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学習定着率の5%と90%の差は?

 前回の記事で、私がいる会計業界では「知識」のブラッシュアップの重要性に触れました。
本業である会計・税務に限らず、中小企業の経営者とお話して、提案・お悩み解決・コンサルティングして喜んでいただくには、
・労務
・保険
・財務
・経営(オススメは一倉定先生)
・経営の成功事例
・金融
・マーケティング
・人財育成、教育、採用
・法律(会社法、民法)
などなど、他にもありますが必要な情報は多岐に渡ります。知識量や情報量が提案量に比例していきます。

インプットしたい情報や山ほどあるので、いかに効率よく吸収できるかが勝負です。

 そこでオススメなのが「アウトプット勉強会」です。ラーニングピラミッドにあるように、単なる講義では学習定着率が5%しかありません。たったの5%です。社内でも以前は、一方的な研修が多かったのですが、最近は単なるインプットではなく、お互いに教え合う「アウトプット勉強会」を増やしており、効果が出てきています。

ラーニングピラミッドはこちら↓

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具体的には、
・共通のテキストを用意して、事前に範囲を決めて学習し、複数人で集まって説明する。
・お客様の試算表を用意して、それぞれが各自で分析して、数字を活かしてどう未来に導くかを説明する。
・若手社員に教える役割を与えて、後輩に教えてもらう。
など、「教える」という切り口で考えると、いろんなパターンが見出せると思います。

「教える」ことによって学習定着率が高まりますし、「教える」側と「教えられる」側の存在が生まれ、連帯感も生まれてきます。

いろんな形で教える環境を創っていきたいと思います。

【今日の習慣】
・学習定着率を高めるには「教える」に尽きる

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