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サポステ活動日記:~番外編~サポステに行くまでの私。④

こんにちは!前回無事に社会復帰を果たした私でしたが、ここから本当の意味で自分と向き合う事になります。

無事に正社員として社会復帰を果たした私でしたが、正直なところ仕事自体に楽しみや充実感を感じることは出来ず、職場の方との仲も上手く行っていませんでした。
「慣れれば仕事はスムーズにこなせるだろう。」と思っていましたが、毎日変な緊張と焦りやプレッシャーがありました。今まで出来ていたことが出来ず、簡単なこともミスをしてしまい、そんな自分が情けなく思えたり・・・自信もますます無くなっていきました。

食欲もあまりなく、睡眠も浅い。家に帰ってからはほぼ毎日泣きながら家族に職場の話を聞いてもらっていました。(かなり情緒不安定でした)
そんな私を見かねた両親から「心療内科」を受診するよう勧められました。

両親から心療内科を勧められた時は、正直とてもショックでした。それと同時に「もう避けられないな。やっぱりそうか。受診してもいいんだ。こんな私でも良いんだ。」という思いになりました。

心療内科では「適応障害」と診断されました。
率直な感想は「あぁ、やっぱりそうか。納得。腑に落ちたな。」という気持ちでした。
私は社会人になってから「適応障害」に今回を含め3回なっています。
前回の2回は何となく「精神的に何か病気なんだろうな・・・」と感じていましたが、病院に行き「うつ病」などの診断をされるのが怖く、受診することをずっと避けていました。
(精神的な病気になるのは「人として弱いこと。ダメなこと。異常ってこと!?」と勝手に思い込んでいたので・・・)
過去2回は職場環境が変わったり、少し休むことで症状が緩和され病院には行かず、自分の症状、生き辛さと向き合っていませんでした。

ただ、今回「適応障害」と診断されたことで
・自分の生き辛さに病名が付いたこと
・両親から心療内科を勧めてもらったことで、自分の状況を周りに分かって
 もらえたこと
・病名を診断された私の内面を、周りの人が否定しなかったこと・・・

そういった事がキッカケとなり、精神的に少し楽になりました。
(本当の意味で肩の荷が下りた感じがしました。)

適応障害になるということは自分の性格である「真面目さ」や「一生懸命さ」が悪い方向に働いてしまった・・・と心療内科の先生に言われました。
本来なら良いことなのに、悪い面がでてしまったと・・・。

こうして適応障害と診断された私は、せっかく社会復帰を果たしたにもかかわらず、2週間という短期間で退職することになりました。