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孫がお席までご案内いたしますのでこちらで少々お待ちください

こんにちは 管理栄養士erikaです。

韓国料理食べたーい病発症中だったので、韓国冷麺を食べに行ってきました。
『妻家房』saikabou
新型コロナ感染防止対策に、手指消毒と待ち時間はマスク着用、支払いのレジにはビニールシートがきちんとされていました。
窓がないので通気性はあまり良くありませんが、席はゆとりある配置。

ランチ時間で少し待ちました。
待ち時間に読むでもなく周りを眺めていて、

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目に飛び込んできた文章が!

「孫がお席までご案内いたしますので⁈」

え〜!
韓国では店員さんのことを「孫」って表現するの⁈

一瞬びっくりしました。

二度見したら、ただの勘違い。
ちゃんと「係がお席までご案内いたしますので…」と正しく書いてありました。

「係」の店員さんに案内され、注文した韓国水冷麺を待つ間に、その勘違いを話しました。
なんと娘も同じように一瞬「孫がお席まで…」と読んだそうです。
ふふふ
お互いに笑ってしまいました。

看板内に店名の「妻家房」が書いてあったことで、「妻」「家」とひとかたまりになって視覚から入ってきた為に、
無意識のうちに「係」が「孫」に認識されてしまう現象が起きたんですね。

関連付けなくてもいいのに勝手に脳が連想ゲームして読んじゃった。

人間の脳って面白いですね。

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それとは真逆の現象に漢字がバラバラになってしまい認識できなくなることを「ゲシュタルト崩壊」と呼びます。

例えば、

怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠怠

この漢字を30秒じっと見続けると、ムとロと心に分解されて何の漢字だかわからなくなる現象だそうです。


なりました???


なぞなぞで
「身を美しく見せるのは?」
躾(しつけ)とか、
「草のお母さんは?」
苺(いちご)とか、
「雨が下に落ちると何になる?」
雫(しずく)とか
小学生の頃、作るのも答えるのも得意でした。

が、そういうことではなくて、

全体として認識できていたものが、ばらばらになってはじめてみる感覚になることを「ゲシュタルト崩壊」と呼び、音楽などでもおこるといいます。

じゃあ、ぼんやり全体が視界に入って、「妻」「家」との連想から誤認識して読んだ「孫がお席までご案内…」の脳の現象は何と呼ぶのでしょうか?

調べてもわかりませんでした。
反対語で調べると「デジャブ」(既視感)と出てきましたが、当てはまりません。

脳が騙される現象に違いはない

と思うのですが。
なんて現象なんですかね?

でんぷんにそば粉を混ぜた細麺。コシがある韓国水冷麺と、にらがしっかり入って生地が香ばしいチヂミをいただきながら、新たに知らないことが増えました。



追記
「タイポグリセミア現象」
脳が予測して正しく読める現象は、またちょっと違うのかな?




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