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春休みを回顧して

この記事は3月末に書いたものを冷静になって5月3日に再編集したものです。地方に住んでいる私はコロナに対し少し甘い認識をしていたため、軽率な言動も見受けられますがが、当時の心情を記録するためにそのまま掲載している部分があります。ご了承ください。




私にとって春休みとは、適度に休みつつも全力で走り回って楽しむ期間だった。課題や進路に向けての勉強のために週に1度は短大に足を運んで勉強をする。普段より多めに働く。少しだけまとまった休みをもらってどこかへ旅行する。


もちろん朝寝や昼寝で一日を無駄遣いすることもあったが、自分なりに動いて春休みを充実させてきたつもりだった。

しかし、今回の春休みは事情が違った。


新型コロナウイルス」により世の中が動かなくなりつつあった。


私には大学から「不要不急の入構を控えるように」と連絡がきた。行きたかった図書館も実質新学期まで閉館になった。アルバイト先では分かりやすくお客さんが減り、シフトには入れても暇な日が増え、「マスクはないのか」「トイレットペーパーはないのか」と声を掛けられる日々に嫌気がさした。もちろん、この状況で旅行だなんて行こうとは思えなかった。

それだけではない、大学の友達と会うタイミングがなく、社会人の友達と連絡を取ろうにも時間が合わず、友人と話す機会が例年より圧倒的に少なかった。
結果的に話し相手は母親のみという状況が続き…、メンタル的におかしくなった。

「まずいどうしよう。なんかしんどい。」そう思っていた時に大学の友人からLINEが来た。


「しんどい。ねしこに会いたい。」


みんな同じだった。バイトと自宅の往復で無駄なことを話す機会がなく、ただ淡々と毎日を送っていた。

そして、その友人と約束をして喫茶店で会った。たった2時間ではあったが、チーズケーキを食べながら時間割のことやバイトのことなど、緊急性のない無駄話をした。こんな何ともない時間が尊いものであることにこの時には既に気づいていた。それでも、2か月後こんなことになるなんてこの時のまだ考えていなかった。

大学が通常通り前期を開講することが決まって動き始めたのはこの少し後の話…




本日の投稿では春休みについて駄文にはなりましたが振り返りながらまとめました。明日以降は4月の出来事についてコマ切れにはなりますが紹介していこうと思います。

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