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#37 【強迫性障害】「迫られる」残酷さと、影に潜む完璧主義の存在。


🍀本日の気づきテーマ🍀


【強迫性障害がもたらす迫られる残酷さと、影に潜む完璧主義の存在】

🔶全体🔶


🔹迫られているという実感。
「絶え間なく何かに迫られている・・・?」

🔹強迫性障害の影にあるのは往々にして完璧主義か。
「自分が自分自身の行動を信用できていない・・・」

🔹自分の誤った安心感を求めるあまり無意味な行動を積み重ねる。
「その完璧がそもそも歪んでいる・・・」

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本日もお疲れ様です、りあけんです!

本日は強迫性障害(OCD)にフォーカスし、考えていきたいと思います。

誰でも恐怖や不安はあるものですよね。
それが度を越して感じてしまう強迫症状。

常に「迫られる感覚」に苛まれている状態にあるということに気づくだけでも、
自分を奮い立たせるきっかけになったりします。

今日は強迫症状がいかに人生に悪影響を及ぼしているか、
考えていけたらと思います!


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僕が悩まされてきた「歪み」の中で最も根深いものはおそらく強迫症状です。
いわゆる強迫性障害(OCD)。

つくづく思うのは、
文字通り常に何かに迫られている感覚があるということですね。

身体を休めるはずの休日でも、結局何かに迫られている。

当事者にとってこれはもはや日常的な感覚に成り果てているので、
どれだけ異常か実感しにくいものはありますが、
これは相当異常なことのようです。

身体を休める睡眠、休暇中の温泉、旅行、趣味の時間。

どんな時でも絶え間なく沸き起こる、それが強迫観念ですよね。

自分の脳内で間違った信号が生成されている、
そうなると場面関係なく出現してしまうんですよね。

この「何かに迫られている感覚」という非日常を日常にしてしまっている、
これはいざ気づいてみると、とても怖いことだなと感じます。

神経症ではない人が見ている景色、感じていること注意を向けていること考えていること、おそらく世界が違うのかもと思うと、込み上げてくるものがありますよね・・・。



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完璧主義という少々紛らわしい言葉がありますが、
これは人生を狂わせる歪みと言って差し支えないでしょう。
完璧からは程遠いのが完璧主義ですよね

そして強迫性障害、強迫観念で悩んでいる人は、もしかしたらほとんどが完璧主義なのではないかと感じています。

自分自身完璧主義に悩まされ闘っています。

そんな中OCDの方は往々にして完璧主義なのではないかと最近思うのです。

なぜなら、「不確実」に耐えられず、自分の無意識下での行動に納得できないでいるように思うからです。

自分自身の行動を信用していないとも言えますね。

僕たちも生まれてきた時から強迫観念に囚われていたわけではないですよね。

思い返してみれば幼い頃は、小さなことは気にもせず、走り回っていましたよね。

人間の脳はスーパーコンピューターのようなもので、
その自動運動だけで人間らしく生きれる。

それに意識的に手を加えてしまって、動作不良を起こしている、そんな気がします。

良かれと思って自分なりの「安心」を得るために確認したり気にしたりするのでしょう。

自分の行為に自信が持てず、完璧を求めるあまり、何もできなくなっていることに気づけなくなる。
自分が求める完璧がそもそも歪んでいることに気づかずに。


自分で自分を追い込んでいるということになる。

必要以上のことを必要ないのに自分の誤った安心感を求めるあまりしてしまっている

本当は「楽ができること」を「楽をしない」ことで
自ら人生をハードモードにしている。
(なのに無意味な行動が大半なため、結果「何もできていない」、ということがしばしば起きてしまう)

結果日々の活力に影響し、パフォーマンスが下がってしまう

強迫性障害を取り巻く闇の連鎖の波及は、想像以上に危険が潜んでいそうです。


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🪽気づきまとめ🪽


本日は以上になります。
いかがだったでしょうか。



本日のハイライトを簡単にまとめると、

🔷絶え間なく不安に駆り立てられ常に何かに迫られている。
 そのことが当たり前になってしまうという異常事態に気づく必要がある。

🔷OCDの影には完璧主義が潜んでいるかもしれない。

🔷無意識下での自分の行動や判断に自信が持てず、無意味に行動を拗らせてしまう。

🔷完璧を求めるあまり無意味な行動を積み重ね、結果完璧から程遠い状態を作り出す。
 (自分が求める完璧がそもそも歪んでいる可能性)

🔷必要以上のことを必要ないのに自分の誤った安心感を求めるあまりしてしまっている。

でした!



強迫性障害、そして完璧主義との関連。

これは一言で言うと、「もったいないことをしている」とも言えるのではないでしょうか。

自らわざわざ時間と労力をかけて人生をハードモード」にしているのですから。

馬鹿馬鹿しいと思っている、でもやめれない。

それほど安心感を求める衝動は強いということですよね。

不確実に耐えられないし、不合理と分かっていてもその欲求に抗えない

そしてその欲求がむしろ必要だとさえ錯覚してしまう。

その結果パフォーマンスが著しく低下しているとも気づけずに。

これはなんとしても手を打つべき案件というのは言うまでもないということですね。



気づいたり発見したり感じたり、それが明日の何かにつながると思っています。

今日の内容が何かにつながれば幸いです!




それでは今日はこの辺で終わりたいと思います。

本日も読んでいただきありがとうございました!

皆様の人生により良い気づきがたくさんありますように。

それではまた★

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