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「夫婦」という価値観について。




実は本日、結婚記念日でして。
わたしと旦那さんは晴れて6年目の夫婦となりました。それは私たちの、努力の結晶。と同時に、これまでの積み重ねの成果だって私は思っています。

いきなりですが、思えばあの時の「恋」っていうのは幻想に近くて。それは私たちに限らず。「恋」は全人類共通の「幻想」だと思うのですね。というのも、あの異性に対する「ドキドキ」や、「ときめき」や「キュン」っていうのは大半、本能(生殖するためのね)ですから。その本能に身を任せて交わすのが「結婚」であって。それからの未来は、互いに「夫婦」という「暮らし」を淡々と過ごしてくのです。

勿論、家族っていうのはハッピーな瞬間で繋がっているからこそ。笑みが溢れるような愛しさがあり、癖や口調が似てきて双子のような存在になっていきます。私だって旦那さんのギャグで笑いすぎてお腹が痛い時には、最高のパートナーだなと、思うこともあります。ですが
きっと楽しいことよりも多くシンドイところがあって。なぜかって。暮らしは毎日ですからね。毎日、血の繋がらない大人と暮らしているわけですから。ね。

互いに余裕がない夜なんていくらでもあります。その度に折り合いをつけながら、ぶつかり合って、潰しあって、許し合って、励まし合って、健気に愛を掴んで。
やっと。
ここまで生きてきたのです。
ですから今日は、めでたい日。なによりもお互いで自分たちを讃えたい。そんなところなのです。

そしてここまで一緒に生きてくれて、私を許してくれて、愛してくれている旦那さんには、この難解な「妻」と過ごすコツを聞いてみたいものですが。今日は私が「旦那さんと過ごすコツ」を紹介します。
これは、あの。
「私の旦那さん」ではなくて。
「世の中の夫」と過ごすコツ。(あるいは「
世の中の妻」と過ごすコツとして読んでもらっても大丈夫です)世の夫婦のためになるかはさておき。勝手に話を始めます。



ずばり。



旦那さんには「旦那さん」という役目しか求めないことです。妻には「妻」という役目しか求めないこと。


それは旦那さんに向かって「オンナ友達とのしゃべくり」とか「共感」を求めたりしないということ。妻に対して「アイドルみたいに、いつでも癒してくれる存在」を求めないということ。あるいは、「なんでも話せる先輩」とか「分かり合える同期」とか「めっちゃ気の合う親友」とか「尊敬できる先生」とか「スペシャル料理人」とか「育児の達人」とかそういう、多くを求めないことです。

人生という場面で言えることは
それぞれの瞬間に、適任の人物がいるってことだと思うんですよ。暮らしにおける悩みや快楽はすべて、夫婦だけで解決しなくてもいいんじゃないかって。ね

ですが反対に。



夫婦でしか果たされない最大のコミュニケーションがあるのです。それこそ大事。それは何だと思いますか?これこそ今年の私が見つけた
「答え」なのですが、。
それは、

命」と「金銭面」の共有です。


結婚とは、幻想ではなく。めちゃくちゃな、暮らし。立派なリアルです。
互いの命を守っている存在になること。
互いの金銭を、生き残る為に共有できる
唯一の存在になることなんだって。
今の、私は思うのでした。
だから私。この一年で学んだことはひとつ。

どんなに気が合わない時間も、どんなに申し訳ない夜も、どんなに情けない瞬間も、どんなに報われない期間も、どんな苛立ちも、悲しみも、普通にある。あります。が!その背景で、命と金銭の共有を、していることは忘れてはいけない。「今日も協力して生きている。」と最大の感謝と、責任を持って生きようと思ったんですね。

それができなくなった時、私たちの心は離れた月日がありました。でもお互いに出来ていれば、どんな苦難も多少はいけるんじゃないかな。と歩み寄りを選び、今は手を取り合って進んでいます。


まぁこの時代、女性はどんどん強くなり
男性と女性の差は薄まっていますし。
私もめちゃくちゃ気が強くて参ってますが。生きる力は極端に淡いのでやっぱり、旦那さんには朝から晩まで感謝なのです。

私と違い、金銭を共有する必要がなくて、さらには幻想もなくて、孤独や命にも自信があれば。結婚しない人も、結婚をやめる人もいて当然。どんな選択も自由だなと、隣の芝は青くない。全てがリアルだと思います

そんな時代でも私は家族が大好き。ですから無事7年目が迎えられるようにここに残しておきました。いつも私のことを、そして息子のことを生かしてくれて、本当にありがとう。日々、命を大切に。感謝を大切に。これからも宜しくね。

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