他人のクソデカ感情による轢き逃げ事故に巻き込まれた話
長い付き合いだったひとの別アカウントを見つけたら、そのひとから「模倣してしまった、ごめんなさい」と謝罪された。
経緯と自分の感情を整理するために書いた。この轢き逃げ事故のあった日から2日に渡って書き続けて、下書き保存のまま残してあった。自分の中で思考の片付けが終わったので、公開しようと思う。
経緯
◆2021年夏頃
・自分は定時で帰りたい会社員(略称:定時)という名前を使って、REALITYというライブ配信アプリで1年以上配信していた。
・1年近く出席率8割程度で遊びに来てくれていたAさん(略称:A)が、初夏頃からあまり来なくなった。出席率は1〜3割程度になった。
・オタク文化や配信文化によくある「嫁」「マイワイフ」等と呼ぶ文化が、定時の配信にもあった。
・Aもその文化に染まったのかノリが良かったのか、よく定時を「私の嫁」等と呼んでいた。
・あまり顔を見せなくなった当時、Aは会社を辞めて転職するなどしていた。
・配信中に遊びに来てくれたリスナーさんたちと「最近Aさん生きてるかな」「お仕事忙しいのかも」「定時さんと同じようなブラック企業勤めになってしまったのだろうか」と言った話をしていた。A本人に配信で伝えることもあった。
・当時定時は残業が多すぎるために、配信のやり方を変えて、暫く経った頃だった。
・9割は酒を飲みながらサビ残をする作業配信だった。元々メインにしていた仕事をしない飲酒雑談配信は1割程度になっていた。
・人が離れていく感覚はあったが、祈ったからといって仕事が減るわけではないので、諦めていた。
・Aのみではなくすべての顔を見せなくなった人々に対して、「仕方ないよな」という気持ちを抱いていた。
・「こんな残業配信ばかりで、リスナーさんたちを楽しませる精神に欠けているから仕方ない」と、配信に来ているリスナーさんたちに直接伝えるというネタを常用していた。
◆2021年7月上旬
・AからBさん(常連リスナー、略称:B)に対して、相談があったとのこと。当時の定時は知らなかった。内容としては以下の通り。
・上記はあとから聞いた話だが、以前から対抗心のようなものがあることはAのコメントから感じていた。夏頃からはとくに「来るたびにマウント取ってくるようになったな」と感じていた。新しい仕事で疲れているのかな、とも思っていた。
・REALITYは現在配信を見ているひとが誰かわからない。一度入室してしまえば、一度離脱して戻ってきてもわからない。もちろん離脱していると見せかけて聞き続けることもできることは知っている。退出しきるまでにラグがあり、配信者の声が聞こえる時間があることも知っている。
・来なくなったりマウントを取ろうとすることが、謎の対抗心らしきもののせいなのか、心配していた仕事の忙しさのせいなのか、「Aさんは定時に飽きてしまったのだろうか」と言うことでどちらなのかはっきりするだろうと思ったので意図的に言った。後者なら「飽きてないけどまじで仕事が忙しくて」で終わる。これは定時の性格が悪い。
・②の卑屈な気分を抱えながら配信に顔を見せにきてくれていたなんて、「それはめちゃめちゃドMの所業やないか」と定時は今思っている。自分自身を大事にして定時を即ブロしてくれ。
・AとBの相談の最後に「気持ちをまとめてメールにして、定時に伝えようと思う」という話があったが、とくにそういったメールは来なかった。
◆2021年7月下旬
・Aが別のアカウントを作って転生した。A'とする。
・A'は7/28にTwitterを開始し、7/29に定時の語尾の模倣を始めた。全ての語尾をそうしているわけではない。
・そもそも定時自身、仕事に関して話をする機会が多く、身バレを防ぐために大手Vtuberの声真似をして配信していた。語尾はその名残だった。
・語尾のほかにも、定時がフリー素材を使ってコラ画像を作成したタイミングで同じ素材を利用していたり、配信者向け検索サイトに登録した翌々日に同じ検索サイトに登録したり、noteのアカウントを作成したり、といった様子だった。日付までは確認していないが、必要であればまとめたい。
・しかし、同じような配信者界隈にいるから、別のユーザーからRTで回ってきたものにたまたま2人とも同じタイミングで反応しただけかもしれない。
・たとえAが定時をフォローしていなくても、同じタイミングでA'のアカウントに同じツイートが回ってくることはあるだろう。
・あるいは、定時のTwitterを参考にして、A'のアカウントで同じことをやろう、とした可能性もある。これはA本人にしかわからない。
◆2021年8月中旬
・少し前に同じオンラインマルチプレイゲームを始めたAが、マルチプレイできるレベルになったと呟いたので、A'の存在すら知らない自分は、呑気にそのゲームの女子会の日程調整係をするなどしていた。
・Aと自分と共通の知人2名で、オンラインゲーム女子会をした。何も知らなかったので、自分は楽しかった。苦痛を与えていたらAに申し訳ない。
◆2021年10月上旬
・Aはその後も配信に遊びにきていた。自分の配信頻度が落ちていたこともあり、6〜8割くらいの確率で来てくれていた。
・その日もAはやってきて、オンラインゲームのキャラクターの絵をうまく描けたから見てほしい、とコメント欄の流れを汲まずにコメントしてきた。
・TwitterのDM通知が来たので確認したところ、REALITY内のお絵描きアプリで描いたイラストだった。
・A'のアカウントでの配信や、新しいお仕事で忙しくしていたAは、Aとしては殆ど配信していなかった。
・絵の感想を言いつつ、「今日配信していたんだ、見逃してしまった」とAに伝えた。
・Aが「実は別アカウントがある」と言ったので、本人に伝えて配信中に検索を始めた。だが「もう少しその別アカウントを育ててから伝えたいから、検索しないでほしい」「いつか必ず言うから」という返信がAからきた。
・そのコメントが届くまでのあいだに、2つのアカウントのどちらかがAの別アカウントだろうなと目星をつけてしまっていた。
・1つは全く他人のアカウントだったが、もう1つはA'のアカウントだった。
・見つけてしまったことは言わなかった。なぜそこまで見てほしくないのかわからず、違和感があったからだ。
・ただ、ぱっと目にしたときに「同じ語尾だな?」と認識して、なんとなく言いにくい背景を察した。しかし上述の通り、自分も模倣をしているので、そこまで気にならなかった。
◆その日の夜~翌日
・A'の750件のツイートにすべて目を通した。A'のyoutubeも飛ばし飛ばし見た。
・前の日にAからDMに届いたイラストがA'のアカウントにもアップされた。しかしA'の歌動画を既に聞いていたため、それ以前に既に特定できてしまっていた。
・昼休みに母親に電話をして相談した。頑なに別アカウントの存在を知られないようにしたいようだが、なぜかわからないという話をした。定時はREALITYのアカウントが親バレしていて、時々母親が配信にやってくる。
・母親が、急に静かになったかと思ったら、急にREALITYのA'のアカウントをフォローした。本人から言われるまでこっそり眺めていようと思っていたため正直焦ったが、母親は以前定時のアカウントを知らぬ間に特定しており、Aもそれを知っているので、同様の探索能力を発揮したことにしてしまえば問題ないと思った。
・母親はA'を特定しているが、定時は何も知らないということにして、A'が何を言うのか、なぜ頑なに別アカウントを知られたくなかったのか、聞いてみたいと思った。
・その日の夜、Aは以下のツイートをしていた。
・定時がアカウントを特定しなかった(本当はしているけれど)ことは、「セーフ」と思うようなことなんだな、と思った。
・同じタイミングでAからDMがきていた。
・これについては残業がやばすぎたので、見なかったことにした。
・模倣についてはどうでもよかった。ただし、手近なところで済ませようとしすぎだろと呆れた。この時点で定時は②のクソデカ感情を知らないためだ。
・しかし自分自身が「ばれなかったらセーフ」「ばれたら怯えて怖い」と思うなら、最初からしなければ良いのでは?と思った。にも関わらずなぜそういうことをしたのか聞いてみたいと思った。
◆翌々日の夜
・いつもどおり残業するだけの配信を開いた。昨晩のAからのDMには返信していなかった。
・Aはやってきた。残業しまくっている状況にも関わらず、しばらくしてから、コラボ(配信枠にあがって、自らも話すことができるREALITYの機能)をしたいと言い出した。
・コラボでは当初の予定通り、「母親はA'を特定しているが、定時は特定していることすら知らない」というていで話をすることにした。
・コラボにはA'のアカウントで上がってきた。A'の配信に通って、A'のツイートをよくRTしていたひともやってきた。
・開始早々、泣きそうな声で「ごめんなさい」「すみません」のオンパレードだった。何に謝っているのかわからないと伝えて、説明してもらった。
・A'からは「語尾の模倣をしていた」と言われた。敬語は硬い印象があるし、もっとリスナーと近づいた距離でいたいと思って、始めてしまったと言っていた。
・模倣を始めた時期についても知っているうえで本人から言ってもらった。「やめようと思いながら、2ヶ月間続けていたんだね」と伝えた。
・でも母親がフォローしてからのA'のツイートは、すべて体言止めだったことを定時は知っていた。
・「A'はばれてるかもしれないという疑念を抱くまでは、やめようとすら思わなかったのではないか」と思うが、それは本人の心の問題なので、定時の印象にすぎない。
・「いけないことだとわかっていた。きちんと文章にまとめて、伝えなければならないと思っていた。こんなに早くその日が来るとは思っていなかった」とA'は言った。
・でも結局、2ヶ月のあいだそれが実現されることはなく、定時の母親がフォローしてきて、怯えて、だから伝えてきただけだ。謝罪は保身でしかない。
・模倣したことは本当にどうでもよかった。「ばれてないうちはセーフ」と思うようなことをこそこそ隠れてやって、ばれたら謝ればいいやと思っていることに怒っていた。
・これまで表向きだけでも仲良くしてくれたのは、本当に友人だと思っていたからなのか、そうではない別の何かなのか、聞きたかった。
・なぜそういうことをしたのか尋ねても、「敬語が硬いと思ったからなんとなく」以外の理由は答えてくれなかった。私が聞きたいことはそれではない。②の感情を抱いている相手に対して、なぜなんとなくそうしてしまったのか、その理由を聞きたかった。
・きっと自分の中でもきちんと言語化して向き合えていないのだろうと思い、我慢した。胸に手を当てて考えてほしいと伝えた。
・「A'のアカウントは知らないけれど、やるべきではなかったと思っているならやめてもらって、A'の活動については続けるなり続けないなりあとはもう好きにすればいい」と伝えた。
・最後に言いたかったことはあるか、と聞いたら、「定時さんの母上に、フォローするなら別アカでやってくれと伝えてほしい」と回答があった。
・謝罪が保身にすぎないのと同様に、本当に自分の気持ちしか大切にしていないんだなと思った。いうにことかいてそれかよと思った。自分が怯えたから、それをしないでほしかった、というだけの話だ。
・すみませんとかごめんなさいとか、そういったコラボ中の謝罪のことばは、単純に自分が怯えているものから自分を守るためのものでしかないのでは?と思った。
・それとも、定時がコラボ中に優しいことばで対応していたのがだめだったのだろうか?そういうギャグを挟んでも構わないと思わせたのが悪いのか?
・ギャグであることかどうかも定かではない。本気でそう思っているのかもしれない。自分(A)にこんなに心労を与えて、定時の母親は悪いひとだ、と本気で思っている?
・本当に怒った。反省しているフリをするなら最後までやり通せよと伝えた。自分がなぜそのようなことをしたのか省みることもきちんとせずに、すみませんだのごめんなさいだの、よく言えたものだと伝えた。
・コラボからA'が退出して、きっとまだ配信を聞いているだろうなと思いながら、A'を特定したことが母親ではなく自分であることを伝えた。
・750件以上のツイートもすべて目を通したこと、ここまでに記載したことも、すべて伝えた。
・コラボ中にBさんから共有してもらったDMも配信中にすべて読んだ。②のクソデカ感情を知った。
いま思っていること
◆嫌いなもののために自分の時間を割くことはやめてほしい
・あなたの人生はあなたのためのもので、嫌いなものを無理に好きになろうとして時間を使うのは、あなたの人生の無駄でしかない。
・かつてのリスナーを楽しませようとする雑談配信メインの定時はもういない。年が明けても来年度になっても、定時は飲酒サビ残配信しかできない。
・残業配信ばかりしているのに人がきてちやほやされて羨ましいだのと思っているなら、それは不快ということだ。不快なものに時間を使うのは無駄だ。
◆模倣するのは定時でなくてはならなかったのか
・これが最も感じていることだ。残業するだけの人間の語尾を模倣したところで、別にいうて伸びる要素ではない。
・そもそもこれについて私は怒っているわけではなかったが、謝るくらいなら始めからしなければいいと思う。
・REALITYは「フォローしてもらったらフォローを返す」という文化が強いし、のべつまくなしに入室したことのないアカウントでも何千単位でフォローしまくればフォロワーは稼げる。
・「おはようYoutuber」「おやすみYoutuber」「新人Youtuber」のタグも同様で、同じようにフォロワー数を伸ばしたい新人Vがフォローしてくれたり、新人Vを探すのが好きなリスナーに届いたりする。
・このあたりをA'のアカウントは頑張っていて、数値にもそれはあらわれている。
・REALITYでめちゃめちゃコラボするのも1つの手だと思う。実際自分は初期の頃、コメント欄にガンダムファンが数名いたので、ガンダム有識者にガンダムの話をしてもらうコラボ配信を開いたりしたこともある。ガンダムの同時視聴配信もやった。人間は自分が好きなものをプレゼンすることが好きな生き物だと思う。
・これもA'はめちゃめちゃ頑張っている。定時は途中でやらなくなったので継続しているのはすごいことだと思う。
・模倣なんてする必要はなかった。どう考えてもA'が順調にフォロワー数を伸ばしたことに、語尾の模倣はまったく寄与していない。
・もっと大手の配信を見て模倣するべきだ。近場の人間の語尾の模倣なんてしなくても、A'は自らの努力でフォロワー数を伸ばした。フォロワー数を伸ばすためには必要のないことだ。
・にも関わらず、なぜそれを2ヶ月間も、ばれなければおそらくこの先もずっと、しなければならなかったのだろう。
◆自分の気持ちに折り合いをつけるために、他人を使うのはやめてほしい
・会社での話をしよう。後輩が他人に仕事を押し付けて、先輩が怒った。押し付けた理由を後輩本人に聞いてみたら、「別の先輩が多分私のことを心配して、すべて引き受けると言ってくれたんです」と言っていた。何もかも他人のせいにするなよ、おまえに自我はないのか、と思った。
・今回の件も同じだ。定時が「Aさんは定時に飽きてしまったのだろうか」と自分にとってイラつくことを言ったから、こういうことをしてもよいと思った。
・定時の母親にばれたから怖くなって、謝罪をしなければならなくなった。
・コラボ中に知らないフリをして騙したから、定時が憎い。
・②について直接定時に伝えていないが、それは無視しておいて、コラボ後にぶちまけた内容について、コラボ中に直接言ってこない定時が不快だ。
・自分のクソデカ感情が原因でおこなったあれこれをガン無視して、すべて他人のせいにしているだけではないのか。
・ていうか定時を傷つけることを、自分が定時から離れるための別れのはなむけみたいにするのやめろ…?定時も感情を持って生きているひとりの人間やで…?あなたのためのサンドバッグじゃない。
◆きちんと自分を見つめたほうがいい
・前述の通り、模倣はまじで無意味なことだった。ならばなぜ模倣したのか?なぜもっと大手の配信者の模倣をしなかったのか?
・定時が嫌いだったからそのあてつけなんだろうか。それとも、何をすればいいのか思いつかなくて、やりたいことが何かわからなくなって、自分の軸と呼べるものがなくて、手近なところで模倣しようと思った?定時はそのための便利なツールにすぎなかった?
・そういえば一時期、定時の配信枠にやってきては、定時の枠にきたひとを片っ端からフォローしていたときもあったな、と今書きながら思い出した。
・なんとなく始めてしまって、2ヶ月続けた。でもその行為が定時にばれている可能性があると考えたら、ぴたりと止められた。
・それは本当に「なんとなく」が理由なのか?ばれたらすぐに止められることを、なんとなく始めて2ヶ月も続けるものなのか?本当にそこにあなたの意思や思考はなかったのか?
・なぜ模倣をしようと思ったのか、そろそろ自分で考えてほしい。それはなんとなくで済ませていいことではない。そのような軽い言葉で片付けて、目の前の自分の思考や感情から逃げるのはやめるべきだと思う。周りの人間のためにも。
そのあとのこと
この記事を書いて思考と感情を整理するために、定時は一度お休みをすることにした。セネカの『怒りについて』を読むことにした。ここまで書いたところで、AさんからDMが届き、やりとりをしたので貼っておく。
◆AさんからのDM
・ならばなぜ何も知らない(フリをしている)私に泣きそうなか細い声で謝ってきたのかわからない
・不快であるものに対して憧れを抱くのか?それは憧れではないのでは?
・あと勝手にアイデンティティが崩壊したことになっていて草
・Bさんから共有してもらった内容によれば、肩を並べたいというニュアンスは感じられなかった
・妬ましいという感情しか読み取れなかった
・Twitter開設して2日目からでしたね
・使用したことそのものについて怒っているわけではないといつ気づいてくれるのだろう
・このひとは何に謝っているんだ?
・自分でこうしたいと考えている具体的な軸がないなら、今度はなるべく遠くの大手を参考にして、手近で済ませようとするのはやめた方がいいと思う
・この轢き逃げ事故の前日、何も知らない定時は他の悩み事でAさんに相談をしようと思い、AさんにDMを送っていた
・BさんとのDMのやり取りを見る限りそうとは思えない、綺麗事だと思った
・なぜ私だけがあなたが望むようにしてあげなければならないのか?
・そもそもあなたから②について直接聞いていないのに、なぜ私だけがあなたに直接言うことを強いられなければならない?
◆定時からのDM
まとめ
何度も言うが、模倣したことについて怒っているわけではない。
あなたは自分の感情を見つめ直さずに、自分にとって耳心地のいい言葉で、他人のおこないや言動にケチをつけて、自分の行為を美しい言葉に変換して正当化しようとしている。
にも関わらず、すみませんとかごめんなさいとか軽率に口にしていることに怒っている。何に謝っているんだ?行為や行動には必ず動機がある。自分の中の動機をきちんと振り返ったうえでの謝罪なのか?
「ちやほやされて羨ましい、妬ましい」ということばを、私はあなたの口から直接聞いていないままだ。「憧れ」がそれの言い換えなのか?不快なものに対して憧れは抱かないと思う。
私はあなたのことを友人だと思っていた。あなたのリアルでの人生がブラック企業によって大変なことになっているのではないかと本気で心配していた。
あなたがポイントやコインを浪費して私にギフトを投げてくれることは、私があなたを好きになった理由ではない。私は配信アプリ内のイベントを頑張っていないから、ギフトの数であなたを好きになったわけではない。
でもあなたはそうではなかった。私はただあなたに嫌われているだけだった。努力をしていないのに自分よりもちやほやされて恵まれていて不快だ、としか思われていなかった。ならばなぜあなたは即ブロしなかった?
私があなたの誕生日にコインを消費してタワーギフトを投げたり壁紙を投げたから、あなたは私と仲良くしてくれていたのか?私はあなたを本当に祝っていたのに?
あなたの悪意に振り回されて、よくわからないものに知らぬ間に巻き込まれて、ダメージを食らって、轢き逃げ事故にでもあったような気分だ。
別アカウントを作るのも、フォロワーを増やすのを頑張るのも、何もかも好きにすればいいし、私には関係のないことだ。
定時が妬ましいだの、定時と肩を並べたいだの、どうして私はそういうあなたの感情に巻き込まれて振り回されなければならない?
頼むからそれくらい1人でやってくれ。それとも私をそんなにも傷つけたかったのか?
自分の感情を優先しすぎではないですか。
罪悪感を抱いて勝手に謝ってくるなら、最初からやらなければ良かったのではないですか。
自分がしたことを棚に上げて、すべて他人のせいにしているだけではないですか。
そこまで自分の心の保身をしなければならないほど、あなたには何があったんですか。
でもそれは、本来私には関係のないことで、それでも私を巻き込んだのはなぜですか。
結局何もよくわからなかった。何の回答もなかった。Aのアカウントはきれいさっぱりツイ消しされていた。A'のアカウントは残っていて、今も活動を続けている。
自論に近い考え方を補強するような、別話題についての別VtuberのツイートにA'がイイネしているのを見かけて、まじでどうかしてるぜと思いつつ、そのあとは見るのをやめた。
あなたはずっとそういうかんじで生きていくんだろうなと思った。
REALITYのキャッチコピーは「なりたい自分で、生きていく」だけど、それがあなたの「なりたい自分」だったんですか。
ばれなきゃセーフと思うような罪悪感があることを勝手に好きなようにやって、ばれたと思ったら怯えて勝手に謝ってきて、それは全ておまえのせいだと逆ギレして、美しい言葉で自分の心を守りながら、私を傷つけるのはそんなに楽しかったですか。
妬ましくて不快に思う他人に、望んでもいないのに勝手に自分の行為や感情を押し付けて、さぞ気持ちよくて楽しかったでしょうね…
定時で帰りたい会社員に友人はいない。
もう金輪際、勝手に他人を友人だと思わないようにして生きようと思う。
友人だとか嫁だとか言われても、それを無様に信じてしまわないように、自分を律して生きようと思う。
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