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CXOイノベーションフェスレポート

こんにちは!
先日5月28日(金)に開催されました「CXOイノベーションフェス」に当社取締役花岡が登壇いたしました。当日のセッショントークでは、多くの方にご視聴いただきました。
他の登壇者様のお話も大変参考になるエピソードが繰り広げられていましたが、当社がお話した内容を中心に、「成長ベンチャーに共通するポイントとは?」を概略でお伝えできればと思います。


「CXOイノベーションフェス」概要

CXOイノベーションフェスとは、CXO community様が運営する"どなたでも参加可能な大手からスタートアップが大集合する新感覚ビジネスフェスティバル”です。

A会場、B会場、2つの会場でそれぞれ注目企業が様々なテーマで繰り広げるセッションは、どの回もビジネスのヒントが散りばめられていました。
当社は、【A会場】11:15~の回で「成長ベンチャー企業が語るコロナ禍でも成長し続ける方法とは」のテーマで登壇いたしました。

未知株式会社 代表取締役 下方 彩純様にモデレーターとして進行いただき、
・株式会社IPPO 取締役 COO 中川 拓哉様
・株式会社シャリオン 代表取締役 角田 哲平様
・株式会社アドインテ 取締役副社長兼COO 稲森 学様
とお話させていただきました。

当社花岡はどんな内容をお話したのか、またこのセッションを通して見えた成長ベンチャーに共通するポイントとは何でしょうか?

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セッショントークサマリー

■成長角度を下げないための取り組みは、とてもシンプルだった?

①「3度目の緊急事態宣言が発令されている最中ですが、成長角度を下げないために取り組んでいることは?」


1回目の緊急事態宣言は、昨年3月13日に法案成立し4月7日に発令されました。この段階では、正直『どうしたら?どうなっていくのか?』状態でしたが、そんな中でもまずは社員の心のケアに努めていました。
当社は営業が最前線の事業なので、1ヶ月休業もしましたが、この休業の間にも様子は見ていましたね。
5月に入った段階では、他の企業も動き方がわからない雰囲気でしたが、6月頃から徐々に『あれ?これは何か動かないと変わらないのでは?』という空気になっていくのを感じました。

そこで、当社が注力した内容は主に2つです。

①コロナ禍におけるお客様の方針や要望の変化を見極める。
②オンライン営業活動への転換。

当社のサービスは、ビジネスマッチングで「会う」ことを何より強みにしているのですが、そのスタンスはそのままにデジタルをミックスさせていくように変換していきました。


■今後を見据えても「サービス軸はブレさせない」ことの大切さ

②「コロナが続く中、消費者の行動は常に変化しているが、企業側はどんな風に見据えて準備をしていますか?」

「準備と言えるかはわからないのですが、データを使ってマーケティング活動をこまめに行なっています。売上は大事な部分なので、お客様との打率を上げていく動きなどもそうですね。
当社のサービスは、『合う会社と、会う。』というキャッチコピーの通り、直接お客様のお話を伺うのが武器です。つまりオフラインの強みを活かしつつオンラインとの融合、こういった案を考えているところです。
また、タクシー広告など広告を行いタッチポイントを増やしていこうと考えています。
それでも、あくまで"直接会う”のサービス軸はブレさせないのが根本にあります。」


■スピードと実行力、そしてそれを更に加速させる要素とは?

③「成長するためにベンチャーが大切にすべきことは何でしょうか?」

「皆様が仰っていた、『スピードと実行力』は本当にその通りだと共感します。あとは、仕組み化でしょうか。
たとえば、西村博之さんが動画配信で話されていることが、皆さんのお話にも繋がると思いました。自社サービスを成長させる上で参考にした動画です。
この動画では、『日本の企業は外注先に値引き交渉をして"1000万円を700万にしてほしい”とは言いますが、"1000万円を5000万円にしてでも半分の納期で依頼できないか”という交渉はしない。』と説明されています。
IT業界で先頭を走るアメリカや中国は、サービスを出すタイミングで市場を独占したり退場させられることを理解しているからこそストイックなんです。この考えは日本のベンチャーも参考にすべきかと感じます。
つまり、『スピードをお金で買う』という発想も重要なんですよね。

仕組み化という点では、企業が100人を超えると、仕組み化や制度化は必ず必要となりますので、50人くらいの規模の早い段階でその準備をすることも重要です。こういった意識を持つと、より成長スピードに寄与できるのではと思いますね。」

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ベンチャー企業の成長に共通するポイントとは?

このセッション内で、"ベンチャー企業の成長”という回答で、皆様「スピード」「実行力」を挙げていらっしゃるのが印象的でした。
これは、ベンチャー企業の武器とも言える要素です。それを活かして、世の中の変化の一歩先を読んで事業方針を変えるような柔軟のある動きが必要といえそうです。
上に挙げた2つに加えて、時にそれを「予算で買う」ことができるかの視点は、予測の難しいこの先を見据え、持っていて損はないのかも知れません。


いかがでしたでしょうか。
コロナ禍の経営や施策方針にお悩みの方のヒントになりましたら幸いです。
ご一読いただきありがとうございました!

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