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事業を起こすと決めた日。

事業を起こすと言っても様々だが、私は「社会起業」をしたいという思いに至った。つい5分前くらいに(笑)。

忘れちゃう前にこの思いを書いておこうと思う。

社会起業とは

経済産業省は以下の3つを定義としてあげている。

①社会性を持ったビジネスであること:現代社会における、貧困、教育、地方の活性化、少子高齢化、子育て、介護、環境などの様々な問題や課題を解決するための活動を行っていることを求める。
②同時に「利益を追求する」事業であること:社会性を持つ理念があるだけではなく、その活動が続けられるように利益を出していくことを求められる。
③新しいスタイルのビジネスとして「革新性」があること:今までのビジネスのスタイルで行っていても、課題や問題が解決できるわけではない。新しいシステムを作り出す、新しいスタイルを生み出す、など革新的な方法が求められる。

<https://www.glocaltimes.jp/6591>

この3つを満たしていれば、NGO、NPO、株式会社に関わらず、「社会起業」というくくりになる。

特別なスキルや学歴は必要なく、誰でもなれる職業でもある。社会に対するなんらかの問題意識と情熱さえあれば良いというなんと素晴らしい職業であろうか。

しかし、日本ではあまり認知度はなく、数少ない名門大学でノウハウを学ぶことも1つのやり方であるという。学校に通うのもいいと思ったが、まずは事業を起こしつつ学んでいこうかと考えている。

スポーツを通した人材育成 「スポーツ×教育」

社会起業を知ったとき、「これだ!!」とピンときた。スポーツを通して人材育成をし、教育問題を解決したいと思っていたから。

部活動やスポーツを通して、スポーツの楽しさと共に「スポーツ×〇〇」の人材を作り社会に貢献したい。スポーツは他にはない価値をたくさん持っているし、何よりも没頭できる点が素晴らしいからだ。

しかし、スポーツを勝ち負けだけのものと捉えてたり、スポーツだけをして将来を考える機会が失われていたり、スポーツが学生の生き方を邪魔しているようにも思える。これは決してスポーツがいけないというわけではなく、部活動や体育といった教育環境が原因であると考える。

この考えに至った経緯は今は省略するが、自分にはスポーツ以外のスキルがないからこそ、自分のような学生を減らしたいという思いが強いのは確かである。

スキルがなくてもとりあえずやる

勿論、人より抜きんでているスキルがあったほうがいい。しかし、経営学を学んでいるわけでもないし、学生であるから現場経験もないため、スキルはほぼ”0”に近いと思う。それに何が必要なのかもわかっていない。

それなら、まずは事業を起こしてみて必要なスキルがわかったら、平行して学んだほうがいいのではないか。考えて、悩んでなにもしないよりも、なにかやって失敗する方がマシである。

自分なりのスキルをつけるーセミナーを開くー

そうはいってもスキルはあったほうがいいから、スポーツ、体育、部活分野で勉強会を開こうかと思う。講義やセミナーで成長するのは、視聴者よりも話者らしい。

そこそこ得意なものを見つけ、それを話すことで自分の理解度を把握できる。また、話すための資料作成にあたって調べることで知識の蓄積に繋がるし、他者からフィードバックをもらえる。

セミナーは知らない人に向けてではなく、最初のうちは友人や学校の同級生にしたら、ハードルが低くやりやすいのかもしれない。

先日、スポーツ学生に向けたキャリア支援のラジオを主催したが、これと関連付けてやっていこうかと思う。

ソフトスキルで勝負ースポーツ学生限定の部活動相談・進路相談ー

ビジネスの知識ではなく(知らないから)、なぜそういう考え方をするかや選択をするかといった、ソフトスキルを伸ばすのもいい。

初対面だから言いやすいこともあるだろうし、部活の悩みは部員には言いにくいことが多い。

また、高校生に向けては、なぜその大学を選ぶのかという「大学がゴールではない」というのを前提に、気づきを与える機会を提供したい。これは、大学1,2年生にも有効だと考えていて、大学に来た意味、なにをしたいか、4年間でどうなりたいかを考えるきっかけにもなる。

自分にないものは他人にヘルプするー同業者を募集するー

起業したり、上記の相談に乗ったりする上で、全て自分でやることは不可能である。身に付けようとしても自分のキャパに合わないのは、承知している。

ヘルプばかりしていては、ただの図々しいやつなので、雑用であったり自分にもできることをして、win-winの関係を保たないといけない。

そこで同業者を2,3人募集して、この事業を一緒に大きくしていきたい。

意思決定する機会を増やすために起業

高校へ行き、塾に行って、大学に行くという今までは、レールに敷かれた22年間を生きてきたかのように思う。しかし、大学にくると(就活がそうだが)自由なことが多く、意思決定の重要性に気づかされる。

誰かに「それでいいよ」と許可を求めているようでは、何も自分のためにならず成長しない。これは、大学外、社会でも同じことであるし、一掃意思決定の場がこの先増えていく。

誰かのもとで働くのではなく、自分で作り上げたい、自由に働き続けたいと考えているなら尚更、事業を起こして意思決定する場を自ら増やしたい。

好きなことを仕事にするために起業

実際そんなに社会は甘くない、と言われがちだけど、わたしはどうしてもこれを実現させたい。社会で通用するかどうかは自分の目で判断する。

個人のビジョンと会社のビジョンは異なるし、自分を周りに合わせるほど損することはない。起業すれば、自分のタイミングで好きなことをやれる(この考え自体が甘いのかも)し、社会問題解決にもつながる。

現時点で考えている事業アイデア

①学生・新入生向けのラジオ(実行中):将来を考える場の提供、話す側は誰でも参加できる、今やっていること・考えていることを同年代の人に話したり聞くことで刺激を受ける

②部活動相談サービス:部活動の悩みを聞く場の提供、話を聞く側を複数人募集してプロフィールを掲載し、自由に訪問したりSNSで気軽に相談できるサービスをつくる

③やりたいこと語る場サービス:いくつかグループを作成し、考えややりたいことが似ている者同士で話すことで、自分の考えを深める場を提供。オフライン、オンラインどちらでもよいが、オープンスペースを利用して誰でも立ち寄れる場を作るのもいい。

ターゲットは全てスポーツ学生(それを目指している高校生)である。

最後に

事業を起こしたい理由は、「自分で0からやるのってなんか楽しそう」という好奇心が8割。

ここからは、なぜやりたいのかをもっと詰めていく必要がある。

とりあえずこれほどやりたいわけだから、まずは同業者を募集することから始めようと思う。

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