最近気になること 心や精神のトラブルについて

ここ数年、〇〇障害や、HSPなど、心や精神のトラブルの病名が増えた気がします。

いろいろな研究や対応をされていく中で詳しくわかり、症状がはっきりとして病名が増えているのでしょう。


確かに病気で診断してもらうことで、病名がはっきりとつくことは大事なことかも知れません。

ただ、自分は〇〇なんだ、だからできないんだで終わってしまったら前には進まないでしょう。


グリーフも、悲しみ、喪失の原因に突然見舞われることで、何年も抜け出したくても出口の見えない暗い、深いトンネルに入った状態です。


病気だから、症状があるから薬を飲む。薬は目の前の状態を変えるもの、いっときは辛くなくなってもまたきっと辛くなってしまうことでしょう。


その方の置かれた状況で絶対にこうしたら完璧に良くなる、治るとは一概には難しいかも知れません。


ただ言えることは、今の自分の足元を確認することは、自分の今の悪い状況を変化させるには必要だということです。


そしてこれだけたくさんの病名や対処法がでている昨今、とりあえずやってみることもいいかもしれないと思います。


何故なら、私自身が夫を病気で突然亡くした後、しばらくは気が張っていて葬儀や何やらできたのですが、やはり四十九日が終わって、初盆が過ぎると、一周忌までの間気がつくと涙してました。


コロナ禍ではありましたが、人の少ない職場であったこと、リモート対応環境もなかったこともあり、ほとんど毎日、コロナ感染しないよう皆が緊張している中での変わらずの通勤の日々でした。


でもそんなある日、残された人生に何をしたいかを考えるきっかけを持ち、自分の人生を見つめ、今の自分を考えた時、グリーフ(喪失)ケアと、絵を描く環境に出会えました。


そして気持ちを整理していくことが徐々にできるようになりました。


自分の想いを言葉にしてみる、色や形、絵にしてみること。別の表現にしてみると、自分で自分を見つめることができます。そして一緒に対話することができるようになるのです。


絵を描くだけでなく、粘土や土を触ってみることや鐘の音を聞くなどの五感刺激は、飲む薬でなく、自然の薬になります。


病院に行ってみよう、それも一つかも知れませんが、今の自分を知って、そして自分の五感を動かしてみませんか?


少しづつ一緒に毎日5分か10分続けませんか?


一年後、あなたの笑顔に出会える予感がします。


※リ・そうるけあでは自分を見つめるために、自分の理想を確認(りそう)、自分を知る(ソウル、魂)、自分をケアする(ケア)ノートを準備しています。お問い合わせください。

企業組合リ・そうるけあ

代表理事 高山和 たかやまあい