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GL工法

部屋を作ったり収納を作ったり、住居に一番必要な要素である「壁」。
長く一つの家に住んでいれば、家族の事情などで部屋の使用用途が変わってくることもあるだろう。
あまり時間をかけず、比較的容易に壁を作り変えるには…?
そんな時にこのGL工法が役立つかもしれない。

GL工法とは、石膏系接着剤の「GLボンド」と呼ばれるボンドを使い、コンクリート面と石膏ボードを張り合わせる方法だ。
写真を見ていただくと分かる通り、石膏ボードとコンクリートの間に白いものが挟まっている。
この白いものこそ、GLボンドなのだ。

作業もいたってシンプルで、まずGLボンドをコンクリート面に一定の間隔で団子状につけていく。
その後、上から石膏ボードを貼り付け、ボンドを乾燥させてから仕上げをし、完成となる。
新たに下地を作る手間がないため、作業が手早く行えることがこの工法の強みだ。

ただし、マンションなどでは隣のお宅側の壁にGL工法を使用すると、太鼓現象(壁とボードの隙間に共鳴)が起きてしまうので、話し声などが聞こえてしまう可能性もあるので、気をつけたい。

家にとっても、そこに住む家族にとっても大切な役目を果たす「壁」。
もし新たな壁が必要になったなら、これまで以上に素敵な役目を与えてあげたい。

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