ABEMA Prime 特集「親を捨てたい人たち」に出演させて頂きました！
実はこの度、2021年10月10日(金)に、ABEMA Prime 変わる報道番組 の特集「親を捨てたい人たち」に毒親の暴力や支配から逃げるために親を捨てた(逃げた)当事者として番組へ出演させていただきました。
初めてのTV出演もあって上手く詳細に説明できませんでしたが…(´;ω;｀)
毒親から逃れたいと思っていらっしゃる方は、下記のURLにある動画にて、是非参考に観ていただけたらと思います。
番組のスタジオにてゲスト出演されている、毒親から逃げたくて悩んでいる人、親の介護や納骨までその当事者に代わってサポートしている、 LMNの遠藤英樹さん のコメントも大いに参考になるので是非観てくださいね。
もし良ければ、同じように毒親に苦しんでいる人の為にも、この番組内で説明しきれなかったことをここに記載させて下さい。
まず私は毒親から逃げるために、日本国内に居た時やっていたのはこの番組に説明されていたものばかりです。
●戸籍を分籍し、親が私の戸籍謄本や住民票を閲覧できないように制限を設ける。
●職場で親からの手紙、電話、直接訪問を受け入れないように協力して貰う。
●家に届く親からの手紙は郵便局に行って、受け取り拒否の願いを出す。
●電話番号は完全に変えて、住所も、銀行口座も新規に作り直す。
●私の場合、毒親からのストーカーが酷かったので毒親が警察へ「捜索願」を出して新しい住所を得られていました。
なので新しい引っ越し先の管轄警察署へ、毒親からの捜索願が出ても、この新しい住所を知らせないように、個人情報の保護をお願いしました。
最終的には外国に移住しましたが、これがもしまだ日本に住んでいたなら以下の事をやっていたなと思います。
●転職して転勤族になって各地を逃げ回る。
●改名をする。（まず名前の漢字はそのままに、読み名だけ変える通名からやる）
この対策である程度の、毒親からの干渉から逃れられます。
ですが残念ながら抜け穴があり、こうも対策しても毒親が探偵を使えば情報はすぐバレる。
地元の友達と交流を続けたままにすれば、毒親が直接聞いたり、風の噂になって情報がある程度バレる、などのリスクもあり油断できないのが現状です。
現に、日本の法律はまだ毒親の被害者である私達を守ってくれません。
毒親に暴力された時、即警察に通報しても民事不介入のため口頭注意で終わるし、弁護士にその証拠を集めて提示しても対応してくれませんでした。
毒親の被害者である「子供」
それが成人して、自立して、自分の家庭を持っても、毒親が老いても
「親の子供」それだけで社会的立場は「親」より下のままです。
そして理不尽なことに、明らかに犯罪であっても「親」というだけで何をしようと無罪になるのが現実。
しかし、私が毒親から逃げたのは６年位前かな……
でも今はそのたった6年前と違って毒親に対する認識が変わり、ニュースでは子供を暴力した毒親が逮捕されている事案も増えています。
これは私が毒親に苦しめられていた頃ではあり得なかった事です！
なんというか、社会の意識や流れが変わっているのを感じます。
私の住んでいる外国では、親がほんの少しでも暴力、虐待をすれば警察は即親を逮捕し、子供を保護してくれます。
私は外国に移住して、外国のように日本でもすぐに毒親の暴力や虐待があれば直ぐに逮捕してくれたら救われたのに…と悔しい気持ちになりました。
だから「毒親に苦しむ子供達」を救うためにも日本の社会全体の成り立ちと法律が変わっていかなければいけません。
そのためには皆が「毒親ってヤバいよね！」ってそんな軽い感じで良いので、その毒親問題に対する気持ちを友達やネット上でシェアしてくれたらと思います。
そしたら社会全体の認識が変わり、法律もきっと変わっていく。
これからはもっと毒親に苦しめられる子供たちが減っていくと思います。
最後に………
毒親から逃げること。親を捨てることは悪いことではありません。
貴方の人生は貴方の為にあり、人生は一度きりです。
そんな人生を毒親の為に潰して不幸にならないでください。
貴方にも幸せになる権利があります。
私は親を捨てる決断をした時、毒親の事を冷静に説明すれば、周りの人は「親を捨てるなんて酷い」と言いませんでした。むしろ応援してくれました。
だからもし「親を捨てるなんて酷い」という人がいたら、その人の方が頭おかしいので無視して大丈夫です。
今は市役所、警察署、児童相談所、学校や会社のカウンセラーや産業医、毒親被害者を守る民間の団体やシェルターなど…貴方を支えてくれる人が沢山います。
だから、勇気を出して助けを得てください。絶対に貴方の味方になってくれる所があります。
私は今、毒親を捨てて、毒親から逃げられて幸せです。
だから、貴方も毒親から逃げて安堵を、幸せを手に入れてください。
めっちゃくちゃ長くなって申し訳ありません！m(_ _)m
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
これを読んでくれた人の誰かの参考になりますように……。
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