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No,78_8月に遊んだボードゲームの中のNo,1ヒットはコレだ!💞

ボードゲームを「映画」や「カラオケ」と同じようなイチ文化に!

皆さん、こんにちは。
【福岡ボードゲームカフェ / Treasure Box】の開業に向けてバタバタと準備中のyuです。

私はここ2年ほどは毎月3回、ボードゲーム会を主催しているのですが、7月に遊んだボードゲームの中から、「これは是非おすすめしたい!厳選ゲーム」ということで1つ選んで紹介しました。

8月も終わりましたので、本日は、8月版をお伝えしたいと思います🫡

では早速、そのゲームは、

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『 Medici(メディチ)』です💫



オリジナル版のMedici(メディチ)は、1995年にドイツのアミーゴ社から発売され、私が持っている物は2016年12月にcosaicさんより発売されたリメイク版になります❗そしてこのメディチは、こう呼ばれています。

R.クニツィアの「三大競りゲー」の一つ


本当に簡単な説明をしますと、「ライナー・クニツィア」とは、ドイツで有名なボードゲームデザイナーで、「3Kや御三家」と呼ばれるほど有名なボードゲームデザイナーの一人です!

これまでに600タイトル以上のゲームを製作しているとも言われ、「ケルト」というゲームでドイツ年間ゲーム大賞も受賞しています👑

「競りゲー」というのは、「競り」と言われるゲームシステムを採用しているゲームのことです。市場なんかでお魚や野菜なんかを八百屋さんや仲買人さんとかが金額を伝えて高値を付けた人がその商品を買える・・・という光景を見た事ある人も多いかと思いますが、あんなイメージです。
近い感じで言うと、オークションみたいな感じかな🛎️

パッケージイラストは・・・渋い。笑


~ まずはルール説明から ~

プレイヤーは、中世ヨーロッパの商人となり、様々な商品をなるべく安く買って船に積み込み出航(=売却される事で)お金を獲得する。最終的には一番多くのお金を保持した(稼いだ)プレイヤーが勝利となります💰

取扱可能な商品は、香辛料・織物・染料・陶器・金物の5種類。

ラウンドは全部で3ラウンド。1ラウンド毎に船に載せられる商品(カード)は最大5枚まで。

手番が来たら山札からカードを引いて、競りに出す(=船に載せる)商品を決める。この時に選べる商品は最大で3つ(3枚)まで。複数枚のカードをめくった場合は、それら全てを競りにかけなければいけません🚢

商品毎の競りへの参加権は各プレイヤー1回のみ🪔
その商品を獲得したいのならば今の値段より高い値段をつける。自分には不必要と判断したら値段はつけずにパスをする。そうやって、一番高い値を付けた人がその商品を獲得し、船に詰め込むことができるという流れです。

全員が5枚の商品(カード)を船に載せるか、山札がなくなったらそのラウンドは終了となり、金額計算に入ります。
お金の獲得方法は、「船の商品の価値」「商品の独占状況」の2種類❗

5種類の商品にはそれぞれ「0」~「5」までの価値が付いています。


『商品の価値』

カードの数字を合計し、数字が大きいプレイヤー順に決められた報酬(お金)を獲得することができます。ちなみに、最も低いプレイヤーは「0」・・・悲しい💦

『商品の独占状況』

これは、数字は関係なくて、5種類の商品それぞれにおいて、いま何個(=カードの枚数)獲得したか(船に載せたか)をカウントしていきます。その数分(=枚数分)下記のピラミッドに置かれている自コマを上に動かしますす🔶

そうする事で、一番上にいるプレイヤーと2番目のプレイヤーにだけ、決まった報酬(お金)が入るというものです🔷

ピラミッドの上に行けば、ボーナスがもらえるようになります!


ここまで終わったら次のラウンドへ。これを3ラウンド繰り返し、最終的なお金の所持金額を競い合います!

このゲームのおすすめポイントは!?


・初心者でも分かりやすいルール。運要素もいい感じ
→ 三大競りゲーの中では、この「メディチ」を私はおすすめします!所要時間も最初は90分位かかりましたが、なれれば1時間強くらいかな🕐

・勝利パターンをどれでいくかが悩ましい
→ 1回やってみると分かるのですが、5種類の商品全てを均等に載せていく訳にはいきません。全然うまくいかないです💦

なので、ある程度商品は絞り込んでいくのですが、それがどれなのか、何種類まで勝負するのか、船の積み荷の価値と商品の独占状況どちらで勝負していくのか、もしくはバランスよく勝負するのか・・・悩みます😅ただ、この悩ましい感じが非常に面白い!

さすがR.クニツィア👨‍🎓
『クニツィアジレンマ』は今回も炸裂してます!!


・積み込み制限があることで、競りに参加できない時がある
 →
1~3枚のカードを決めたらその枚数全部で競りが行われます。そして、船に載せられる数は5つまで。

という事は、載せたくても載せられない(=獲得したくても競りに参加できない)状況が発生するんですよね🐳

例えば、既に4つの商品(4枚のカード)を船に載せている(競り落としている)場合、載せられる商品はあと1つですよね!?

この場合に2つの商品の競りが行われる際、もし獲得してしまっても2枚は船に載せる事ができません🧊そのよう場合はその競り自体に参加できない事になっています。強制パスになります・・・

これがまた絶妙で、状況によっては狙ってその状況を作ってきます。もしくは作ることもできますよね💫それにより、相手に有利にさせない状況も作れますし、自分に少しでも有利な状況を作ることもできる!

お互いの状況は終始オープン状態なので、この駆け引きが面白いです!!


~ 感想 ~

箱のデザインは渋めであまり見た目で興味はそそられないかもしれませんが、はっきり言ってめちゃめちゃ面白いです❗
ボードゲームカフェに初めて来るような方でも、2つ3つ軽めのゲームを遊んだら、もうこのメディチをやっても全然楽しめます👆

知的探求心をくすぐられる、程よい塩梅のボードゲーム『Medici(メディチ)!』是非みなさんも、で遊んでみてください!!
もちろん、お店のラインナップにも入っていますので。


それでは、本日はここまで。

次回は、いよいよ「内装工事始まります!」をお送りします。
お楽しみに~✨



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