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【書評note第53号】青春

K-1のカリスマ、魔娑斗さんの自伝です。
Kindle版および新書もないので、中古で買いました。

僕はメディアでイキってる魔娑斗さんを見たのが最初だったので、
それと比べると180°違った一面が見れて非常に楽しめました。
特に現役時代見ていた人にはおすすめです。

メディアでの強気発言は、今言われればわかるけどやっぱり狙ってやっていたこと、幼少期のエピソード、メディアに出る前の暗黒時代など、知られざる一面が詰まってました。

特に幼少期。
大人の僕でもドン引きするぐらいハードに鍛えていたみたいで、そりゃ世界一にもなるわ・・・という感想です。
水泳をずっとやっていたようで、強化指定選手みたいなのにも選ばれ、中学からはバスケも始める。

※なんでバスケを始めたのかが面白いのでぜひ読んでみてください

加えて、いくつか僕も覚えている試合があるのですが、その試合前後に何を考えていたのかもまとまっています。

派手にKOしている裏でここまでもがき苦しんでいたのか、など、改めて見返すきっかけになるかなと。

あとこれは内容関係ないですが、幻冬舎の見城さんが携わってます。
そして発売されたのが魔娑斗さん引退直後のタイミングなので、
これもさすがだなと思いました。

一番K-1が盛り上がっていた時代の、ど真ん中にいた男の回顧録。
ぜひ。

https://amzn.to/2IN3H8R


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