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【10月のアンケート結果】台風への備えを変えた人の3割が"電源"を用意

2022年10月14日から31日まで、防災意識とアプリの機能についてのアンケートを実施しました。期間中、42名の方にご回答いただきました。ご参加くださった皆様、誠にありがとうございます。
10月のアンケートでは、台風と断水、Jアラートについて質問しました。

台風について

今年9月は7つの台風が発生し、日本全国に大雨、暴風による被害をもたらしました。

1. 台風の威力は年々強くなってきていると思いますか?

83%の人は台風の威力が強くなっていると思う、という回答でした。

2. 近年、台風に備えて変えたことや用意するようになったものはありますか?

左図:近年変えた備えがある人の割合
右図:備えを変えた人の中で、何を用意したかの割合

台風への備えで変わったことについて伺いました。台風の威力が強くなっていると思う人が8割を超える一方で、備えを変えた人は55%という結果でした。(中には前と変わらず備えています、という方も)
備えている内容の中では、ものを備えている人が8割以上、特に「電源」を特筆して挙げる人が多いという印象でした。

台風への備えの具体例

食べ物・水、電源以外のモノの中では、避難用の持ち出し袋や土嚢を挙げた人が複数いらっしゃいました。
行動を挙げた人は5名と少なかったのですが、家や周囲の設備の確認があげられました。

断水について

9,10月に日本に上陸した台風14,15号は九州地方や静岡県などに断水をもたらし、1~2週間断水の状態が続く地域もありました。

3. 断水対策のために何か用意しているもの、ことはありますか?

断水対策のために用意していることがあると答えた人が71%、ないと答えた人は29%でした。

4. 3であると答えた方へ質問です。どんなもの、ことを用意していますか?

回答者の92%が「水」、特に飲料水と回答されました。その他、簡易トイレや給水用の容器を挙げた人も多かったです。
行動を挙げた人は3名で、生活用水の確保や、給水場所の確認がありました。給水施設の場所は自治体が公開している場合があるので、事前に調べておくと安心です。

10月4日のJアラートについて

10月4日午前7:27ごろ、北朝鮮による弾道ミサイル発射を受けて、政府はJアラートを通じて関係地域に警戒を呼びかける情報発信を行いました。

5. Jアラートの情報をいつ知りましたか?

アラートが発表されたときに情報を知った人は57%、発表後に知った人は24%でした。半分以上の方はミサイル発射のアラートから、通過のアラートの間に情報を得ていたようです。

6. Jアラートの情報は何から知りましたか?

テレビが圧倒的に多く14名、時点で防災アプリで7名という結果でした。朝の時間帯ということも影響しているでしょうか。

7. PREPでもJアラートを受信したいと思いますか?

回答者のうち73%は受信したい、20%はどちらでもよい、5%は受信する必要はない、という結果でした。ここ最近はJアラートがよく発表されることもあり、関心が高い人が多いようです。今後の開発の参考にさせていただきます。

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