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「何を」ではなく「誰と」で仕事を選択する

私は基本的に常に“人”と仕事をしています。
1人でする仕事としては、コンテンツづくりくらいです。
でも、それも、場合によっては、誰かとすることもあるので、ほとんどの仕事は人としています。

常に人と仕事をする仕事

たとえば、税理士業の場合であれば、お客様である経営者の方のビジネスパートナーとして、いろんな問題解決や悩みに寄り添います。
アイデアを深めたり、行き過ぎな時はストップをかけたりと、ともに併走を行う仕事をしているからこそ、お客様から信頼を頂いています。
ただ作業をするだけで税理士もいますが、私はビジネスパートナー的な仕事しかしません。

他にも、出版業の場合であれば、編集者として、著者の方と寄り添いながら、書籍をつくっていきます。その中で、ブックデザイナーさんとのやりとりなどもあったりと、関わる人はどんどんと増えていきます。
教育業の場合でも、コンサルはクライアントの方との併走ですし、コンテンツプロデュースの場合には、プロデュースをする人との仕事になります。

このように常に人と仕事をしています。
だからこそ、重要になってくるのは、「その関わり合い方」と「誰と仕事をするか」という点です。


いかに相手に価値を与えるか

まず、関わり合い方としては、人間関係をいかに円滑にするか、ということが必要になっていきます。
揉めながら、仕事をすると、ストレスが溜まりますから。
そこで、相手にどれだけ価値を与えられるか、という考えで、常に仕事を行っています。

人と仕事をするというのは、自分の意見を通すだけでは成り立ちませんし、相手の意見を聞くだけでも成り立ちません。
お互いのすり合わせをするという能力が必要になっていきます。
そのためには、相手のことを深く考える必要があります。常に相手のことを考える癖をつくっていきましょう。

何をではなく、誰と

次に、誰と仕事をするかという点については、非常に重要です。
何をするかではなくて、誰とするか。これは仕事の鉄則です。


転職の時なんかも、わかりやすいですよね。
「こんな仕事ができる」「こんな場所で働ける」「この給料がもらえる」という判断軸では、ほとんどの場合において、失敗をします。
なぜなら、それらはすべて人が介することだからです。

つまり、人で判断をしないと失敗をします。
「この人と働きたい」「この人のもとで学びたい」「この人たちと一緒に成長していきたい」「この人のために働きたい」など、人を判断軸にできると、大体の場合において、うまくいきます。
やりたい仕事は、良い人、仲間のもとでないと楽しめないですから。


そして、個人ベースで仕事をする時も同様です。
「誰と」という部分をこだわらない限り、良い仕事はできません。

どれだけ良いスキルが集まっても、どれだけお金になるビジネスだったとしても、人間関係がぐちゃぐちゃだったり、嫌いな人たちとの仕事であれば、その仕事はうまくいきません。
それくらい、人のウエイトは高いというわけです。

スポーツなんかを見ると、わかりやすいですよね。
上手い人が多いチームが勝つかと言われれば、そうではなく、協力体制が強く、1+1を3以上にできる関係性ができているチームがやっぱり強いです。

AIではなく、人間が仕事するのだから、人にはこだわりましょう。


成長をすると出会いの質が上がる

また、良い人たちと仕事をするためには、あなた自身も良い人でなければなりません。
あなた自身のスキルを磨くことで、出会える人たちの幅もステージも高まっていきます。

マインドを磨き、スキルを磨き、成長するのは、結局出会いの質を上げるために必要であるということです。

「何を」ではなく「誰を」
とことん、人にこだわって、過ごしていきましょう。

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