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結婚しても出産しても、自分で選び取り切り開くキャリア(ゴトウさん・30代・女性)

週刊粧業でRD LINKを見つけた時、心が躍りました。
「私にもできることがあるのかも。今眠っているスキルを活かせるのかも・・・?」
気づけばすぐに登録に向けて動いていました。
「そっか、やっぱり私は研究開発がしたいんだな」と呆れながら思いました。

「経験を活かして複業ができるかもしれない。今の仕事では活かしきれていないものづくりの経験を活かし人々の健康に貢献できるかもしれない。」
そう思い、ワクワクしました。

結婚を機に転居のため転職、さよならした研究開発職

結婚をしてしばらくは別居婚をしていました。
相手は遠方ですぐにでも私が転居すべきところなんだろうと思いながら、私は研究開発の仕事を離れる踏ん切りがつきませんでした。相手がいよいよ長期的に定住することが決まり、私は仕方なく転居することを選び転職をしました。

同じ会社で異動できないかも考えましたが、現実的ではないなと思い、上司に相談せず転職先を決めてしまいました。

しかし、これは大きな間違いでした。
「夫のせいで大好きな研究開発の仕事を離れることになった」
そう思い、恨めしい気持ちをずっと持ち続けることになりました。

ここでの間違いは2つ。
1つ目は上司に相談しなかったこと、
2つ目は仕方なく転居することを決めたこと、です。

1つ目について間違いだったと思う理由は、上司に相談していたら「会社を続ける選択肢があったかもしれない」という気持ちを昇華できていただろうと思うからです。
2つ目について間違いだったと思う理由は、自分の意思だと認識できていたら、もっと前向きに5年以上を過ごせていただろうと思うからです。

転機となったセルフキャリアドック

「夫のせいで」離れた研究開発職。転居先は田舎で思うような職種はなく営業職へ。第一子を出産後、半年でさらに夫の転勤で転居。私は品質保証の職へ。「心の中では元の仕事へ戻りたい。研究開発へ戻りたい。」そういう気持ちを持ち続けていました。

そんな中、機会に恵まれセルフキャリアドックを受けることになりました。

「セルフキャリアドック」とは企業がその人材育成ビジョン・方針に基づき、キャリアコンサルティン グ面談と多様なキャリア研修などを組み合わせて、体系的・定期的に従業員の支援を実施し、従業員の主 体的なキャリア形成を促進・支援する総合的な取組み、また、そのための企業内の「仕組み」のことです。
引用:厚生労働省「セルフキャリアドック」導入の方針と展開

キャリアコンサルタントの方に「旦那様に研究開発がやりたいこと伝えていますか?」「子どもたちに自分の仕事のことを伝えていますか?」と問いかけられてハッとしました。
「恨めしく思うばかりで実現していくことを諦めていたのだ」と気づきました。

「自分のやりたいことを伝え、理解してもらい、実現に向けて行動していくことが大事なんだ」と初めて気づいた瞬間でした。

それからは自分の「こうありたい」を諦めないようにしました。
さらに、「夫のせいで」と思っていた転職は自分が選んで決めたものだと思い至りました。未だ見ぬ自分の子どもに会うため、子どもができてからは家族みんなで一緒に過ごしたいから、選んできた自分の「意思」だったのです。

諦めきれなかったものづくりへの想い

週刊粧業でRD LINKを見つけた時、心が躍ったのは、「RD LINKなら細く長く自分の”ありたい”を叶えられるかも」と思ったからでした。
現状、子どもが小さく、働く場所や時間を制限された中で自分が本当に望む仕事はできないかもしれないけれど、複業という形であれば叶えられるかもしれません。そして、何より「自分に何ができるのか」を知るまたとない機会になるかもしれないと思いました。

夫の転勤に困らない自分になる

心が躍った理由は実はもう1つあります。
それは結婚してからずっと課題だった「夫の転勤に困らない自分にどうやってなっていくのか」でした。

キャリアを考える上でネックになるのはいつもどこに住むのか、自分で決められないということ。夫の仕事を優先したい、子どもが小さいうちは別居はしたくないという思いがあるから、夫についていく選択肢を取る。となると働く場所は夫に左右される。

でも、RD LINKであれば、私のやりたい仕事と働く環境を両立できるのでは?と思ったからです。事実、面談後には、文献調査など土日の隙間時間にできる仕事を紹介いただけるということでした。自分のやりたいことを、現状のままで、少しストレッチして、経験を積めることに感謝しました。

今思うキャリアとは

「子どもが小さいうちはやりたいようにはできない」
そう考えていました。
私は夫と子どものために自分を犠牲にし、時間と労力を捧げているのだと考えていました。

しかし、できないのではなく、できるようにしようとしていなかったのです。自分で選んだ家族との時間が見えていなかったのです。
夫と住むことも、子どもを持つことも、家族を優先してできる範囲で働くことも、自分の希望で意思で決めたことだったのです。

とはいえ、時間も労力も限りがあります。
やりたいことを全てできるわけではありません。
何を優先し、何を抑制し、どこまでに何を達成するのか調整が必要です。

限られた時間と労力の中で、できる限りのことはしたい。できる範囲で少しずつ少しずつ経験を重ね、種まきの期間とすることができます。
RD LINKであればそれが叶うのです。

今は「結婚しても子どもができてもなりたい自分になれる」
そう思います。
月1回でもやりたい仕事ができれば幸せ。経験をひとつひとつ増やしていくことでありたい姿に近づける。

まずは自分が「どうありたいのか」を考えてみませんか?
そうあるために今できることはないでしょうか?私にとってはRD LINKでした。

家族との時間を大切にしながら、自分のやりたいことも諦めない。

結婚しても出産しても
ではなく
結婚したらから出産したらからこそのキャリア。
同じ研究開発職に戻りたいと思っていたけれど、営業も品質保証も経験したからこそ、もっとできる自分になれている、そう思えるようになりました。

自分で選び取り、切り開いてきたからこそ私にしかないキャリアがある。今はそう思っています。

これからのキャリア

夫の転勤可能性が出てきており、帯同するか、単身赴任するか、考える節目にきております。これまでは帯同一択だったのですが、一番上の子どもが小学生になり、あまり転校が多いのもね・・・と「帯同」「単身赴任」「地元に戻る」という3択になってきました。

今の私の気持ちとしては帯同して、研究開発職にチャレンジしようかなと思っています。

ずっと夫のせいでキャリアを絶たれたと思っていたけれど、キャリアカウンセリングを受けた後は、夫のおかげで自分からはできないキャリアにチャレンジできているという認識に変わっています。

研究開発職はハードルが高くうまくいかないかも・・・と弱気になりますが、RD LINKで送られてくる求人などをみていて、「私にもできることがあるかも」と思えたのは大きかったです。

複業は私だけでなく誰かのキャリアにおいても、切り開いていく一歩になってくれると思います。

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