パンくずリストって?ホームページのパーツ解説
ウェブサイトを構築する際、適切なパーツを選択し、効果的に配置することが重要です。ホームページのパーツとは、ヘッダー、フッター、サイドバーなど、ウェブサイトを構成する基本的な要素のことを指します。
これらのパーツは、ユーザーエクスペリエンスと視覚的なアピールを左右する重要な役割を果たします。
本コラムでは、ホームページのパーツの基本的な名称についてご紹介します。
ホームページの各パーツの名称
・ヘッダー
ホームページの一番上部に位置し、通常はサイトのロゴやタイトル、ナビゲーションメニューが含まれます。ユーザーがサイト内を移動する際に利用されることが多いです。サイトのブランディングと主要機能への導線を提供します。
・フッター
ページの一番下部にあり、サイトの著作権情報やサイトマップ、お問い合わせ先情報などが含まれます。一般的には、サイト内の重要なリンクも含まれます。プライバシーポリシーへのリンクを設置することが多くあります。
・ロゴ
サイトやブランドの識別や視覚的な表現として使用される図形や文字のデザインです。ヘッダーやフッターなどの場所に配置され、クリックするとホームページのトップページに戻ることが多いです。
・グローバルナビゲーション
サイト全体の主要コンテンツやサービスへのリンクが並んでいるメニュー欄です。一般的には、ヘッダーに配置されます。ユーザーがサイト内を移動するための主要な手段となります。
・ハンバーガーメニュー
スマートフォンやタブレットなどの小さな画面サイズで使用されるメニューアイコンです。通常は三つの横線で表され、クリックまたはタップするとメニューが展開されます。
・メインビジュアル
ホームページのメインコンテンツ領域に配置される大きな画像やビデオなどの視覚的な要素です。一般的には、サイトや製品の特徴を強調するために使用されます。
・コンテンツ
ホームページに配置される文章、画像、ビデオ、フォームなどの情報のことです。ユーザーに情報を提供したり、製品やサービスを紹介したりするために使用されます。サイトの中核をなす情報が配置される主要な領域です。
・サイドバー
メインコンテンツ領域の横に配置される領域で、関連情報やナビゲーションリンク、広告、ウィジェットなどが表示されます。
メインコンテンツを補助する役割があります。
・アンカーリンク
ページ内リンクの一種で、ユーザーがページ内の別の場所にジャンプするためのリンクです。通常はメニューや目次などで使用されます。
ページが長い場合に移動の手間を省きます。
・バナー
ホームページ上部やサイドバーなどに配置される広告やプロモーションのための長方形の広告スペースです。クリックすると別のページに移動します。
・パンくずリスト
ユーザーが現在のページの位置を把握するのに役立つナビゲーションツールです。通常は階層構造の中での位置を示します。
変わった名称ですが、その語源は「パン粉の道しるべ」にあります。
この用語は、ハンゼルとグレーテルの童話に登場するような、
森の中で道に迷わないようにパンくずをばらまいて道を示す場面に由来しています。ウェブサイトのナビゲーションにおいても、パンくずリストはユーザーが自分の位置を把握しやすくし、迷子にならないようにするのに役立ちます。
・ページネーション
コンテンツが複数のページにわたる場合に、ユーザーが次のページに移動したり、特定のページにジャンプしたりするためのナビゲーションです。
・サイトマップ
サイト内のすべてのページやセクションの概要を示したページやファイルです。ユーザーがサイト内のコンテンツを探したり、検索エンジンがサイトをクロールしたりするのに役立ちます。
・ページトップボタン
ユーザーが長いページをスクロールした際に、ページのトップに簡単に戻るためのボタンです。一般的には、スクロールが一定の量以上になると表示されます。
・検索ボックス
ウェブサイト内のコンテンツを検索するための入力フィールドです。
一般的には、検索ボタンと共に配置され、ユーザーがキーワードを入力し検索を行います。大規模サイトでは必須の機能となります。
・カルーセル/スライダー
複数の画像やコンテンツが順番に表示されるスライドショーのようなUI要素です。一定の間隔で自動的にスライドが切り替わる場合もあります。
主に注目を引き付けるために使われます。トップページのメインビジュアルなどで使用されます。
・公式SNSリンク
ウェブサイトから公式のSNSプロフィールへのリンクです。
一般的なリンク先は、Facebook、X、InstagramなどのSNSメディアプラットフォームです。ヘッダーやフッター、サイドバーに設置されることが多く、SNSとの連携を図れます。
・お問い合わせフォーム
ウェブサイト訪問者がメッセージや質問を送信するためのフォームです。
一般的には、名前、メールアドレス、メッセージの入力フィールドが含まれます。顧客対応の窓口としての役割があります。
・モーダルウィンドウ
クリックまたはタップによって画面上に表示される、ポップアップ画面のような小さなウィンドウです。通常は、コンテキスト内の追加情報やアクションを提供します。お問い合わせフォームやプライバシーポリシーの表示などに使用されることがあります。
・タブ/アコーディオン
ウェブページ内でコンテンツを整理するためのUIパターンです。
タブは複数のセクションを分け、各セクションを切り替えることができます。アコーディオンは、コンテンツを展開したり折りたたんだりすることで、スペースを節約します。FAQ、ニュース記事、商品の詳細情報など、階層化された情報の表示に適しています。
まとめ
ホームページのパーツは、ウェブサイトの骨組みを形作る重要な要素です。
適切なパーツを選び、うまく配置することで、ユーザーにとって快適な閲覧環境を実現できます。
ホームページづくりは、試行錯誤を重ねながら、少しずつ改善していくことが大切です。
ユーザーの反応を注意深く見守り、改善点を見つけながら、
よりよいホームページを目指していきましょう。
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