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人生は自分次第で変えられる!生活のためではなく、夢を叶えるための仕事をしよう(フルカワさん・30代男性)

私は、大手医薬品メーカーの分析分野で、試験責任者をしていましたが、ある出来事をキッカケに、2020年8月、起業したいと思い立ち、約3年の副業時代を経て、2023年4月に会社を退職。未経験の分野で個人事業主となりました。今も複業をしています。
この3年間は、いろいろな事業に挑戦した非常に濃い時間となり、知識、スキル面だけでなく、人間的にも大きな成長を実感できました。そんな私の複業経験をお伝えします。


会社員としてのモヤモヤから”雇われない生き方”を考え始めた

私が勤めていたのは、新卒で入社し13年勤めた大手ジェネリック医薬品メーカーです。知名度も高く、国のジェネリック医薬品推進政策のおかげで、毎年、増収増益で絶好調という時代に入社しました。当時の私は人と話すのが苦手だった分、作業を黙々とするのが得意で、化学実験も好きでしたので、分析職はまさに天職。毎日が楽しくて仕方ないくらいでした。

しかし、徐々に開発品目数や生産量などが需要に対して追いつかなくなっていき、厳しいスケジュールをこなす多忙な日々が続くようになります。一時期は、月60時間以上の残業や休日出勤は当たり前。朝6:30に家を出て、帰宅は21時という生活でした。独身なら我慢できましたが、結婚し、子供が産まれると、「なぜ、家族より仕事を優先しているのだろう?定年まで、こんな人生を送りたくない」と思うようになりました。

最初は、同業他社への転職活動をしていましたが、次の会社でも同じ悩みがある可能性があることを考えた時、そもそも雇われていてはダメだと気付きます。そして、2020年8月、「なら、起業して会社を辞めればいいのではないか」と思い立ったのです。

起業準備、手探りでの行動と挑戦の3年間

思い立ったものの、最初は何をしていいか分かりませんでしたので、インターネットや本などで、会社以外の収入源を作る方法を調べ、通勤時間や日々の待ち時間、テレビなどを見ていた時間を全て勉強時間に変えました。

当時の私が最初に取り組んだ副業は、株式投資、ブログ、電子書籍の出版の3つで、SNSも併用して宣伝するというものでした。多忙な中、休日と寝る前を利用して、4ヶ月で70記事のブログを書きましたが、収入は100円にもならず、難しさを実感します。

そして、2020年11月、SNSで出逢った方から、ネットビジネスのやり方について、コンサルを受ける決意をします。SNSには詐欺まがいのPRも多く、普通なら怪しい誘いではありましたが、なぜか、信用できそうな気がしたのです。実際に、彼は非常に親切な方で、ビジネスの原理原則を丁寧に指導してくれ、卒業後も、ストック収入を作れる事業の話を持ってきてくれました。

今になって振り返ると、ここで「怪しい」と思い決断していなかったら、個人事業主として独立するのは、もっと先になっていたかもしれません。(ただ危機管理意識としてSNSでの接触には少なからず疑念を持つことは必要だと思います。)

そこから、SNSを用いた情報コンテンツ販売やビジネスコンサルなどで副業収入を得るようになり、苦手だった人間関係構築や対面での会話を克服するため、副業収入をコーチングスクールに再投資し、コーチングとセールストーク、初対面の人との関係構築法などを身につけます。ここまでの経験を活かし、モチベーション維持や目標達成への併走と副業や投資先選びを軸にしたキャリアコーチングを提供し始め、ここでも、クライアントを獲得し、まとまった収入を得ることに成功します。

複業で収入確保の目途が立った!いざ退職、独立へ

3年間の個人事業構築への挑戦や株式投資歴を経て、私は、心のあり方の面でも大きく変わっていきました。受身で安定思考、人と話すのも苦手で真面目だけが取り柄。そんなつまらない生き方をしていた私ですが、気付けば、市場の動向や金融の知識が身につき、次々と新しいことに挑戦するポジティブ思考になり、SNS経由で経営者クラスの人脈を何人も作れるまでになっていました。

余談ですが、医薬品の研究開発とは全く異なるコーチングのスキルが社会で通用するのか、異業種転職を試してみたこともありますが、人材会社2社の社長から、直々にオファーをもらい、営業職として内定をもらうこともできました(勤務条件の関係でお断りしましたが)。副業のスキルが、転職でも通用すると分かった出来事です。

その後、先述した最初のコンサルの方から事業団体の協力の話をもらい、安定した収入源を確保できたことが、独立する後押しになりました。

さらに、退職する少し前に、空いた時間でできる業務委託先を探していたところ、不動産エージェントという働き方に出逢います。
不動産業界は、未経験ではありましたが、市場が飽和しているジェネリック医薬品や、今後、日本の貧困層が増えると売れなくなるだろうコンサルやコーチングなどの無形商材と比べると、需要が一定数ある業界だと感じたこと、社長のお人柄が良かったことから、2023年4月に、不動産エージェント契約を行います。

また、ここの社長から、企業研修のセミナー講師も依頼され、目標設定などのコーチングの話をさせて頂く機会も得られ、企業研修として対面の会場で行わせて頂けたことは、素晴らしい経験になりました。

”フリーランス研究職”という自分の経験を活かせる新たな仕事も

これまでの3年間、ここに書いていないことも含めると、15種類くらいの個人事業に挑戦してきた私ですが、現在も行っていることは、パーソナルコーチング、セミナー講師、電子書籍出版、事業団体の協力、不動産エージェント、株式トレーダー、単発の業務委託の約7種類です。

ここに、フリーランス研究職という、13年の経験を活かせる業務委託を加えられたら、やりがいがありそうだと思い、RD LINK様へ登録させて頂きました。もともと分析の仕事は好きでしたし、せっかく13年間分析法開発やバリデーション、安定性試験などをやってきましたし、大学でも生命化学分野を学んできましたので、それが少しでも活かせる分野で役に立てたらと思っています。

フリーランスとして、複業という形でも私の経験を活かせる場がある。これは、本当に有難いことです。RD LINK様との出会いや、頂いた機会を社会のために活かせるよう、努力していきたいと思っています。

複業で環境変化に左右されない基盤をつくれる

今の時代、会社員の収入1本で生きていくのは、リスクでしかありません。ただし、いきなり個人事業主を目指すのは危険です。

個人事業主は、自由でストレスフリーというメリットがある分、収入が安定しないというデメリットがあります。フリーランスでも会社を設立しても同じで、市場環境の変化、AIなどのテクロノジーの変化、SNSなどのプラットフォームの変化で、突然、仕事が激減することもありえます。

だからこそ、私は、異なる業界、異なるビジネスモデルに加え、ストック収入を育てつつ、フロー収入を得ることを目指した「複業の実践」を行い、これまでのスキル経験を掛け合わせたブランディングや独自の強みを活かす仕事のやり方をお勧めしています。

複業は会社員でも小さく始められる起業のシミュレーションになるので、チャレンジしやすいと思います。 

思い立ったら行動を。それが自分と未来を変える!

私が起業を考えたのは、30代半ばの頃。もっと早くやっておけば良かったと後悔することもありますが、物事に遅すぎるということはありません。若い方が有利ではありますが、一生何もしない人の方が多いので、40代、50代で始めても、人生を変えていける可能性は十分にあります。

私には、これから叶えたい夢があります。それは、妻と海が見える場所に家を建て、そこの1階で楽器が弾けるカフェを開くこと。実は、私も妻も学生時代に音楽をやっていたので、楽器を日常的に弾ける環境に憧れていたのです。

あと5年くらいすれば、ストック収入のみで生活できる目処が立っているので、そこからは仕事を減らし、カフェ経営に必要な勉強をしつつ、物件を見つけて自分で取引をし、40代後半からは、趣味で仕事をする人生に切り替える予定です。昔の自分なら「こんなこと、できる訳ない」と思っていたでしょう。でも、今は「できたら、どうしよう」とワクワクしています。ここまで自分を変えてこられたので、必ず叶うと信じています。

最後に読者の方に伝えたいことを書いて終わりたいと思います。

叶えたい理想の未来があるなら、それを本気で願い、そのために何が必要なのかを考え、未来から逆算し、実際の行動に移して下さい。知識だけ得てもやらなければ同じです。なんとなく、やっていても、道順が誤っていたらゴールに着けません。そして、そのような考えを持つ仲間と一緒にいると、それが当たり前の習慣になりますので、是非、そんな仲間を見つけて下さい。

今がどうかは関係ありません。これからの行動が、未来のライフスタイルを作ります。あなたの夢が複業を通して叶うことを、心から願います。


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