「生きる」と「豊かに生きる」を考える
一言で言うと、きっと「時代が変わったんです」。
戦後、生きることに必死だった時代。ただただ働いて、毎日食べられる、生きることができるということが幸せだった時代から50年以上が経ち、生きるのは当たり前、当たり前になるとより幸せを求めて、「豊かに生きる」や「楽しく生きる」という発想が出てきます。
田舎には「豊かに生きる」「楽しく生きる」がある
自分の過去の体験と田舎好きな自分を整理していくと、結局都会の生活というのに不満があるわけではないけど、息苦しさみたいな物を感じているのだと思います。きっと皆さんも多かれ少なかれ、そういう感情があって田舎っていいなと興味を持つ人が多いのではないでしょうか。
ただ、生物として生きるということだけに注目すれば、仕事もあり便利な都会の方が生きやすいわけです。そこに「豊かに生きる」や「楽しく生きる」と形容詞をつけると、みんな田舎の方に目が向いてくるような気がします。
それは、前回の記事でも書きましたが、子供の頃の遊びでの成功体験が中毒的に脳に残っていて、都会での生活に疲れると楽しかった田舎での生活が恋しくなったり、そういう暮らしをする田舎の人を見ると、隣の芝生はなんとやらで良く見えます。結果、都会で仕事に追われて「ただ生きている」と感じると田舎に逃げたくなります。
田舎に来ると「ただ生きる」ことの難しさに直面する
無計画に田舎にやってくると、基本的に仕事があまりないですし、田舎の人達は相対的に収入が低い傾向があり、そこで商売をしても大きな利益を得るのは難しいです。豊かさや、楽しさを求めて田舎に来ると「ただ生きる」ということの難しさに直面し、田舎では生きられないとなり、「ただ生きる」ということが当たり前ではないと感じ都会へ戻ることになります。
計画的な移住をしよう!
決して田舎生活が難しいというわけではないです、きちんとリサーチをして計画的に移住をすれば田舎移住は成功します!!
少しでも、都会を上、田舎を下、と見るような価値観がある人は気をつけてください。
生活するという面で、都会は難しくて、田舎は簡単とかいう話ではないです。
手段や方法と得られるリターンが違うだけで生活の難易度は変わらないです。
都会では、上手く生活すれば仕事がたくさんあってお金に恵まれます。人との距離が近く、お金があれば友人とすぐに集まって遊ぶ(飲み会やパーティなど)ことができます。
田舎では、上手く生活すれば自然に恵まれた、伸び伸びとした生活が送れます。
ポイントは、どちらも上手く生活すればという条件が付きます。手段や方法と得られるリターンが違うだけで、どちらも上手くやらなければリターンは得られません。田舎で失敗すると、「村八分」という最悪の結末が待っています。
田舎移住もビジネスと同じ
新しいプロジェクトを立ち上げるとき、計画を練って、準備をして、プロジェクトを実行すると思います。ノウハウもなく無計画なプロジェクトは失敗するに決まっています。そして、多少の失敗は覚悟でPDCAを回してプロジェクトを進めていくと思います。先駆者がいればアドバイスを求めるでしょうし、関連の書籍は読み込んで勉強しますよね。
田舎移住も同じです、ノウハウもなく無計画にやると失敗します。
まとめ
僕は本当に田舎が好きです。きちんとノウハウがあって、計画的に移住すれば、いい田舎移住生活が送れると思っているので、ぜひ僕のnoteを参考にしてください。ググれば、田舎移住に関する記事はたくさんあります、そういうのも参考にしましょう。
で、これも何度も言ってますが、自分が移住したいと思う場所のリサーチを必ず入念にしましょう。できれば、何度も足を運びましょう。基本的な知識をオンラインで得て、最後はオフラインでのリサーチは必要です。地域・村ごとに状況は全く違うのでピンポイントでの調査と、ネットに馴染まない高齢者が多いので、オフラインでしか得られない情報がたくさんあります。
これからも、田舎移住を希望する人に良い情報発信ができるよう、記事を書き続けたいと思います!!
よろしくお願いします!!いただいたサポートは、田舎の竹林・里山整備、害獣駆除、古民家再生などに使わせていただき、廃材や自然素材、動物の角・革をクリエイターに提供できるようなシステム構築を目指しています!!