見出し画像

高校の退学届を書く2

こんにちは。
前回の続きです。多少話が前後しますが、先に転入先の学校をどのように決めたかについてまとめようと思います。

転入試験を視野に動く

私はあくまでも高校を”辞める”ではなく、学年を落とさずに”転入する”ことを考えていたので、新しく行く学校の候補を考えました。タイトル詐欺

通信制高校

高校の転入先として最もメジャーな選択肢。元々在籍していた私立高校からも進学した人が過去に何人かいると聞き、説明を聞きに行きました。

  • メリット

通学型でなくオンライン型にすれば学費がかなり抑えられる
4月以外にも年四回ほど入学を受け入れているので二学期からの転入も可能
家から通える範囲にキャンパスがある
似たような境遇の人がいる(と思われる)

  • デメリット

通学型にすると学費が高い(週に通学する回数を選べますが、それでも高い)
オンライン型にすると高校に通っているという実感がない
世間的な信用度がいまいち確立されていない
大学受験へのサポートは十分なのか

というような感じで、学校も色々とサポートをしてくれる一方、デメリットもそれなりにあるといった感じで、とりあえず保留に。

私立高校

色々調べましたがほぼ空振り。基本的には引越しによる転入しか受け付けていないようでした。また、当時から留学などに興味があったのでインターナショナルスクールも調べましたが、費用が高かったり、日本国内で認証を受けている学校でないと、高校を卒業したことにならなかったり、様々な都合で断念。

都立高校

運と実力両方が必要でありながらも、それなりに現実的な選択肢。ということで都立高校を第一希望に色々な資料を集め、実際に学校に足を運びました。

また、都内の高校の転入事情に詳しく、面接の対策や実際に転入試験の過去問を持っているところに伺って、情報を提供していただきました。

都立高校転入にあたっての障壁


1.単位の整合性について

私が転入を考えたのは2年生の時で、1年生の単位は全て取っている状態でした。当然学校によって1年次に履修する授業が異なるので、持っている単位も異なります。この時、2年生から新しい学校の授業を受けて、卒業時に文部科学省が提示する卒業に必要な単位を十分に取れるのか、というのが鍵になります。取れる見込みがないと転入は難しいと判断されます。
つまるところ私が一年次に履修しておらず単位を持っていない科目が、転入先の高校では一年次に履修されていると転入できません。
色々な高校のホームページを見て、その高校が三年間でどのように単位を取るのか調べ、それだけでは判断できないことも多いので各学校に電話をかけたり、実際に通知表などを持って訪問したりして、学校の候補を絞りました。

2.N人募集と書いてあるが…

都立高校は東京都の方針で転入生を必ず募集することになっています(必ずではなく例外があったかもしれないですが、よく覚えていないです)。
ただ、都立高校の中には転入後の手続きが面倒である、など大人の都合で転入生を受け入れたくないという方針の学校もあります。そういう学校は試験で合格点を上回っても合格者を出しません。
しかし、表面上は転入生を募集せざるを得ないので、募集要項を出すのですが、実際に合格するかどうかは蓋を開けてみないとわからないという運ゲー要素の強い試験なのです。
一応これを見抜く方法としては転入生を何人とったか学期ごとに資料が出ているので、数年以内を参考に当たりをつけるという感じでしょうか。ただ学校の方針というよりは校長の方針なので、今まで転入生を取っていた高校が突然取らなくなったり、あるいはその逆も十分にあり得るので確実な方法はなさそうです。

3.高校のレベル

単位の整合性も大丈夫で、一年以内に転入生もそれなりに受け入れている学校があっても、最終的には自分が気にいる学校かどうかが最も重要です。私は普通に大学に行こうと思っていたので、卒業生の進路が就職の学校などは視野に入れず学校探しをしました。

また、高校転入試験は前期と後期があり、学校によってどちらの日程なのか異なります。前期と後期両方に申し込むことはできますが、前期に合格した場合、後期の学校の受験資格は無くなります。
というわけで以上の条件に合う学校2校に目星をつけて、実際に願書を撮りに行きました。

受験する学校を決めたら、あとは面接対策。
面接は本当に苦手なので、先ほどの転入事情に詳しいところにお願いして、練習しました。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回はどのように周りの大人を説得したか、などについてまとめようと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?