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ゲーム化する 社長が死ぬまでに平社員は何ができるか?#34:84歳社長が死んだら終わる会社

就職先は地方の家族経営の町工場。84歳社長が全てを取り仕切っている。
社長が死んだらどうなるか、誰にも分からない。


会社を残す事を目的とした、ゲームをする


社長が死ぬと、会社が無くなる可能性が有る。そうなる前に、残される社員はどうすれば良いんだろう。

無くなったら、転職すればいい、というのが簡単な答えだけど、新入社員も入ったし続ける事も考えていかなければならない。

と、もっともらしい理由をつけることもできるが、

ほっとけばなくなる会社。失敗してもリセットボタンを押せばいいだけ(辞めればいい)、こんな面白いゲームにはめったに参加できない。


コントローラーは自分の手足。

画面に向かって、コントローラーを操作する代わりに、現実のフィールドで自分の手足を動かす。

現在は、
草むらでモンスターを倒して経験値をためレベルを上げ(仕事に必要な技術を身に付ける)、
仲間が加わった(新入社員が入った)。

次にやる事は、
武器や防具のアイテムをそろえていく(仕事の少ない時期に売れるものを作り、日々のコストを削減する)。
色々な人から情報を集め、次にやる事を知る(関係者に話を聞く)。
仲間のレベル上げも必要。

王様とかと話をして、冒険の支援のお願いも必要かも。(困った時の出資者を探す)
離れていた仲間を呼び戻すタイミングも重要になる(孫くんの復帰)


誰かが作ったゲームなら、順調に進めていけば、ハッピーエンドを迎えられる。

しかし、現実は、社長の寿命という、誰にもコントロールできない、タイムリミットが有る。

中学時代、ジャンプ(創作)より新聞(現実)が面白いと思っていた少年が、現実世界でゲームを楽しんでいる。

そして、このnoteはゲーム実況。







84歳社長が死んだら終わる会社シリーズ ↓

”僕”の自己紹介 ↓



登場人物

登場人物 会社の人たち

僕:この物語を実況している人。入社3年目のアラフォーおじさん。

社長:50年以上前に創業した町工場の社長:84歳
奥さん:社長の奥さん。お金周りを担当:70代後半
専務:創業時からいる社長の弟。最近間違いが多い:80代
孫くん:社長の孫。最近会社に来ていない:20代前半
娘さん:社長の娘。月に1週間くらい来て事務をする:50代
ベテラン職人:何でもできるがこだわりも強い。社長の義理の弟:70代半ば
取付職人:現場の取り付け担当。最初だけ丁寧:70代半ば
営業:いつも適当な図面を描いてくる:60代後半

中堅職人:新卒で就職したが独立、従業員ではないが、手伝ってくれている:50代

登場人物 社外の人たち
兄ちゃん:取引先で出会った「何者」かになりたい田舎の工場で高卒で働く兄ちゃん。商品の販売をお願いした。
インターン生たち:商品の販売をお願いした、就活に悩む学生たち。


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