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認知を高める方法を考える#23:84歳社長が死んだら終わる会社

就職先は地方の家族経営の町工場。84歳社長が全てを取り仕切っている。
社長が死んだらどうなるか、誰にも分からない。

前回の続き

認知の高める方法と現実

・広告
誰もが思いついてやるけど、求人にすら予算ゼロの町工場が広告費なんて出せるわけがない。

・良い商品、話題になる商品を作る(バズる)
これも無理。競争が激しすぎる。

・自分が有名になる(SNS、インフルエンサー)
最近インフルエンサーが自分のブランドを作っていたりする。ヒカルとかまさにこれで、本当にすごいと思うけど、これも競争が激しすぎる。

・悪いことをする
簡単かつ効果的で、おでんつんつん、しょうゆぺろぺろとか誰でも知っている。悪名は無名に勝る。自分が有名になりたいならやって損はない。が、やらない。

そんな感じで、当たり前だけど、企業も個人もみんな有名になりたい時代に、簡単に認知を上げる方法なんてない。

意図していないのに認知が高まっているものを考える

参考になるものはいくつかある。

・ニセコのラーメンやインバウン丼。
ほとんどテレビを見ない僕でもどこかで聞いて、印象に残っている。外国人向けの高級品はインパクトがある。

・再生事例
全国的とは言わずとも、地域活性化、学校再生とかはその界隈では有名になりやすい。例えば、和田中とか、工藤校長、海士町、上山町とか教育分野や地域活動の分野の人なら有名である。
町工場の再生も墨田区の浜野製作所とか下町ロケットのモデル企業とかは有名である。


この2つを組み合わせて、「高齢化で無くなりそうな地方の小さな町工場が、若い人を採用し、海外で高く売れる作品を作って再生する」というのはストーリーとして面白いし、インパクトがある。


noteでバズるか?

ここで書いているnoteがバズる可能性は極めて低い。
可能性があるとすると、このシリーズが切り抜き動画や同人誌のような感じの元ネタになって、漫画やショート動画で誰かが拡散すると可能性はゼロではない。

100日後に死ぬワニみたいに、社長の寿命が分かれば「〇〇日後に死ぬ社長」「〇〇日後に無くなる町工場」みたいなタイトルにして、カウントダウン形式にしたいけど、寿命は誰にもわからない。

「84歳社長が死んだら終わる会社」このタイトルももう少し工夫したい。


本気でバズりたいなら、
リアルな世界で会社を再生させるゲームの主人公となり、プレーヤー視点でゲーム実況をしたい。
新しいジャンルの開拓者になれる(自分が人気にならなくても、誰かがまねして人気になれば、乗っかれる)。
僕にやる気と能力が有ればそういうのが面白いと思ったけど、とにかくやる気がない。


84歳社長が死んだら終わる会社シリーズ ↓

”僕”の自己紹介 ↓


登場人物

登場人物 会社の人たち

僕:この物語を実況している人。入社3年目のアラフォーおじさん。

社長:50年以上前に創業した町工場の社長:84歳
奥さん:社長の奥さん。お金周りを担当:70代後半
専務:創業時からいる社長の弟。最近間違いが多い:80代
孫くん:社長の孫。最近会社に来ていない:20代前半
娘さん:社長の娘。月に1週間くらい来て事務をする:50代
ベテラン職人:何でもできるがこだわりも強い。社長の義理の弟:70代半ば
取付職人:現場の取り付け担当。最初だけ丁寧:70代半ば
営業:いつも適当な図面を描いてくる:60代後半

中堅職人:新卒で就職したが独立、従業員ではないが、手伝ってくれている:50代

登場人物 社外の人たち
兄ちゃん:取引先で出会った「何者」かになりたい田舎の工場で高卒で働く兄ちゃん。商品の販売をお願いした。


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