観光スポット[三好レポート]

2021年10月26日 12:35

今回の三好レポートでは、
四国の「へそ」と言われている、徳島県三好市の
観光スポットについてご紹介させていただきます！

中でも、かずら橋で有名な「祖谷観光」。
これからの紅葉シーズンにもおすすめです🍁

■祖谷のかずら橋

日本三奇橋の一つで、国指定重要有形民俗文化財になります。
平家一族の哀話を秘める、祖谷にあるかずら橋です。

冬場の厳寒な山野で採取した自生の
「シラクチカズラ」を編み連ねて作られています。
（重さ約5トン・長さ45m・幅2m・水面上14m。）
3年毎に架替えが行われています。

昔は大切な生活路として祖谷川各所に架けられていたそうですが、
今では西祖谷山村の「祖谷のかずら橋」と
東祖谷の「奥祖谷二重かずら橋」のみとなっています。

歩くたびに軋んでユラユラと揺れる橋はスリル満点です😎
春は藤が咲き、夏は新緑、秋は紅葉に染まり、冬は雪景色、
いつ訪れても美しい、四季折々の景観をお楽しみいただけます！

・料金：大人：550円　　小人：350円

■祖谷渓（小便小僧）

祖谷川沿いの断崖には、祖谷街道の開設工事で残った岩が
多数突き出ており、小便小僧は街道中一番の難所といわれる
七曲(ななまがり)にあり、谷底まで200mの高さがあります。

その昔、子供や祖谷街道工事の作業員、旅人たちが、像のある岩の
あたりで小便をして度胸だめしをしたという伝えがあります。
小便岩といわれる大断崖には、小便小僧が立っています。

※柵を乗り越えての撮影は大変危険ですので行わないでください⚠

■祖谷渓（ひの字渓谷）

剣山から流れ出る祖谷川が大きく蛇行し、V字型に
深く切り込んだ渓谷はその形があたかも「ひの字」と
なっているように眺望できるのが祖谷渓「ひの字渓谷」です。

祖谷川の流れから渓谷に迫る山々を一望できる
絶景ポイントになっています。
秋には谷底から峰までが全山紅葉します🍁

■琵琶の滝

昔、平家の落人が琵琶を奏でて、都を懐かしんだという伝説が
あることから名付けられたと言い伝えられています。

高さは約50ｍの滝です。
祖谷のかずら橋のすぐ近くにあります。

■大歩危小歩危

四国山地を横切る吉野川の激流によって2億年の
時を経て創られた約8kmにわたる渓谷です。

名前の由来は、断崖の古語「ほき（ほけ）」という説と
「大股で歩くと危険、小股で歩いても危険」という説があります。

大歩危峡は、美しい岩石やＶ字谷の様子によって
日本列島の成り立ちがわかる貴重な場所で、平成26年に
国指定天然記念物、平成27年には国指定名勝に指定されました。

その3kmほど先が小歩危になります。
小さくも、奇岩怪石の不思議な美しさと岩肌が神秘的です。
峡舟くだり、ラフティング、トロッコ列車、
温泉郷などの観光も沢山あります！
※写真の鯉のぼりは、3月下旬辺り～5月末頃になります。