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27歳3社目の普通のビジネス営業マンが思う会社の辞めどき、父親との約束とは?

こんばんは!
今日も元気よく投稿していきたいと思います。

今日は週中ということもあり、題名のタイトルについてお話出来たらなと思います。

私は最初の自己紹介の投稿でもお話している様に現在社会人5年目にしてキャリア3社目でございます。詳しくはこちらをどうぞ。

いわゆる超優秀とか起業経験もないビジネスマンの中では多い方かな?と思います。
ただここでいいたいのは、前職が嫌で辞めたことは一度もありません。
どの職場でも問題なくむしろ今でも職場の人と仲がいいくらいです!
基本的には前向きに自分の夢、目標を叶えるための転職を繰り返してます。
ここには父親としたある約束がポイントになっているので、そちらを今回書いておこうかなと思います。
あくまでも僕の方法、考え方なので正解かどうか分からないのですがやりたいこととか転職のタイミングに悩んでいる方の少しでも参考になれば幸いです。

早速本題にいきましょう。
僕は1社目はトヨタ系のメーカーに勤めていました。
そこで新規車種の生産準備部署に配属されました。
要は新しくリリースされる車の部品が滞りなく今後生産される様に仕入先と一緒に準備をする部隊です。
ちなみにこの会社で新人が配属されたのは僕がはじめてだったそうです。(辞めてから聞いたけど。笑)
この部署自体が割と激務でして、自動車の立上げって本当に多くの企業と人と金とモノが絡みます。
それを一手に調整していく部署なんです。
通常歴戦の勇者達が配属されるところに大学出たての新人が投入されるわけです。
めちゃくちゃ大変でした。。。笑
更に経験が浅いうちは難易度の易しい車種(業務自体の難易度はめちゃくちゃ高い)の担当をします。
例でいくと、マイナーチェンジとか、あんまり台数の出ないセダン車とかです。

しかし、僕が配属されたタイミングで前任の人のメンタルブレイクと重なりなんと、レクサスの新規車種の立上げを担当することになったのです!!!笑

今となってはいい経験と思いますが、客観的に見ると当時の上司は頭狂ってるなと思いますね。ほんとに。笑
せめてもの救いは僕がことの重大さを理解してなかったことです。新人なので。笑

これがほんとに地獄のはじまりでした。
当然前任がメンタルブレイクしているので現場はぐちゃぐちゃでカオスです。
何も調整が上手くいっておらず物が生産出来るような状況ではありませんでした。
全く何も分からない状態で仕入先に責任者の様な立場で送り込まれます。
当然仕入先の社長に詰められまくりました。
何をどうすればいいのかわからず、時間だけが過ぎて頭が弾けてしまいました。
パーンと。
その日は終わり、次の日は朝起きれませんでした。涙しか出てこず、時間になっても立ち上がれないのです。
メンタルに自信があった僕は仕事の恐怖よりそれに負けて立ち上がれない自分がショックでショックで溜まりませんでした。
何をしているんだろう?負けてたまるか!
大きい仕事したいんだろ?
どんな言葉をかけても全く体は動きません。
余計に涙が溢れてきました。
本当に悔しかったです。止まれ!止まれ!止まれ!と願っても涙は止まらないし、体が起きないのです。
会社には母親が電話をしてくれました。
何時間泣いていたかわかりませんが、不意に母親に言いました。「仕事辞めたい。」
基本的に我が家は本人の意思を尊重してくれます。
が、この時母親は「いいよ」と即答はしてくれませんでした。

その代わりに仕事中だった父親に電話をしてくれました。
そして、父親が仕事の調整をつけて僕の部屋に来てくれました。
「どうするんだ?」
第一声そう聞かれた様な思い出があります。

「仕事やめるよ」そう言いました。
あー、これで終わったなーダサいなーとそんな気持ちでした。
反面息子がここまでやられてるのだから賛同もしてくれるだろうと思っていた様な気がします。

しかし、父親からの回答は
「そうか。俺は辞めない方がいいと思うけどな。」とそういう回答でした。

ほう。意外な答えでしたね。
続けて、話してくれました。
「辞める辞めないはいいけど辞めるタイミングは自分で最終決めればいい。けど辞めて欲しくないなって思われながら辞めた方がよくないか?」と言われました。

僕は正直この言葉に頭をぶん殴られた記憶があります。
確かにそうだと思いました。今の辞め方をしたら僕の性格上同じ様な辞め方を繰り返すし、それぞれの会社を嫌いになって辞めてしまったと思います。
また、ビジネスの天才ではない僕は言い訳を続けるのです。

しかし、社会人になってこの地獄の様なタイミングが誰しも通るいわば洗礼みたいなもの。
これをこのタイミングでクリアしてしまえば僕はより強くなれると思いました。
僕の夢や目標を何となく知っている父親は今度どちらにせよ転職をするだろう僕を見越してのアドバイスだったのかもしれません。
そして、何よりこれ思われて辞めるのカッコいいなと。笑

この言葉を聞いて僕は父親に約束しました。
辞めて欲しくない。と思われるまでは頑張ると。
これが今の転職のタイミング判断にも繋がってきます。

重ねて、この言葉を自分なりに解釈すると辞めて欲しくないと思われるほど活躍して結果を残してから辞めろ。と自分が次を選べるぐらいの実績実例を残せ。という理解をしました。

この言葉を貰った僕は無敵です。笑
その日の午後から出社をし、上司関係者各所に頭を下げて業務を再開しました。
その日からはその会社での目標が出来たので、めちゃくちゃ働きました。
誰よりも早く出社し、朝礼とともに仕入先に行き現場進捗をみてひたすらメモをとり、仕入先の終業に合わせて会社に戻りその日のタスクを片付け再び仕入先に戻って生産数を確認して帰路に着く。

時には泣きながら、歯を食いしばりながら夜な夜なメールを会社で打ったり、外国人作業者と一緒に足りない製品を作ったり、ハイエースで製品を運んだり。と何でもやりました。
恥も外聞もプライドも捨てて。
だけど、夢目標に近づくためのこの会社でも目標がセットされてブレることはありませんでした。

そうして頑張っているとやはり周りの人が助けてくれるんですよねー。
不思議と。
あれだけ怖かった仕入先の社長も担当は僕しかいないと言ってくれたり、誰の言うことも聞かない外国人作業者が僕のお願いだけは聞いてくれたり。
すごくすごく助けてくれる人が増えました。
おかげでギリギリのギリギリで立上げは成功し、ことなきを得ました。
当時はありがとうございました。笑

そのおかげあって、若手社員で表彰されたり役員との食事に誘ってもらったりと社内でも名前が広まりました。

そんな時父親の言葉をふと思いだし、頃合いだなと思いました。
予定通りリクルートへと進むことを決意します。

辞めると伝えた時は、父親との約束通り「辞めて欲しくない。」と加えて、「あれだけ頑張ってたんだ。応援するよ。」という。
約束には言葉
も追加でもらうことが出来ました。
これは本当に嬉しかったですし、次への励みになります。

少し長くなってしまいましたが、こんな感じです。笑
天才でもない僕がキャリアアップ転職を続け、その場所で(ある程度)結果を残すことが出来ているのはこの父親との
「辞めて欲しくない。と思われるまでは頑張ると。」
という約束は最低限どんな会社に行っても守ろうと決めているからです。
普通のサラリーマンである僕が仕事を楽しく過ごしているのは夢や目標のおかげですが、失敗転職や言い訳で会社を辞めず、しっかり過去の会社を糧できているのは父親との約束のおかげです。
今仕事に悩んでいたり、社会の洗練を浴びてる人には少しでも力になれれば嬉しいなと思います。

いやー、めちゃくちゃ長くなっちゃいました!
すいません。
今日はこの辺で!

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ではまた!!!

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