MECEでほこりっぽい鏡は綺麗になるのか
ビジネスのフレームワークや
ロジカルシンキングの基本概念と言われているMECE。
MECE(ミーシー)とは
”Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive”の略で、
M Mutually(お互いに)
E Exclusive(重複せず)
C Collectively(全体に)
E Exhaustive(漏れがない)
の頭文字を取った用語です。
物事を考える際、答えを導き出すために
必要な要素を網羅し
「お互いに重複せず全体に漏れがない」状態を作ることが重要です。
しかし、多くの場合様々な要素が複雑に絡み合い
やみくもに検討しても、漏れたり、重複したりして非効率、
総合的な視点から必要なアイデアや課題を分類して、
正しいアプローチを導き出すことができるようになるフレームワークです。
また、MECEを考えるときは
一緒に以下のようなロジックツリーにあてて
原因を細分化します。
さて、
MECEを使えば私の課題の正しい答えを導き出せるのか。
やってみた
【課題】
全身鏡にほこりがたまる
理由をトップダウンアプローチで考えた。
ーMECEを考える際の2つのアプローチ法ー
MECEには2つのアプローチ法があります。
1 トップダウンでのアプローチ
全体→分析対象→要素にブレークダウンして考える。
全体像が明確な場合や、分類しやすい対象の場合に有効です。
2 ボトムアップでのアプローチ
要素を洗い出し、集めてから全体像を考える。
事前にどのような分類をするのかわからないケースに活用できます。
トップダウンに行き詰ったらボトムアップで考える、など
相互方向で考えることで精度も向上!
今回は、「何故ほこりがたまるのか」を深堀した。
多分網羅できた。
ロジックツリーを使う事で
頭の中が整理でき、
ツリー無しでは導き出せないロジカルな要素が、多分出た。
MECEで導き出した答えは
「掃除方法を検索し、鏡の隣に掃除道具を置く」
今から検索し、
明日掃除道具を買い、
横に置く。
これで解決した。
ちなみに
ーMECEの分類法で失敗しないためにはー
MECEの分類方法は主に以下の4つがあります。
1 要素分解
分解した要素すべてを足すと、全体になる分類方法。
例)年齢別、店舗の売上の向上など
2 時系列
プロセスを要素に分類する方法。
例)プロジェクトの実施スケジュール、企画のワークフローなど
3 対象概念
対象を「内と外」「質と量」など対となる概念で分類する方法。
例)女性向け商品を増やすか男性向け商品を増やす、
高額商品を増やすか販売点数を増やすなど
4 因数分解
企業の売上を「顧客単価×顧客数×購入頻度」のように、
掛け算の要素に分解する方法。
今回つかったのは1の要素分解。
分解した何故をすべて足すと、多分全体になる。
最後に、MECEは厳密にこだわりすぎないことも重要です。
目的から外れていないか、網羅的に全体を把握できているか、
総合的な視点で確認し、
「ダブリ」よりも「漏れ」がないように注意することがポイントです。
是非使ってみてくださいね。
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