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イギリスの歴史に邂逅してしまった②

ロンドン2日目。
今日はエリザベス女王の葬儀の日です。


おはよう日本のイギリス版…?

ミッション①9と3/4ホームアタック

街へ出ると、閑散としていた。
前日が日曜日、今日は月曜日ということ以上に何か大きな出来事がないとこんなに閑散とはしないだろうというレベルで。


こんなに過疎ったロンドン見たことある…?


このご時世、お店の情報くらいグーグル先生はじめインターネットで調べられるが、エリザベス女王の葬儀の日にお店がやっているかどうかはさすがにわからなかった。
もう、現地へ行くしかない。


とりあえず、友達が大好きなハリーポッターシリーズの公式グッズストアことPlatform9 3/4へ向かった。

このお店は、賢者の石さえわかればわかる、ホグワーツへ向かう電車に乗るためのホーム、9と3/4番線から来ている。


モデルとなったキングス・クロス駅の案内図にもちゃんと表示がある。

粋な案内図やなあ…

が、しかしエリザベス女王の御心と共にあるらしいこのお店はお休み。。

おなじみの撮影スポットもただの壁…

悲しみ。。
ただこのお店、朝8時からやっているということで、翌日の飛行機が11:30頃だったのにも助けられ、再度アタックしようと決意して後にした。

ミッション②朝ごはんをたべたい

前述の通り、イギリス料理はま○いという噂がはびこっているため、いくらブランチとはいえ妥協はできない。

ロンドン滞在歴のある知り合いから聞いた、おいしいカフェへ行くことにした。


ただ、本日はお日柄が特異すぎるため、カフェですらやっているかあやしい。



レドンホールマーケットですら、シャッター商店街と化していた。
一応補記すると、これもハリポタの聖地シリーズのひとつ。

ポジティブシンキングを発動するならば、写真の撮り時と言えるのかもしれない。



なかなかの過疎っぷりで、半日オートファジーとなってもおかしくはない雰囲気が漂い、覚悟を決めてはいたものの、、

カフェは無事やっていた!!!
しかも超おいしいブレッキーロールを食べられた。

ロンドン旅のベストオブ料理かもしれない。ベストオブ料理が朝ごはんてどうなってんの?


ミッション③テムズ川クルーズにのりたい

過疎だけでなく、エリザベス女王の霊柩車ルートも避けないといけない我々、普通の旅行よりも調整難易度の高い日々を過ごしている。

テムズ川周辺は、ビックベンやタワーブリッジをはじめ、THE London的な観光地が密集しているが、それと同時に、ウエストミンスター寺院ことエリザベス女王の葬儀場も極めて近い。


これをどの時間に持ってくるかが肝だった。

クルーズは一社は運休で一社のみ運行していた。
ありがとうUberBoard!!

やっとロンドンらしい写真を撮ることができたよ…。
しかもこれ、タワーブリッジの国旗をよくよく見ると半旗になっている。レアといえばレア…?

クルーズで見られたものを一挙紹介。

ロンドン・アイ
なんかの橋
巡洋艦ベルファスト

そして、ビッグ・ベンとウエストミンスター寺院近くの停留所で降りた。

ビッグ・ベンは一部まだ改修工事中のようで白い布に覆われた部分もあったが、いちばん見たいところは改修が終わったらしく、金閣寺の金箔並みにぴかぴかだった。

小さい頃ディズニー作品の中でピーターパンがいちばん好きだったわたし、ウェンディはあのまわりを飛んだのか〜とか思った。


もうこの頃にはエリザベス女王の棺はロンドン市街を出発していたが、交通規制はところどころで残っていた。

ミッション④パブに居座りたい

イギリスといえばパブ文化が根強い。
夜は酒を飲みこなしたいなと思い、SOHO周辺であいていたパブで大人ぶって酒を飲んだ。


バーカウンターとダイナー感あふれるソファ
クラフトビールを嗜む

BrewDogでは、親切にもアルコール度数がメニューに記載されていて、ものによってはハーフサイズもあり、アセトアルデヒドを壊滅的に分解できないジャパニーズにはとてもありがたかった。
お酒に弱い人や、限度をつかみきれない人におすすめのお店。

そのおかげで2杯も呑めた。(ALDH2ほぼ不活性型の限界)


ロンドンでワーホリ中の先輩がポテトフライを奢ってくれた。 

先輩いわく、今日はほとんどの学校や会社が休みになったとか。日本は社畜だから天皇が亡くなってもそうはならんよなあ

このポテトフライも、イギリスのベストオブ料理のひとつかもしれない。いもはさすがに万国共通のおいしさでしょうね


9と3/4ホームアタック②

翌日、オニ早起きを敢行して再度キングス・クロス駅へ向かった。

👏

飛行機がぎりぎりすぎたため、20分くらいしかいられなかったが、ハリポタ大ファンの友達は大喜び。
USJのショップにあるものもあったけど、たぶんここにしかないものもたくさん。

昨日ただの壁だったところにはカゴとマフラーが準備され、お店のお姉さんが写真をとってくれた。

ポージングはお姉さんが提案してくれるけど、ジャンプしたかったわたしはそれを伝えたら、1,2,3で飛んでね、そしたらそのタイミングで撮るから!と言ってくれた。
満足。

朝だったから数人しか並んでいなかったけど、たぶん普段はそこそこ混んでいるんだろうな。。


そして大急ぎで空港へ向かい、Vaccinationが爆竹にしか聞こえずグランドスタッフとの意思疎通に時間がかかったり、チェックインシステムが10分ほど停止したりなどのプチトラブルはあったものの、無事搭乗。


帰りはベトナム航空だったが、機内食(特にパンが)おいしすぎてびっくり。

聞けば、ベトナムはフランス領だった名残でおいしいとか。よく考えたらバインミーとかもろフランスパンだ。

元フランス領は全部ごはんおいしい説ない?ということは元イギリス領は…?

検疫はいろいろと日本式の無駄を感じた


いつもと違うロンドン、それはそれで貴重だったけど生きているうちに普通のロンドンに行きたいぜ…

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