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幸せの損益分岐点・沸点を低くする 『幸せは足元にあるの法則』#21

『時間最短化、成果最大化の法則』 45の思考のインストールの行動実験中! day21

今日は、お金と時間を得た人が最後にたどり着く『幸せは足元にある』の法則

早速『時間最短化、成果最大化の法則』の内容を抜粋してから、考えてみたいと思います。

お金や時間にゆとりを持つには「お金や時間の使い方のコツ」をマスターすべきで、そうすれば今のままのお金や時間でも、人によっては十分ゆとりを感じることができる。

ある成功者が言っていた。
「僕は日本中を飛び回って仕事をしていて、曲りなりにも成功している。
そんな僕が一番幸せを感じる瞬間は、仕事に全力で取り組んだ1日が終わり、ホテルの部屋でビールを飲みながらプロ野球のニュースを見るときだ。でもこれは成功しなくてもできることだった。
成功したら幸せになると思っていたけど、実は幸せは足元にある

足元にあるゆとりに気づくこと。それが一番のぜいたくなのかもしれない。

引用:『時間最短化、成果最大化の法則』

お金や時間は当然あるこしたことはないですが、
時間があるからといって、お金があるからといって、幸せと比例し続けていくわけではなく『使い方』次第だということをシンプルに教えてくれる内容です。

この週末は家族が外出しており、1人時間を過ごしていますが、「1人合宿」と称して、まずは第一領域を空にして、その後、未来が明るくなるような第二領域に取り組んでいます。

たっぷりと時間があるわけですが、そうすると何が起きたか???????

・眠気とともに、つい数回の昼寝をしてしまったり、
・Amazonプライムビデオで韓国ドラマを見てしまったり、
・すでに読んだことのある漫画を読み返してみたり、

いずれも過度には陥らずに、適度なところで終えて、第二領域に復帰することができました。危ない危ない(-_-;)
うっかりすると、何時間も昼寝したり、何時間もドラマを見てしまったりということになりかねません。(韓国ドラマは日本のドラマよりも、1話が長い&1シーズンの回数も多いので没頭に要注意です笑)

時間が「たっぷり」あるなーと思っていても、あっという間に過ぎ去っていくことは誰しも経験済かと思います。きっと、時間ができると、油断して時間を使う能力が落ちてしまうんでしょうね。

お金で考えてみると、
個人によって異なりますが、アメリカでは年収7万5000ドル、日本では年収800万円(世帯年収1500万円)を超えると幸福度はほとんど上昇しなくなるという話とつながりそうです。

年収の増加とともに、生活水準が上がっていき、固定費が増加して、損益分岐点が上がっていく(逃げていく)ことで満足感を得づらくなりますし、
最初の1杯のビール2杯目以降のビールの美味しさ(効用)の感じ方が違うように、お金によって得られる効用も、数を重ねるごとに逓減していきます。

 収入を増やしていくことで、選択肢も増えますし、自分や周りの不幸やリスクを避けられるようにもなっていくので、増収は引き続き頑張りたいと思いますが、収入が増えた時に、全般的(住宅、衣服、食事、交際費など)に満遍なく増やしていくのではなく、(今、および、未来の)ゆとりや豊かさを感じることに投入していくことが大事ですね。

 知り合いの経営者は、役員報酬を増やした時の工夫として、増額分は別の通帳に振り込むようにして、その分は、堅実に貯蓄されています(経営をしていれば、何が起きるか分からないので、いざという時の備えのため)
 同じ通帳に振り込むと、ご家族が給料アップを認識され、生活水準が上がってしまったり、時にはブランド品に吸い込まれていったりということを危惧されて、このような取り組みをされています。

 幸せを感じる沸点・損益分岐点を下げて、小さなことでも幸せを感じる体質になるためにも、どんなことも「当たり前」と思わずに「感謝」の気持ちを持ち続けていこうと思います!
昨日、ふと空を見上げた時に、なんともいえない美しさの雲が流れており「あ~、いいな~」としみじみと感じておりました。また、家族が不在のため、料理ができない私はコンビニ弁当に頼るわけですが、「やっぱ手料理が最高だな~」と。
身近なところに、豊かさを感じることはころがっていそうですね。

 『幸せはいつも近くにある』ということに気づく上で、こちらの本もお勧めです。
身近にある幸せを感じる500のことが紹介されています。

最後に、「惜福」という言葉を紹介して、今日は締めくくりたいと思います。

毎朝のルーティンワークとして、
・『稲盛和夫 1日1事』
・『ドラッカー 365の金言』
・『1日1話、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書』
を読んでいますが、最近読んだ中で、幸田露伴さんの『惜福』という言葉が出てきました。

幸福か、不幸かというのも、風が順風か逆風かと同じ。つまりは主観による判断で、どちらかに定まっているわけではありません。とはいうものの、世の中のたいていの人にとって、「幸福」と考える状態と、「不幸」と考える状態は一致しています。

そこで「幸福を得る人」と「そうでない人」を比べてみると、その間には微妙な行動の違いがあるようです。

幸福に合う人を見ると、多くは「惜福」の工夫がある人であり、そうでない不運の人を見れば、十人のうち、八、九人までは少しも「惜福」の工夫がない人です。
「惜福」とは何かと言うと、福を使い尽くし、取り尽くしてしまわないようにすることです。

引用:1日1話、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書

【今日の習慣】
幸せの損益分岐点を下げて、身近な幸せを感じる体質になり、時間とお金を大事に扱う

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