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質屋に長蛇の列ができているのは何故なのか?@キングダム社長のブログ


新型コロナウィルスの影響で

質屋を活用した資金調達の需要があるという。


東南アジアでの質屋利用は当たり前?

タイでは、金の価格高騰を受け、

所有している金を売却して

得た現金を生活費に工面しようと多くの人が訪れているようだ。


質店では、テレビやレンジなど日用品を多く持ち込まれ

通常よりも1割ほど伸びているとの事。


タイ国内の世帯では貯蓄額がひと月にも満たないとのことで

資金をつくる選択肢として、質屋を利用しているようだ。



庶民金融として、地域での役割。


質屋では、金製品以外にも宝石や携帯電話などの

手持ちのモノを利用して、融資を受けられる。


特に東南アジアでは、

庶民金融として質店が銀行を上回る人気のようだ。


現状での質屋の役割を、改めて考えてみる。


日本の質屋でも同様、

金製品やもちろん、コレクションしているブランドの時計や

宝石、美術品など所有している資産を

担保に一時的に借り入れを行い、融資をするのが質屋の役目だ。


要するに、「モノの銀行」とも言える。


このコロナでの状況下、

事業者、自営業の方からの依頼が増えている。


資金調達をするのに、

もちろん銀行や公庫での借り入れももちろんだが、

着金までに時間がかかる。

そこで、早急に即現金を必要とする場合の選択肢のひとつに

質屋が「助け舟」となる。


質屋は、社会の役に立っているのか?


質屋のサービスでは、モノを担保にして融資する。

それは言い換えると、

資金に困っている方への金融、お金を貸す役割でもある。

この商売は、人によって解釈が異なる。


人の不幸を利用した商売だよね」

何気なくいわれたことがあるが、

個人的に、これがずっと引っかかっていた。


「地域社会に対して、本質的に、役に立っているのか?」

自身に問う場面が多くあった。


ただし少なからず、この商売が存在することで

生活が成り立っている方もいる。

実際には、お客様からとても感謝されることもある。


「目の前の資金繰りに困っていて、これでどうにかなる。

本当に助かった」と。


商売、ビジネスというのは、

社会での問題、人の課題を解決するためであると思う。


質屋のイメージとして、

なかなか日の光があたりにくい商売ではあるが、

自信をもって、一つの社会貢献事業として取り組むこと。

地域のお客様からの感謝、笑顔を多く作ること。


人々の暮らしに、少しでも光を与えられるように

支えられるように、

この生業に、自信をもつ。


働く仲間と共に取り組み、

「地域で欠かせない存在」になれるように。



http://www.kondou78.com/recruit/




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