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高校中退、引きこもりから東工大へ

はじめまして。kです。人生に絶望している中高生やその保護者の方に向けていくらか自分語りをしようと思います。

<小学校6年生> 
僕はここまでの人生で社交的とはいえずとも、そこまで人間関係に困った事は有りませんでした。異変が起きたのは11月頃でしょうか。
周りの視線が怖くなり、上手くコミュニケーションが取れなくまりました。
当時僕は「あー。これが思春期ってやつか」と大して気にしていませんでした。

<中学生> 
「やはり何かがおかしいのでは?」と思うようになりました。
いくらか事例を挙げていきたいと思います。(以下での大量とは真夏に運動をした程度)

・電車に乗るのが怖い。人が多いからか、それとも電車の音が心臓に響くからか、それとも密閉空間だからか。高確率で冷や汗。それも大量に。
・美容室や床屋に行くのが怖い これは一定数の人は感じていると思います
これも高確率で大量に冷や汗。行く1時間前から緊張。
・授業や集会が苦手 自分の席が後ろや端でないと大量に脇汗をかく。
よくシャツを二重にして着ていました。
・歌や演奏が苦手 合唱コンクールの練習時や本番は足が震えながら歌っていました。これも高確率で大量に冷や汗。カラオケの時も同様。フラフラしました。そして太鼓部の演奏を聴いていると、心臓に振動が伝わるからか、大量に冷や汗。
・仲の良い友達が苦手? 会話をすると脇汗が出る。朝、その日初めて会う時緊張する。これは思春期だからかな?
他にも挙げればきりがないので、ここら辺にしておきます。

部活はソフトテニス部に所属していました。部活とゲーム(マイクラとかやってました)三昧の日々。勉強など全くしていなかったので、成績はとても悪かったです。通知表には1から3の数字しか有りませんでした。(最高評価は5、最低は1の五段階評価です。)高校進学は普通には無理なので、どうしようかと悩んだ末、ソフトテニスで進学しようと考えました。

どうせなら強豪校に進もうと思い、地方の強豪校に進学を決めました。
自分は決してソフトテニスが上手ではありませんでした。都大会に出場出来た程度の実力です。その高校の顧問の先生は僕のやる気を買ってくれたのか、奇跡的に入学出来ました。本当に感謝しています。

<高校生> 
そこに集まった僕の同期の人たちはとても強い人ばかりでした。全国大会経験者や優勝した人までが全国から集まってきました。
実力不足を感じない日はなかったです。ですが友達には恵まれました。
多分一番弱かったので、親しみやすかったのかな。良かったです。

最初は周りに追いつこうと必死になって練習しました。しかし、僕の性格上
それは大変でした。何故ならば、周りを過度に気にし過ぎているからです。
『雑魚が練習しても無駄じゃね?』『俺らが練習した方が、学校のためじゃね?』そんなことを言われているような気がしました。実際、そんなことを
言われたこともあります。

「周りを見返してやる!」と思って頑張りましたが、練習に参加できず、ボール拾いで練習が終わることも多々ありました。なので日に日に腐っていきました。学校や練習をサボることも増えていきました。このままここにいても仕方がないと思い、高校2年の6月頃に退学しました。

<退学後> 
大学受験をすることにしました。まず高校卒業程度認定試験(高卒認定)に合格しないといけません。ここまで読んでくださった人は、
僕が大手の塾は向いていないと思うでしょう。なので親の知人の紹介の元、
「嚮心塾」という個人塾に通うことにしました。

その塾のホームページに僕の合格体験記が掲載されているので興味があれば
覗いてみてほしいです。
▼嚮心塾はこちら

その塾でどのように勉強したかはそこに大方書きましたが、一言でまとめると「基礎の徹底」です。 今書いているこの文章は、不登校の方や中退をしている方に向けたものなので、塾や勉強の詳細は省きます。

高校3年生の年齢の頃、僕は半年程引きこもっていました。主な理由は
・中学、高校時代の友達への劣等感
・勉強の遅れに対する焦り
・上述のような心理的な問題及びストレス
だと思います。

この時期はとにかく一人になりたかった。何も考えたくなかった。挙げ句の果てには自殺が頭をよぎることもありました。実際に少しだけ試しに首を絞めつけてみました。2秒でギブアップ。想像よりはるかに辛かったです。
そして僕は「自分には自分の意思で死ぬ事さえ出来ないのか」と感じました。しかしこの経験はとても良かったです。この時の僕には、「人生生きてればいいことあるさ!」とか「遺族の迷惑を考えなさい!」のような、
ありきたりの綺麗事は何も心に響かなかった。

「死ぬ事ができないなら仕方がない、生きるか。」「生きるという選択肢は消去法で導かれてもいいじゃないか。」「そしてどうせ生きるなら人生謳歌してみせようじゃないか。」なんて考えるようになりました。
そこから徐々に受験勉強に復帰し始めました。そして時は流れ東工大に合格する事ができました。

<そして現在> 
今は心理的な問題は大方解決していると思います。これは自分の個性として受け止められるようになりました。

そして自分に自信が付きました。
そこで過去の経験を振り返って思うことは色々あります。
その中でも強く思うのは、「引きこもり最高!!!」ですね。

引きこもりが僕を変えてくれた要因の一つですね。引きこもりは全く悪いことでは無いです。問題なのは、そこで自暴自棄になってしまうことだと思います。ポジティブに、明るく楽しく引きこもりましょう!
今、過去の僕と同じように露頭に迷っていたり、人生に絶望してる人に伝えたいことは、「生きよう!」これだけです。これだけで十分過ぎる程です。

ここからは宣伝みたいになるので読み飛ばして頂いて結構です。
僕は過去の経験をもとに、家庭教師をしようと思っています。
英語・数学・物理・化学を教えられます。基礎レベルからハイレベルまで教えられると思います。

他にも人生相談もさせてもらいたいです。ですが僕は所詮大学生。まだ20年しか生きて無いです。僕よりも経験豊富で、同様な経験をした方は沢山います。なので僕に出来る事は、解決で無く、寄り添って一緒に悩むことになるかもしれませんが、微力ながらお役に立てると思います。

興味のある方は kenxyz0120@gmail.com   までご連絡ください。


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