見出し画像

子どもがのびのびと生きられる社会をつくる架け橋になる事を願って(松里さん/マンスリーサポーター)

現在挑戦中のクラウドファンディングに合わせて、ReBit職員、ReBitメンバー、マンスリーサポーターなどに特別インタビューを実施中!

今回は、マンスリーサポーター「にじいろバトン」第1号でいらっしゃる松里さん。”アライ”として、一人のお母さんとして、いつもReBitを応援してくださってる松里さんのインタビューをお楽しみください🎤✨

iOS の画像 (1)

Q1:上の写真は、一昨年の東京レインボープライドで出店していたReBitのブースにお子さんと一緒に遊びにきてくださったんですよね!いつも温かく応援していただいて本当に嬉しいです。今日のインタビューもよろしくお願いいたします!松里さんはどんな子ども時代でしたか?

松里:引越しがとても多い子ども時代でした。1年に1回以上引っ越しする事もありましたね。いろいろな地域や人に出会えてよい経験でしたが、行った先の方言が分からなくて苦労したり、友達を作るために明るく楽しい自分づくりを頑張ってみたり、大変な事もあったように思います。新しい場所でうまく馴染めるか、受け入れてもらえるのかいつも心配でした。
とはいえ、根が大雑把な性格なので割とすぐに馴染んでいました(笑)男子生徒と取っ組み合いの喧嘩をしたり、山や廃墟を探検したり、夜まで公園で遊びまわってなかなか家に帰らないような、おてんばな子ども時代でした。

画像1

Q2:写真からもおてんばな様子が伺えますね!(笑)学校の先生に言われて印象的だった言葉はありますか?

松里:中学生の時に親が2度目の離婚をしました。ある日、先生が「私も学生時代に親が離婚して、大変だったけど、今は幸せだよ、大丈夫よ」というような話をしてくれました。私はそれまでもあまり親と暮らした事がなくて、離婚したこと自体には傷ついていなかったので、その時は「何か同情されてるのかな?」ぐらいにしか思わなかったのですが、大人になってからたまにこの時の事を思い出すようになりました。元気づけようとしてくれた、その気持ちがとても有難くて、温かい気持ちになります。そうした周りの人の優しさが、生きる支えになってきたのだと感じます。

Q3:そういう気持ちがとても嬉しいですよね。先生もきっと松里さんに色々共感されたんでしょうね。現在、「Ally Teacher's Tool Kit」を無料で配布するためにクラウドファンディングに挑戦中ですが、この教材に対してはどんな願いがありますか?

松里:笑顔の下で「人とちがう」事でつらさを抱えている子どもが「この先生なら話しても大丈夫かな?」と思われる先生が増えたらいいなと思います。人間の根源的な部分である「性」の多様性を理解している先生が増えれば、子どもたちが多くの時間を過ごす学校という場所が、安心で安全な場所になるのではないでしょうか。多様性があたりまえに認められる社会で、LGBTを含むすべての子どもたちがのびのびと子どもらしく生きられる、この教材がそんな社会をつくる架け橋になる事を願っています。

画像3

Q4:私もこの教材が「架け橋」になってくれることを願っています!最後にクラウドファンディング達成に向けて一言をお願いします!

松里:とにかく、たくさんの学校に届きますように!この教材の思いが、多くの子どもに伝わりますように!

クラウドファンディング

2019年度のグッドデザイン賞受賞をきっかけにクラウドファンディングに挑戦中!学校を変えるデザインが"グッド"と評価された教材を全国に届けるために、ぜひご支援をよろしくお願いいたします!
◯目標金額:100万円(現在達成率51%)
皆さんのご寄付は、学校に無料で教材を届けるために使用させていただきます!(認定NPO法人ReBitへのご寄付は、寄付金控除(税制優遇)の対象となります)
◯ご寄付はこちらから:http://bit.ly/2Nxn09N

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?