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【8日目】アンナプルナサーキット(ネパールでヒマラヤトレッキング)

現在2週間のアンナプルナ山脈一周(通称アンナプルナサーキット)のトレッキング中です。


■予定
今日は、Manang(3540m)から、Yak Kharka(4050m)まで移動する。
後述するが、ランチ休憩はなく、目的地に着いてからランチらしい。

■日記
【5:00】
起床。途中、咳で1回だけ目覚めるが、あのハチミツ薬を舐めて、それ以降はぐっすり眠れた。
ただ、昨日シヴァさんに貰った抗生物質の副作用で水便が出るため、何度か起きてトイレに。

気温は低いが無風な為、外で朝日に照らされる山々をみてボーっと歯を磨く。

【6:45】
朝食。私はフレンチトーストで妻はブレックファーストセット。

【7:10】
出発!みんなで写真撮影。(アレックスが写っていないが)

今日からまたマレーシアンたちと共に行動する。
マレーシアンのガイドとポーターの荷物持ちグッズが進化してた。
私もこの頭で持てるグッズが欲しい。

試してみたが、やはり楽だった。

【7:15】
すぐにチェックポイント。

5分ほど待って再スタート
昨日の散歩のときとは、見違えるように身体が動く。
高度順応の大切さを思い知った。

【7:30】
最初から坂道を登る

手が痺れるが、これは高山病薬ダイアモックスの副作用らしい。効いてる証拠。

【7:40】
地元民が馬で上り坂を駆け上がる。
リタイヤ時や緊急搬送時は馬で搬送される。

移動手段としても雇えるらしく、マレーシアンのエリックは使う気満々だった笑

【7:55】
登りゾーンが続くが、息もあがらず、良い調子。

マレーシアンたちは、後ろの方ですでに見えなくなった。
長い階段ゾーンも。

登り上がるとビリチョーピークがくっきりと見える。

あの山なら尾根を歩けば登れそうな気がする(舐めてる)

【8:30】
手元の高度計で、富士山越えの3,777mに!

ここからは、はじめての領域。

【8:45】
数件の宿だけある村?に到着。

手元の高度計では3880mに。
1時間30分で400m近く高度を上げた。

この入り口で燃やしているのは、ドープというらしい。
客が入るようにお祈りするものだという。
今日泊まった宿でも朝燃やしてたなー。
今日はこの宿で、コーラを買って休憩することに(1本250円)

宿主と宿の屋上でパシャリ。

そしてここで朗報!
今の登りで1番辛い箇所はもう終わり、これから1時間半くらいで今日は終わりらしい。
ランチと宿泊場所は一緒らしい笑

こういう情報を後出ししてくれるのは、ガイドのシヴァさんも私の性格をわかってきた。
最初から「最初が辛いよ」とか言われてたら、構えてしまい辛いと思って登ってしまっう。

【8:55】
10分ほどコーラを飲みながら休憩し、再出発。

【9:15】
雲も風も無い最高の天候

明後日のトロンパス越えの時もこんな天候であれば良いが

【9:25】
今日最初で最後の吊り橋
川を渡る前にお祈りするシヴァさん

【9:30】
荷物を置いて1分休憩。咳が出始めたのでハチミツ薬を少し垂らす。

【9:35】
チュル(約6,500m)という山。
結構登る人が多い山らしい。

そんなこと言われると登ってみたい欲が。

【9:50】
またまた小休憩。5分ほど景色を眺める。

標高が高いのと、早く到着してもやることないからと、今日は荷物を置いての小休憩が多め。

【10:00】
写真では分かりづらいが、今日の最終ゴール地を捉えた。
画像中央やや下に写る建物が今日の目的地、Yak Kharka(4050m)だ。

あれ今いるところの方が高い場所にいる?
今日の情報はテンションUP要素ばかり。
やばい、うんこ漏れそう。

【10:10】
またまた、小休憩。あと30分ちょっとらしい。ちかい笑
ここには、馬とポーターを雇える場所がある。

【10:30】
村の入口に到着!

と思ったら、速攻で宿着いた笑

なんと3時間10分で到着。
早い人でも大体4時間くらいがコースタイムとのことだが本当かシヴァさん。

今日は自分でも驚くほど体が軽く、疲れないし何なら息もあがらなかった。
体調がいいとこんなにも快適に登れるのか。

妻はだいぶ疲れていた。妻よ、このペースに付き合わせてしまいすまぬ。笑

わたしは次の1時間ほど行ったところのLetdar(4,200m)まで進みたいと、ガイドのシヴァさんに言うも、マレーシアン達や高山病予防のためにここに一泊しとこうと。

【11:00】
洗濯。
まだこの時間だし、日当たりも最高。

今日中には全て乾きそうだ。

今日から数日間はノンシャワー。足と髪の毛だけをキンキンに冷えた水で洗う。

今日と明日の村にはWiFiがないとのことで、当分はネットに繋げそうになさそうだ。

【11:40】
マレーシアン組も到着。
出発から4時間30分。意外と早い到着でみんなでビックリ。
が、エリックはかなり疲れた様子。
もっとゆっくり登ってくれば良いのに。

【11:50】
昼ご飯を注文し、待っている間ネパーリたちが、ダイニングにあったボードゲームで遊びだした。

おはじきとビリヤードを混ぜたような遊び。
ネパールではメジャーらしい。白い粉は小麦粉で、滑りやすくしている。

その横でマレーシアンのエリックはバタンキュー。

ちなみにエリックは52歳のYouTuber
アレックスは33歳のメガネメーカーで働く

【12:30】
ランチ。私はトーストと目玉焼きチーズトッピングで妻はヤク肉チーズバーガー。

【13:30】
食後は付近を軽く散歩。このトレッキングで初の野生の鹿に出会った。
この写真に5匹ほどの鹿が隠れている。

【13:45】
太陽が出ている間、じっと外で座って景色を眺める。

【14:00】
私は部屋に、妻はダイニングに。お互いそれぞれの場所でうたた寝。

【15:00】
妻が部屋に来る。寝ないように会話を頑張るも、また寝落ち。

【16:30】
昼寝タブーなのに、結構寝てしまった笑
幸いにも頭痛はない。
頭痛が出ない昼寝=低酸素活動=高所順応とは、ならないのか。

【17:00】
寝てたのを悟られぬよう、目を覚ましてダイニングに戻ると、暖炉がついて暖かかった。

シヴァさんに「何してた?」と聞かれ、正直にガッツリ寝てたと申告。
「頭痛はない?本当はガッツリ寝るだめだけど、後で外でストレッチね」と。

一旦ダイニングでまったり。私はこの日記を仕上げる。が、今日は小休憩の度に細かく書いてたので、めっちゃ楽。

なのに、今日公開できないなんて、、、

【18:30】
夕食を注文して、軽く外に出て散歩と、一瞬のラジオ体操でストレッチ。

【19:00】
夕食。ヤクカレーとモモを2人でシェア。

が、またしても私は全く食べれず、ガイド達にモモをおすそ分け。
体調による食欲不振というか、今日3時間しか運動してないのに3食ガッツリ食べるほど腹が減らないと言うのと、抗生物質の副作用でお腹が気持ち悪く食欲が全く湧かない。

【20:00】
ダイニングでマレーシアンのアレックスと、談笑する。
近々、日本に来ると言う。メガネ業界で働いているので、日本のメガネメーカーを勉強したいと、何とも勉強熱心な人だ。

【20:30】
就寝。ネットがないとすぐ寝れる。
妻も昼寝したから寝れるかなと不安がっていたがすぐ爆睡。
まぁいつものこと。

おやすみなさい。

■明日の予定
明日は標高を400m上げ、Thorang Phedi(4450m)へ。
コースタイムは3時間...そして明日の村でもWiFiはない...

暇決定。

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