習慣化が苦手な人は自己効力感を高めよう
読書、筋トレ、掃除、資格勉強など。
何かを習慣化しようとした時、続かなかった経験はありませんか?
何日間は続くんだけど…。
いつの間にか、続かなくなってしまう。
そんな時に、あなたはこんなことを思ってしまっていませんか?
「なんで、自分はダメなんだ」「もっと頑張らないと」
と。
人は心理学的に「ネガティブなことから避ける」ようにできています。
そんな中、このように自分はダメだと思ってしまうと、習慣化が進まなくなってしまう。
習慣化は辞めた時に途切れるのではありません。
やり損ねたり、出来なかった時に、自分を責めてしまうことで途切れてしまいます。
逆に、どんなことであれ、習慣化を続けている人は、このように自分を責めるということをあまりしません。
これは習慣化だけでなく、仕事や趣味の世界で、何かを続けている人にも同じことが言えます。
やればできるという感覚
どんな分野であれ、目立った成果や結果を残す人たちは、積み重ねた努力をしています。
努力の先には挑戦があり、挑戦の数だけ、失敗があります。
何度か失敗を重ねたのち、成功にたどり着くので、その道のりは簡単なものではありません。
時には苦しい時も挫折してしまう時もあるでしょう。
ただ、そんな時、最後まで諦めずにやり遂げる人は「やればできる」という感覚を持っています。
この感覚を「自己効力感」と言います。
自己効力感が高いと、自分の力で未来を変えられると思えるので、多少の失敗や挫折では落ち込みません。
だからこそ、どんなにつまづいたとしても、立ち上がり、再び前へと走り出します。
習慣化が苦手な人は自己効力感が低い
ある研究によると、習慣化が苦手な人は、概ねこの自己効力感が低いそうです。
習慣化をしていく過程の中で、少しの失敗で落ち込んでしまったり、1日サボってしまった時に自分を責めてしまったり。
やればできるという感覚も低いことから、「やってもどうせ続かないし」と思ってしまって、途中で辞めてしまうことも多い。
つまり、どれだけ、その続けたいことが自分にとって魅力的なものであったとしても、始めるモチベーションが高かったとしても、この自己効力感が低いままだと、走り続けることが難しくなってしまいます。
そんな人が、意識してもらいたいスキルこそが、今回ご紹介する「セルフコンパッション」です。
セルフコンパッション
セルフコンパッションとは、
自己効力感を高め、弱い自分を受け入れる能力のこと
を指します。
今の自分を責めるのではなく、嘆くのではなく。
受け入れて、前へと進む原動力へとしていきましょう。
このセルフコンパッションを高めるためには、いくつか方法があります。
自分と失敗を切り分けて考えたり、進捗具合を確認してみたり、成功と失敗を一つのパッケージとして考えてみたり…。
これらの話をすると、長くなってしまうので、また後日という感じになりますが、セルフコンパッションに関する書籍はたくさん出ていますので、そちらもぜひご参考ください。
すぐに心が折れてしまう人であったり、凹みやすい人である人は、このセルフコンパッションを高めてみてくださいね。
長期スパンで考えても、必ず役に立つスキルになりますので、ぜひ高めていってくださいね。
そして、自分が欲しい習慣を手にして、充実した日常を送ってもらえたらと思います。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
参考文献:dラボ・7つのセルフコンパッション
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