番目に飛び込んできたり。
「難しくてイマイチ理解できないな」と思っていた内容が「あ!これ今やっているやつだ!」と実践をしていたり。
自分が成長するにつれ、さまざまな悩みを抱えるにつれ、自分の中に飛び込んでくる内容が変わります。
本は変わらないが、自分は変わる。
だからこそ、この変わった自分の変化を感じることができます。
大体1500円くらいする本であれば、10 回読んだら1冊150円になります。
読めば読むほど、お得になり、知識が深まる。
こんなに良いものは探してもなかなか他には見つかりません。
その本に書いてある内容が自分の言葉として出てくるようになるまで読み込むことが出来れば、あなたは最高の読書をできていることになるでしょう。
ぜひ、まずは1冊からで良いので、最高の1冊を見つけて、定期的に繰り返し、読んでみてくださいね。
本日もお読み頂き、ありがとうございました!
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