筆がのるから今日もかく

え?こう言うのって、もっとどうでもいいことをつらつら短く書いていくんじゃないですか?
なんか、なんで、お仕事の心がけ、みたいなコラムが続いてるのでしょう。

まあ、ホットなんでしょうね、自分の中で。

お世話になっております、って、なんで毎回言わなくちゃいけないんだろう。

さて、表題の件につきましてご案内いたします。
「同じ景色を見る」

何かをお願いする時、その意図や、目的が一緒に伝わると良いと思います。
良い、というのは、相手が自分の求めるようなことと適正に動いてくれたり、間違いがなく伝わったり、早かったり、する、ということです。
「えーお願いしたのと仕上がりがぜんぜん違うじゃん、」とか、
「これなら自分がやる方が早かった、、」とか、
「直す仕事が余計に増えた、」「相手がぜんぜん理解してくれない」
みたいなミスマッチがない、減らせる、頼んだお仕事の結果がクオリティちょいアゲして返ってくる、て感じ。損がなくていいですよね。

これって、難しいんですよねー、
自分がそのまま分身して、2つも3つも同時にやりたいことできちゃえば、それが一番早いなって思ったりします。やりたいことの完成図も、そこに至る過程でケアしておきたいこと、留意しておくべきこと、漏れなく伝えるのって大変だし、やりながら気づいたりもするし。何より、求める結果を得られる様な伝え方をするための準備ってひと手間が必要です。もうちょっと配慮できるのであれば、相手の適性に合ったお願いの仕方、気持ちよくお仕事してもらえるような渡し方、なんてあたりもワンクッション包めるととても良い。
自分の脳味噌で思い描いてること、伝言ゲームでイラストを描いてもらっても同じものにはなかなかならない様に、相手にそっくりそのまま伝えられる世界がきたら、シナプスの同期ができる時がきたら、そりゃ、すごいことだと思います。(同時に、そんなのって嫌だ、怖くもある。)

えー話が逸れていくので戻りますと。
そう、ミスマッチを起こさないための一つの手立てとして、
「なぜ、それをやるのか」「それによって何を得たいのか、解決したいのか」「何を大切にするのか」意図や目的を、共有する。

そうすると、例えば、簡単に「アイウエオって書いておいて」て言われて、
単純に/自分が読めたらいいメモで走り書きするのと、
「お客様へのご案内に貼りたいから、アイウエオって書いておいて」て言われて、
大きめに、ちょっと丁寧な字にして書くのとで、
変わってきますわな。

言われた方としては、ぜんぜん悪くないんですよ、「何のためにするのかわからないまま、ただやれって言われたことをやる」だと、「やる」しかできないから。でも、意図や目的が一緒に伝わってれば、その人自身も「どうやってやるとよいか」をイメージしたり考えたりした上で(あるいはしやすくなって)(それすらできない場合は、「イメージしてくれ」と伝えなくちゃかもだけど)「やる」に取り掛かれますよねー。

あと、「なんなんだよ、なんだよアイウエオって。なんで自分が描かなきゃなんねーんだよ。ただの手足じゃんか。」ってクサクサせず、
「お客様のための準備か。ならまあ、自分がやるのもやぶさかでないな」とか。
うーん、言語化が、難しいのですが、
切り離してただ「作業」を進めてもらうだけにした方がいい相手や、そういう段階のものも、あります。「きる」「はる」「封入する」「ハンコ押す」みたいな。だけど、ハンコ一つ押すにしても、裏面なのか、オモテ面なのか、上段か、下段かみたいなことって、細かーく指示されたり質問したら別ですけど、ある程度考慮して自分で判断して進める、みたいな瞬間もあるじゃないですか。そういう時、意図や目的の中で「受付にやってきた人に、渡す」「ボックスの中から係の人が探す」て状況が伝わったりしたら、「あ、じゃあさっと探しやすい様に上段がいいな」とか、何だったら「複数お渡しするものはクリップで留めておくと便利かな」みたいな、ちょっとした配慮や工夫を一つ足してもらえたり。

思考停止しちゃっている相手だと、「これやって」「やりました」みたいにしかできないとは思うんですが、
お願いするときに「何のための作業なのか/お仕事なのか」とか、イメージや目的を共有できることって、大事だろうなと思います。
その作業やお仕事自体の意図や意味がわからない時って、「何で私が?」てなりやすいとも思うけれど、その一個あるだけで、なりにくいしね。

蛇足ですが、(こんな駄文に、蛇足するのも、なんとまあと思いますが)
何かをお願いするときには、(あ、お願いされるのが当たり前でない立場とか、関係の中で)、理由を添えると、印象が悪くなかったり、受けていただきやすいです。
あるいは、検討していただきやすい。

意図とかとも近いけれど、
「そこどいて」「こっちに立って」だけだと言われた方はわからない。(イジワルー!)
「こっちに人が溜まってきてて、このあと人の流れを塞いじゃいそうなので、」とか一言あると、納得感も高いし、イジワルじゃないってわかるし、笑 今後も気をつけたり、同じ様な状況になりそうなときに周囲をみて自分で気がついて対応してくれたりする。
(これは別に、過去の具体的エピソードとかじゃないです)

「自分がやれたらいいのだけど、このあとこれをしなくてはならなくてできないので、」「〇〇をしてもらっていいですか」とか。
(これも、「〇〇してください」ってだけ言われるより、印象としてもいいですよねー)

うーん。
気遣いで生きている私だから、こんなことを、思ったりします。
相手も私も、とにかく気持ちよく円滑に動けたら、それが一番じゃないですか。


あんまり意識しないでやっていることも多いのですが、返ってくる結果のクオリティを求めたり、yesをとるために、って、意識してやることも、あるかもしれない。

まあ、こんな人間なので、
逆に、そうじゃない感じで渡されたら、
「わ、この人、そういうこと考えられないんだ。ふーん」
て思ったりするし、
まあ、角の立たない様に、最終的な完成図というか、理想というか、何のためにってところを、何だか上手い様に、聴いたりします。

えー、今回のサゲはありません。

これは、ラジオトークでも、話すかもしれない。皆様のやっているひと工夫、聞きたいもの。

ちゃんちゃん。

この記事が参加している募集

#仕事について話そう

110,303件

共感されましたら、いいねをお待ちしております。お気に召しましたら、サポート、してやってください。誰かの役に立つこと、褒められて得意になるタチなので、また、筆をとる気になリマス。