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当社はセールス・勧誘を大歓迎します。

こんにちは。「対話」という軸に、コーチングや組織開発やブランディングの支援をしているreborn代表の羽渕です。

本日は、reborn社はセールス・勧誘をお断りではなく、歓迎することをご報告いたします。お問い合わせメールや私のSNSに営業メールを送っていただければ、全て回答いたします。今後、皆様の営業がしやすいように、当社の悩みを共有していきたいと思っております。


セールス・勧誘お断りの会社が多い

世の中って「営業お断り」の会社が多いですよね。オフィスに訪問にすると、「訪問販売・セールス・勧誘などすべてお断りします」というようなシールを貼っているところもあるくらいです。

私自身も「営業」されるのが苦手でした。仕事の邪魔になってしまうからと、営業メールの電話も全て無視していました。でも今は「営業」されることはありがたいことなんじゃないかとガラリと認識が変わりました。

なぜ変わったのか、その経緯をご説明させていただくことで、認知が変わるキッカケになるかもしれないのでご紹介します。

どの業界もみんな「営業」に困っている

まず変わるキッカケになったのは、rebornのお客様から、営業や販路拡大をしたいというご相談をいただくようになったことです。

制作会社や製造業は、営業がいなくて社長が兼任していることが多いです。昔は大企業の下請けとして製造に特化すればよかったのですが、時代を経るにつれ案件や利益幅が小さくなっていき、営業しなきゃいけない状況に追い込まれてます。でも営業なんてしたことないし、わからないというお悩みを持っています。声をかけること自体が苦手という社長様もいます。

13代 中川政七さんも、工芸の製造会社についてこのように述べています。

日本は高度成長期に経営がなくても伸びた。工芸でいうと産地問屋というところがあって、ここがマーケティングとか営業的な機能をになっていて、その下に製造会社がぶら下がっていて、別の会社の体をなしているけど、一製造部門だったんです。ファックスが流れてきて、その通りに作ればお金が入ってくる時代があるので経営してこなった。それでよかった時代があって、産地問屋が機能しなくなって自分たちで経営やらなくてはと思ったけれど、父の時代は売上が伸びた。でも経営なんかなかった。息子が入ってきても、どうしたら良いか分からない状況がこの30年だと思います

【中小企業には “経営がない”】まずは事業計画書から始めよ

この話は、どの業界にも言える話ではないかと見受けられました。課題を解決するのがrebornの仕事ですから、まずは「営業」について深く知りたいと思いました。とはいえ私自身「営業職」だったのは社会人3年目くらいまでで、それからは「営業」してません。起業してからもほとんど「営業」らしい営業をせずにここまで来ました。

そもそもスマホで何でも検索できてポチることができる時代に、人が介在するような営業に意味はあるのか。rebornは「対話」を通じて「営業」を問い直してみたいのです。

まずは「いい営業」を受けてみたい

まず必要なのは、自らが「営業」されてみることだと思っています。例えば「コーチング」ができるようになるためには、まずは「コーチング」を自らが受けて良さを体感することから始まります。自分の身体で体得してるから、他者にも提供することができるわけです。「営業」も体験してみて、「いいところ」を真似ていきたいなと思っています。

実際、「いい営業」を受けたことで営業のイメージが少しずつ変わっていきました。いい営業の方っていきなりモノやサービスの紹介をしません。当社の課題を整理して解決策を明確にしてくれます。今まで一人で考えて悩んでいましたが、「いい営業」の方に壁打ちしてもらいながら、進めた方がラクで速いのではないかと思えるようになりました。

営業として目を向けてほしいのは「ゴール達成」を阻む要因、困難な状態になっている原因を整理してあげることです。必ずしも、誰が見ても客観的に網羅性がある必要はありません。大事なのはこの原因整理の段階では皆さんの頭の中に自社のプロダクトやサービス等、売り物がチラついていない状態で臨むことです。何を売るのか、どう売るのか、幾らで売るのかという販売にまつわることは一旦横に置いた状態で、相手が何に困っていて、何をしたら解決に向かいそうなのか、それは何故なのかを「会話」することがとても大事であると考えています。

営業の9割が落ちる落とし穴(その②売りに行かない活動とは)

しかも決まったら、解決策を実行してくれる体制まで整っている。それは大変ラクなことではないでしょうか。企業価値が向上できれば、その利益の中から報酬を支払えばいいわけで、双方にとってもハッピーではないでしょうか。

よく考えてみれば、人材採用はポジティブに受け入れられるのに、なぜか営業はネガティブです。でも契約形態が異なるだけで、課題を解決して企業価値を向上させてくれる点では変わらないのではないでしょうか。rebornのお客様も私たちのことを、雇用形態が違うだけでパートナーだと言ってくれます。

というわけで当社は、セールス・勧誘を歓迎します。rebornが組むことでお互いの企業価値を向上させていけるという方がいらっしゃれば、積極的に「対話」させていただきたいです。






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