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「実家どうする?」の専門店

「実家どうする?」

近年、働き方や暮らし方が多様化し”一箇所に定住すること”や”家を継ぐこと”が当たり前ではなくなってきました。親世代と子世代では価値観が大きく違っていることもしばしば。
理由は一様ではありませんが、結果として全国に空き家が約350万戸となり、ひとつの社会問題となっています。

親が亡くなったけれど地元に帰ることもないし、そのままになっている家
いつか子ども夫婦が住むからと何年も空き家になっている家
ほとんどいくこともないけれど自分が相続している家

不動産業を営む中で、様々な家を見てきました。
そこに暮らした方の営みや思い出が詰まっていることも知っているからこそ、家がただただ朽ちていくという結末をみるのは心が痛いものでした。

あなたにあった実家じまい

そんなときに出会ったのが、「実家じまい」という言葉でした。
僕はこの言葉に未来を感じています。

仕舞う
し終える、終わりまで済ませる、解決する、けりをつける、完了する

物事をきちんと終わらせることは、すっきりとすると同時に、次なる始まりも意味しています。

しかし、家のことは学校では教えてくれないし、いったい誰に相談したらいいのかもわからない。親(子)に話すのもなんだか気が引けるけど、向こうから話してくる様子もない。
「まあ、まだ差し迫った問題でもないし、いつか話そう。」
そうやって、”しまい時”を逃し続けているうちに、家の未来がどんどんと狭まったのが、昨今の負動産の始まりです。

”しまい方”はその家々によっていろんな方法があります。

・相続する
・売却する
・解体する
・リノベーションする
・貸し出す
etc...

今回、とある出会いをきっかけに売買以外のご提案ができるようになったことで、この実家じまい本舗というサービスを始めることにしました。

人は、家をしまうとき、様々なことを考えます。
その家で過ごした日々とこれからのこと、自分の未来や家族との関係などなど。いつでも話せるけど、なかなか話せないことも話してみる機会になります。

その家に関わるそれぞれの方の想いを大切にしながら、きちんとその家を一度しまう。おうちの人生の一区切りともいえるその瞬間をサポートさせていただけたらと思っています。