正直なハナシ
10月5日(土)
今朝は静かな雨音で目が覚めた。カーテンの隙間はまだ薄暗く、時計を見るとAM5:15だった。「うわ、めっちゃ早いやん。二度寝しよ。」というわけで速攻毛布にくるまったのが私だ。ところが旦那さんが出勤する車のエンジン音が聞こえてきて
「うわうわ。旦那の出勤めっちゃ早ぇ。」とか考えていたら私の脳内まで仕事モードにキリッとしちゃって。もう一度眠りに入ろうと必死になってみたものの時すでに遅し。勝手に脳が一日をスタートし始めた結果、眠れぬ朝となり究極の早起きとなった。
そんな今日、私の仕事はヨガ講師だった。
私のヨガのスタイルは決まって「マンツーマン」なんだけど。その昔は、かっこいい「いつでも予約満席」みたいな人気ヨガ講師を目指していた。イベントを企画して人にを呼びかけたり、チラシを配ったり、ライブ配信をしたり、グループレッスンなんかを毎週のように開催していたのだが、ある時私は気がついてしまったんだ。
本当はわたし、「大勢の人の前に立つことが好きじゃない」と。そしてそれは「苦手」でもありどんなに上手くいっていても完全に「こういうのあんまり?」と思いながら、「人気ヨガ講師」を目指していたんだよね。だからいつもどこかで「自分にはヨガ講師が合わないかも」と自信を失いながらもがいていた。そしていつの日か誤魔化せなくなったんだ。
ただ、そんな私にとって、「グッとくる」瞬間があったんだ。それが「マンツーマン」のヨガだった。ひとりの生徒さんと心の底まで見える会話をしたり、涙や汗を共有して。魂の全てを任せてもらえることだった。たったひとりでも「先生のおかげで人生が変わりました。」とそう言ってくれることの方がどんな大舞台よりも、どんな人気ヨガ講師よりも、グッときたんだよね。
それから私のスタイルは「マンツーマン」のみ。ひっそりと淡々と死ぬまでヨガを続けようっていう、今に落ち着いた。だから私は今、本当に自分に合う形で生徒さんの人生に伴走している。「これがやりたかったんだ」って言える状態だと思う。それがまたいつどんな風に変わっていくのかは分からないけどね。人は成長する生き物だから、ポリシーは持たないでおく。
そんな仕事を終えて
夜ご飯は「さつまいものサラダ」と「クラムチャウダー」「トンテキ」を作った。大の料理嫌いである私が、ここのところ続けて手作りに励んでいる。それはなぜかって料理のことはまた今度書きます。
そんな感じで今日が終わる。早起きしたからめっちゃ眠いっす。というわけで旦那さんとアイスを食べてから寝ます。正直に生きよう。おやすみなさい。