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鍵は完璧主義からの脱却!文章を書くのが苦手な私がブログを続けるようになった秘訣【ユーザーインタビュー】

やりたいことはあるけど、取り組むのに億劫さを感じてしまう。そんな経験はありませんか? 今回は習慣化にハードルを感じ最初はなかなか取り組めなかったものの、自分を見つめ直し工夫することで、苦手なことも習慣化できるようになった「ぐすくさん」のインタビュー記事です。習慣化して取り組めないときに、どう試行錯誤すれば良いかなどをお伺いしました。

やると決めたものの一度は挫折

ーまず簡単に、現在のお仕事内容について教えてください。

フリーランスでwebデザインやブログの運営をしています。また業務委託で、webデザインを学んでいたスクールでの講師も勤めています。

<プロフィール>
金城真由美
「会社に依存せず、個人で自由な働き方をしたい!」という想いから、フリーランスでwebデザインやブログの運営に取り組む。また業務委託で、webデザインを学んでいたスクールでの講師にも従事。

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ーリクラスに参加したきっかけは何だったのですか?

当初、やりたいことになかなか取り組めず、漫然と過ごしてしまっていた状況を変えたかったんです。リクラスに参加するまではwebデザインの仕事をメインで取り組んでいましたが、その仕事だけでは安定した収入を得ることが難しく、新たなチャレンジの選択肢を検討していました。
色々と調査し、考えた結果、ブログが最適だと思い、挑戦することに決めました。たとえブログ運営を通して収益が出せなかったとしても、ライティング力やマーケティング力、SEO知識などのスキルが身につけられることにも魅力を感じたのです。

ただ、私は記事を書くことが苦手だったので、とにかく動き出しへのモチベーションが低かったです。さらに言うと、私はフリーランスという立場。誰かに見られている状況ではなかったため、結果的に前に進められない日々が続きました。そんな中、このままでは収益化の目標を達成できないという危機感を抱き、調べる中で出会ったのがリクラスでした。

リクラスは、自分で立てた目標を他のメンバーに共有しながら達成を目指すコミュニティなんですが、誰かに見られているというピア・プレッシャーが、今の自分には必要だと思い入会を決めました。

ー入会後はブログ記事の執筆に挑戦されたと思うのですが、まず取り組まれてみていかがでしたか?

入会して最初のうちは、相変わらず取り組むことに対する億劫さがありましたね。当時は毎日午後の時間を丸々記事執筆に充てていたんですが、それによって「午後はずっと記事を書かなきゃいけないから大変だ」という気持ちが重くのしかかっていました。迫られて、心に余裕がない感じですね。

また、リクラスでは3ヶ月ごとに達成したいプロジェクトを自分で設定するプラン(マイプロジェクトプラン)を活用していたので、私は最初の3ヶ月は「月に4本書く」という目標を掲げました。しかし、当時の自分にとってこの目標はかなりハードルが高く、それも動き出しのハードルの高さにつながっていましたね。残念ながら、結果としてその目標は達成できませんでした。

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ー大変さを感じながらも逃げずにやり続けたことが素晴らしいですね。途中で投げ出したくなることはなかったんですか?

それはなかったですね。できないからこそ頑張らないといけないという危機感もありましたし、リクラスのメンバーが頑張っている姿を見ると、「諦めちゃいけないな」という刺激にもなりました。また、リクラスではグループスレッドに日々の行動記録を共有する習慣があるんですが、そこに自分も投稿することで、「大変な中でも今日は頑張れた」という達成感を持てていました。なので諦めることはなかったんですが、モチベーションをコントロールできない大変な状況は長らく続いていましたね。

なかなか取り組めない現状を打破するために、チャレンジしたこと

ーその現状を踏まえて、何か工夫されたことはありましたか?

とにかく取り組むハードルを下げました。具体的には、当初立てた目標が自分の負担に繋がっていたので、目標を下げて取り組みやすくすることで、まずはブログを書くという行動を習慣化することを優先しました。

また、今までは「(午後の時間で)少しでも取り組めない時間があったらもうだめだ」という捉え方をしていましたが、「30分でも取り組めたらOK」という考え方に変えました。このように最初の一歩のハードルを下げることで「30分だけなら頑張れるかも!」という気持ちになり、手が動くようになりました。実際にブログを書き出し始めてしまえば30分という時間はあっという間に過ぎてしまい、結果的に30分以上取り組む日が増えていきましたね。

ーまずはハードルを低くし、「取り組む」ということを習慣にされたんですね!工夫をされてみて、心境の変化はありましたか?

嫌々取り組んでいた状態から心に余裕をもてる状態に変わったことは、私の中で大きかったです。今までは目標が高すぎることによって平日に作業を終えることができず、「休みの日もやらなきゃ、、」という重たい気持ちになり、休日も気が休めていませんでした。私はオンオフをしっかり分けたいと思っているので、当時はすごく辛かったですね。
目標を下げて毎日少しでもいいから取り掛かるきっかけを作ったことで、平日に作業を全て完了し、作業の休日持ち越しもなくしました。オフを気兼ねなく休めるようになって、とても嬉しかったです。

そうして書くこと自体は習慣化できるようになったので、次は最初に決めた「3ヶ月間でブログを6本書く」という目標を達成することを意識しました。入会して最初の3ヶ月間は自分にとって高すぎる目標を設定してしまったので、その後の3ヶ月間は自分のスケジュールなどを考慮して、自分にあった目標を決めました。結果的にその目標以上の記事数を執筆することができましたね。前回味わうことができなかった、目標達成を実現でき、とても充実感を感じたことを覚えています。

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鍵は完璧主義からの脱却

ー今回の経験を通して、学んだことや成長したことはありますか?

「毎日100点を目指すんじゃなくて、50点でもいいからまずは継続することを目指してみてもいいんじゃない?」という考えが大切だなと思っています。今までは「その日にやると決めたことは全てやらないとだめだ」という気持ちが強く、少しでもできないと罪悪感を感じ、どんどんやらないようになっていきました。しかしそうじゃなく、「全部はできなかったけど、できたこともあるじゃん」という捉え方をすることで、気持ちの面でも安定して物事に取り組めますし、続けやすくなります。振り返ると、続ける習慣を作ることができたおかげで、昔の自分では投げ出してしまうような高い目標にも取り組もうと思えたので、完璧主義になるのではなく、完璧でなくても続けると決心したのは正解でした。

また、リクラスでは定期的にグループのメンバーや専属コーチと一緒に、プロジェクトの達成状況や自分のコンディションを内省する機会があるんですが、そこで自分自身を見つめ直せたのも、このように考えることができたきっかけだと思います。

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ー最後に今後チャレンジしたいことなどがあれば教えてください。

少しベタですが、今後は早起きの習慣化に取り組みたいですね。早起きすることで、朝の作業時間が増え、仕事にもより順調に取り組めると思うので。これまでも早起きに挑戦していたんですが、まだ習慣というレベルには到達していないので、これまで同様、いきなり理想を追求するのではなく、自分ができるレベルを徐々に高くしていきながら、最終的には理想の生活習慣を身に着けられるように頑張っていきます。

今はまだリクラスの他メンバーや、専属コーチの力を借りながら自分との約束に取り組んでいますが、いずれは私一人でも何事もやり抜けるようになっていきたいなと思っています。

ーぐすくさんのお話をお伺いして、勇気を持って目標を下げる重要性や、メンタルブロックが起きているのは自分のどんな思考の癖が原因なのかを、見つめ直すことがとても大切だなと感じました。
お忙しい中貴重なお時間をいただきましてありがとうございました!

インタビュー:川本海景 撮影:清原 明音

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