初めから、今日いなくなる存在だった。
実は、今日は今の職場にいられる最後の日。
といっても、いざこざがあってやめるとかそういうのじゃなくて、単純に任期満了となります。
4月にこの職場に来た時点で、9月いっぱいでここを去ることは確定で決まっていたんですけど、最初は「半年もここにいるんだ」とこれからの時間を長く感じていました。
でも、終わってみればホントあっという間でした。時間とはなんと残酷なことでしょう。
わたしは今の仕事には「やりたい」や「好き」を持ち込んでいないので、あまり仕事自体に愛着とかもないんですけど、いざ去るとなるとやっぱり寂しいなって、思いました。
愛着がないとか言いながら、気づかないうちに、愛着を持ってしまっていたようみたいです。笑
この職場では、結構迷惑をかけたなぁと思うことが多くてw
例えば、ここでも一回書いたのですが、9月頭に右手の甲を骨折したこと。
利き手なので、最初は文字もまともに書けず、重いものも持てなくなって、正直ほとんどのことが一気に不自由になりました。
それでも工夫してやろうとはしたけど、それ以上に周りの人たちがいろんなことを気遣ってくれた。
「できないことは代わりにやるからね」「できそう?大丈夫?」
ほんと自分が不注意で転んだことが情けなくなるぐらいに、心配してくれたし、いろんなことを代わりにやってくれて感謝しかなかったです。
あとここでは書いてないし、結構周りには言ってないんだけど、5月の頭ぐらいに一回救急車で運ばれたこともありましたw
朝職場に来たら、ちょっとお腹が痛くて、トイレに行ってやり過ごそうとしたら、そのまま嫌な汗かくほど、血の気が引いていく感じがあって。
そのままお腹がめちゃくちゃ痛くなって、身体もどんどん冷たくなる感じで、そのまま激痛で動けなくなってうずくまってしまいました。
幸いにも、トイレに入ってきてくれた人に何とか助けを求められたので、そのまま職場にいる看護師の方を呼んで見てもらって、救急車で病院へ。
あの時期はまだ職場にも慣れ切ってなくて、あとリアルでも精神的に不安定になることがあったので、その影響で一過性の腸炎になってしまったみたいでした。
あの時は、ほんと大勢の人を巻き込んで大事にしてしまったので、すごく申し訳なかった。
でもその時も、まだ馴染み切ってもいなかった私にいろいろ配慮してくれて、大変ありがたかったのを覚えています。
めちゃくちゃいろんな人に「大丈夫?無理しないでね」って声をかけてもらいました。
ここは、ほかの人は何年も働いていたり、これから働くことになる場所で。
その中でわたしはちょっと特殊で、半年前から今日この日に去ることが決まっていた人間でした。
でもそんなわたしにも、周りの方々は、本当に優しくしてくださって、本当にありがたかった。
社会って正直怖いです。未だにいろいろ怖くなることたくさんあります。
でも、こういう人たちもいるんだなと少しだけ前向きに思えた半年でした。
わたしの存在が役に立ったかはわからないけれど、
本当にありがとうございました。
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