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◆治す知識を発信する理学療法士 ◆体の専門家  ▷理学療法士、JCCAベーシックトレーナー   骨粗鬆症マネージャー ◆セラピストのわからないを解決する。 ◆治せるセラピストを目標に 🔍https://linkbio.co/5052008A8McIe

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鵞足の評価と治療

今回は、鵞足についてまとめていこうと思います。 鵞足といえば、鵞足炎が一番聞き慣れた疾患かもしれませんが、実際は変形性膝関節症などにおける膝内側部痛にも鵞足が関わっているかもしれません。 そこで、鵞足の機能解剖から復習し、評価・治療方法まで確認していきましょう。 鵞足の機能解剖鵞足とは、薄筋・半腱様筋・縫工筋の腱が付着する脛骨近位内側部のことを指します。 薄筋の走行 【起始】恥骨下枝 【停止】脛骨粗面の内側(鵞足) 【作用】股関節内転・屈曲     膝関節屈曲・内旋

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    • 膝の下が痛い!!それはもしかすると脂肪が原因かも??

      「歩いていると膝が痛い」 「座るときに膝が痛い」 こういった声をよく聞きますが、こういった訴えの中でも膝下が痛い場合は、今回の内容がピッタリ合うのではないでしょうか😊 結論から言ってしまうと、その痛みの原因は脂肪かもしれません。 正確には「脂肪体(膝蓋下脂肪体)」という組織が何かしらの摩擦刺激を受けたことによるものになります。 今回は、この膝蓋下脂肪体についてまとめようと思います! 脂肪体の役割膝蓋下脂肪体は線維性滑膜に覆われており、膝蓋靱帯の深部の間隙に存在しま

      • 前捻角|股関節回旋への影響と3つの評価方法

        臨床で関節可動域や筋力測定などルーチン化した評価の中で、その評価の示す数値の意味を考えることは病態把握のためにも治療をする上でも重要です。 ただ、普段実施している評価の数値を正しく解釈出来ているでしょうか? 影響を与えてくるものがあるとしたら、解剖・運動学の領域に含まれるものが考えられます。 元々持つ人間の骨格や組織走行は、評価の前提条件になりますからしっかり押さえておきましょう😊 やっぱり解剖・運動学が重要だなぁとつくづく思いますが、すぐ忘れちゃいますよね💦 なの

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        • 腱反射はなぜ見るのか?–深部腱反射と病的反射の意義–

          ふと「腱反射と病的反射を見る意味ってなんだろう?」と疑問に思いました。 運動器中心に見ることが多く、反射検査をDr.所見で済ましていることがここ最近多かったこともあり、腱反射自体考えられていなかったです。 ですが、ふとカルテ情報で反射検査を見たときに、そもそも何のために行っている評価なのかわからなくなったので一から勉強し直しました😅 今回は、腱反射の意義と臨床解釈の仕方についてまとめていくので、腱反射と病的反射の説明が怪しい人は読んでみてください! 反射とはまずは、反

        鵞足の評価と治療

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          大殿筋の機能解剖−歩行における上部線維と下部線維の役割–

          今回は、復習がてら大殿筋についてまとめていこうと思います。 大殿筋は、下肢で最も大きい筋肉ですが、実際どのように働いているのかパッと答えられますか? 私自身、少し記憶が怪しくなったので文献から調べた内容を解説していこうと思います😊 大殿筋の機能解剖【大殿筋】起始:腸骨綾、上後腸骨棘、胸腰筋膜、仙骨(後面外側部)、尾骨      停止:腸脛靭帯、殿筋粗面      神経支配:下殿神経L5~S2      作用:股関節伸展・外旋 上記が大まかな大殿筋の機能解剖となりますが

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          SLRとラセーグテストはイコールではない

          今回は、SLRとラセーグテストについての解説をしていこうと思います。 ところで、みなさんはSLRとラセーグテストを同じものだと認識していないですか? 僕も学生時代はこれ同じテストじゃない?なんて思っていましたが、2つに分けられている理由がちゃんとあるんです。 読み終わった後に、SLRとラセーグテストの違いを迷わず答えられ、臨床に活かせるように簡単にまとめていきます! SLRとラセーグテストの方法まず前提として、SLRとラセーグテストは=ではなく≒です。 ≠とまではい

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          HHDを用いた筋力測定と移動動作能力–等尺性膝伸展筋力と動作自立閾値–

          臨床では必ず必要になる筋力測定ですが、現在は様々な測定方法が提唱されています。 その中で、MMTは一般的に広く利用される評価ですが、主観的な要素が大きく、定量化が難しい評価でもありますよね。 定量化を目的に利用されるもので言ったら、今回タイトルに挙げているHHD(ハンドヘルドダイナモメーター)が多くの現場で導入されているのではないでしょうか。 そこで、今回は、HHDの筋力数値の基準値から移動動作自立可否についてまとめていこうと思います! HHDの測定値HHDを利用する

          HHDを用いた筋力測定と移動動作能力–等尺性膝伸展筋力と動作自立閾値–

          鼠径部痛と大腿直筋–大腿直筋の走行理解と形態特性–

          患者さんが鼠径部痛を訴えられた場合、まず何を考えますか? 今回も筋肉についてまとめていこうと思いますが、みなさんは上記のことを聞かれたらなんと答えますか? 答えは様々あって良いと思いますが、私の場合は大腿直筋反回頭のインピンジメントを疑います。 大腿直筋反回頭って何?って方もいらっしゃると思うので、解剖学から解説していこうと思います😊 大腿直筋反回頭の解剖学大腿直筋の解剖学 【大腿直筋】起始:下前腸骨棘、寛骨臼上縁       停止:脛骨粗面       神経支配:

          鼠径部痛と大腿直筋–大腿直筋の走行理解と形態特性–

          外側広筋の評価と治療−走行理解と研究から紐解くトレーニング方法−

          早速note用の記事を作成しようと思い、何から書くのがベストか悩みましたが、私が専門としている整形分野について書いていこうと思います。 中でも、組織学や力学についての内容が特に好きなので、まずは筋肉についてまとめていきます。 1発目の今回は、大腿四頭筋に分類される外側広筋について書いていこうと思います。 さらっと書くので、気楽に読んでいただけると幸いです😊 外側広筋の走行整形分野において筋の走行理解は基本であり、病態理解の根幹とも言えるので、まずは復習していきましょう

          外側広筋の評価と治療−走行理解と研究から紐解くトレーニング方法−

          Re:bit//治す知識を発信する理学療法士

          みなさん、こんにちは。 Re:bit(リビット)と申します。 note投稿一回目なので、自己紹介も兼ねて、Re:bitについてお話しできればと思います。 Re:bitとはRe:bitでは、日々多くの症状を訴えられる患者様を治すために奮闘する、セラピストのみなさんに向けて、学生〜臨床に必要な知識をまとめ・発信しています。 私自身、日々様々な症状に頭を抱えております💦 ただ、この時代でラッキーだったなぁと思うことがあります。 それは、インターネット・SNSが発展したこ

          Re:bit//治す知識を発信する理学療法士