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自分だけの自分療法探しの楽しみ方

アメブロで、人気の精神科医、

藤川徳美先生の本、

前から気になってたけど、
いろいろ読みたい本や、観たい映画が多くて、
なかなか手つかずだったのですが、

Youtubeは便利ですね、
動画でサクッと、15分!

これでわかった気になって(笑)
最近、超高タンパク質ごはんに目覚めました。

たまご、お肉、もともと好きだったけど、
そんなに食べていいなんて! やった!

さっそく、自分で人体実験をしてみているのですが、
1週間くらいで、一気に体重が3kgくらい増えた(^_^;)
これは、運動も同時にしなければ。。

そう言えば昔、僕も以前、管理栄養士さんのお誘いで、分子栄養学の研究に参加させてもらったことがありました。
管理栄養士さん、臨床心理士さん、精神科医と3人でチームを組んで、かつてエイブラム・フォッファーが高用量ビタミン療法で統合失調症を治療したという文献を調べ、検証しようとしたのです。

慢性の統合失調症患者さんに同意を得て、数ヶ月間、高用量の栄養サプリを摂取していただき、その前後で精神症状を評価してみよう! と。

微細なこころの状態の変化は、心理検査でも数字としては出ないのではないか、もっと主観的、主体的なものではないか、と考え、ビフォー・アフターは、主観的評価の質問紙を作り、さらに、木の絵を書いてもらう、バウムテストという投影法を採用するという、画期的なアイデアでした。

その結果、ある患者さんは、言葉では表現しにくいのですが、なんか明るくイキイキとしてきて、なんか、お話してて印象が違うようになった!
そして前後のバウムテストにも変化が見られたのです。
画用紙の中で、木が大きくなって、木が栄養をたっぷり吸収して、成長したみたいに感じられたのでした!

こういう個別体験は、正確な科学的根拠(エビデンス)とは、言えません。

分子栄養学は、精神医学の主流なエビデンスとはなっていない、代替医療の位置づけに入ると思いますが、僕は精神医療は、多数派の正解を抽出するエビデンスの考え方に加えて、個人の回復の物語に注目する考え方が、大切だと考えています。

主治医の治療方針も大事にしながら、自分が、これだ!という、自分だけの治療法、楽しみながら探してみるのは、いいですね。
みんなが、いい、って言うものではなく、自分には、これだ!ですよ。
自分の病名、自分の治療法、オリジナルにアレンジしてみて!







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