大切にしたい人は誰？

私は「繋がり」というものを大切にしてきたんだけど。なんかちょっとだけ、ニュアンスに違いがあったんだと思う。




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人と人との
「繋がり」を大切に生きていた私は
ふと、

呟いてしまったことがある。





「なんか疲れた」


と。


その時の私は
自分が
「どうして疲れてしまったのか」
考える余裕すらなかったんだけど。
一度考えてみれば良かったと
今になっては思うんだけど。

本人はそれどころでは無かったのだ。




そんな私が、本当に。
ようやく最近になって。
なんとなく分かった、繋がりのニュアンス。




私とって

本当に、本当に、大切なのは
「繋がり」ではなく
「相手」そのものであって

関係性なんて。本当はどうでもいいんだ。
いいよ。そんなの。大丈夫。なんだ。


互いに無理をして、
「関係性」を守る必要はないし、


私が頑張って、
あなたが頑張って保つことはないんだ。


「関係性」を守りたいくらい
大切な相手なのであれば、
どんなに
「関係性」が崩れても
誰よりも、何よりも、最後まで
相手を幸せを願うのが1番だろう。


なんかそれは、
寂しいことだけど
悲しいことじゃないよ。


「いつでも待ってる」

その言葉が、
いままで何度も私を救ってくれたから

私もそうやって、ありたいと
思ってるんだ。

なんて。心理カウンセラーみたいに

わかった気でいても、だよ。

これに限っては分かっていても

心を痛める。


相手のことが大切で大切で
大切であればあるほど

割り切るのは
簡単ではないのだろう。





ただね。

相手が、どーでもいい奴の場合は
案外、簡単なんだと思うから

人間関係に疲れた時こそ
自分に聞いてみるといい。


「こいつが大切なのか？」
それとも
「こいつとの関係性に意味があるのか？」


どっちも無いのであれば
そいつは
ナイでいいよ。






簡単なところから離れよう。

それは自分のためだし。
本当に、ほんとうに

大切にしたい人を守るためだ。






大切にしたい人を、
心から大切に思いやるための努力は
惜しまぬように。生きたい。生きていい。