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働く女性と生理

今日ふとニュースで、女性が安心して活躍をするために、就業中に受けられるオンライン診療をとある企業が導入していることを知りました。生理にまつわる悩みを医師に相談できて、薬が必要であれば後日自宅に薬が届くという画期的なシステム。

あぁ、日本もここまで生理を軽視せずに働けるような体制や理解が徐々に進んでいるんだと嬉しくなりました。

女性の生理は1番の健康のバロメーターだと思います。

わたしもかつて20代30代前半のときは企業でフルタイムで働いていて、商談中に量が多すぎて漏れてしまうことはしょっちゅう、血に異常があるにも関わらず、適切な知識もなく、あの頃は大丈夫若いから!なんて軽く考えていて、それより仕事が大切!というモチベーションでいました。それが後になって、すごく反省をしました。

女性疾患と生理で苦しむ私を側で見てきたわたしの夫は、自分の職場の女性が生理不調のときは休んでいいよと声がけしている、だってパフォーマンスも落ちるという裏付けもあるしね!とニュースを一緒に見ながら話しかけてきました。

職場で上司が男性だった場合、言い出しにくいこともあると思います。男性が生理という言葉を口に出しにくいという現実もあると思うし、女性も生理を理由に休みにくいと頑張り屋の方は特にあるのではないかなと。

わたしが夫にお願いしたのは2つ。

①生理不調だったら休んでいいよではなく、休んでくださいとほぼ強制的に言ってもらった方が気が楽。

②パフォーマンスが落ちるからを理由に休んでいいよではなく、自分の奥さんが辛いのを見ているから身体を大切にして欲しい、だから休んでください。と言ってもらえたら理解ある上司だと私なら尊敬してしまう。と伝えました。

女性に優しい男性上司って絶対これからの時代好かれる要素だなと思っています。

ではなぜ生理で悩む女性が多いのでしょう?

今まで生理にまつわる本を読んできて原因となるのは、ストレスからくる冷えにあるのではないかということ。

まず人はストレスにさらされると、1番に心臓を守ります。心臓を守るために周りを血が流れるようになり、子宮はある意味無くなっても生死に関わらないため、血の巡りの優先順位が下がり届かなくなる。その結果子宮が冷える。その結果生理トラブルになる。

残念ながら筋腫は原因が解明されていません。ひとつ言えるのは、わたしが卵巣嚢腫で手術をした時にとにかく温めるよう医者に言われたこと。なので、わたしの冷え対策は、ストレスを溜めないこと、体を温めるお風呂につかること、腹巻をして部分的にあたためる、足首をレッグウォーマーであたためること、マクロビオティックの陰陽の陽よりの食べ物を少し多めに意識して食べる工夫をする(わたしが冷えやすい体質のため)です。

人間ひとりひとり原因は違いますし、これがいいと断定するのは難しいので、参考まで。

今の働き盛りの30代前半の方は、まだ出産も結婚もこれからという方も多いかと思います。ですが、そんな頑張り屋さんだからこそ、健康意識を持ってほしい、、!と思います。

社会が女性の生理にもっと関心をもち、女性の体のことを加味した上で、キャリアを健康的に築けていけたらそれは素敵なことです。女性側もしっかり休む、主張するがごく当たり前になる世の中になればいいと願っています。




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