勉強会資料の作成を一瞬で終わらせる方法とは?

 会計業界において、知識の更新が必要なので、社内勉強会を開いているケースがよくあります。

 その際に勉強会の講師を務める方は、気合を入れて、勉強会用に資料やレジュメを作っているのではないでしょうか。資料作成の過程で頭の整理になり知識の定着率は高まると思いますが、作成するのにそれなりの時間を要します。完璧を求めると、あっという間に2~3時間はかかります。
実体験なので間違いありません...「自分の腕の見せ所!!」と意気込んでいることが多々ありました。文字の位置やフォントなども気にし始めると、3時間どころでは済まされません。

 勉強会の目的は、
「単に知識を増やすこと」ではなく「お客様へ提案できるようになる」ことです。そう考えると、どんなレジュメを活用するかは、あくまで手段です。

 そういった観点で考えると、2~3時間かかっていた資料作成が、一瞬で終わる方法があります。

 それは、世の中に出回っている資料を有効活用することです。
例えば、「税制改正」や「税額控除」の情報は毎年更新されていくので、定期的な勉強会が必要なジャンルですが、中小企業庁がかなり分かりやすい資料をHPに公開してくれています。一個人が作るよりも、よっぽど分かりやすいのは、紛れもない事実です。

・平成30年度税制改正パンフレットhttps://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/zeisei/2018/180330zeiseikaisei.pdf

・中小企業税制パンフレットhttps://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/zeisei/pamphlet/2019/191010zeisei.pdf

 何か勉強会などをする場合は、0から作るのではなく、まずは調べてみて活用できる資料がないかをあたってみることが大事ですね。作成する時間を最小化して、いかに勉強会の参加者が学んだことをアウトプットできるかにフォーカスしていけるかです。

【今日の習慣】
・0から資料を作成しない。世の中のリソースを活用する。

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