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はじめての研究計画書

おとといは節分でしたね。
おうちで鬼と化してお子さんに泣かれたパパやママさん、
保育園や学校で鬼に追いかけられ、これでもかと豆を投げつけたお子さん、
食べにくいからと恵方巻きを切って食べたみなさん、
お疲れ様でございます。

鬼といえば絵本、「泣いた赤鬼」を思い出します。
見出し画像はかわいい青鬼と赤鬼です。

今回は1月度の振り返り、備忘録になります。
1/9(木)~1/10(金)
インクルーシブ・デザイン・ラボ プロジェクトキックオフシンポジウム
1/18(土)~1/19(日)
第6回TA-netシンポジウム「アクセシビリティ環境の推進を文化政策から考える」
1月下旬
みっちり研究計画書作成

生まれてはじめて「研究計画書」というものを書きました。

最初はパソコンを前にして、何から書いてよいかわからず、呆然としておりました。
やっと1つ書き出したと思ったら、1つ消しての繰り返しでした。
何も参考材料がない状態でしたが、ある時、変なスイッチが入り、
ええいとりあえず作成だ!とでたらめに突き進みました。

一番最初の研究計画書を熊谷先生に見て頂いたところ、絶句しておりました。
ええ、絶句しておりました。

修正する前に「名前をつけて保存」するので、
その恥ずかし~~~い研究計画書も残っておりますが、
今見る勇気すらありません。
見たい方にはモザイク付きで提供致します。

見本が必要だと思いつき、熊谷研究室の皆さんが書かれた研究計画書をお借りしました。
これ、最初にやっとくべきでした。うぐぐぐ。

頭の中にあるものを文章にするプロセスが難しいと思いました。
このブログを書くときも、普段は意識していなかったのですが、
言葉の羅列よりも、イメージが先行して頭の中に浮かんできている気がします。

わたしは視覚優位型だからか、アイデアを図や絵におとしこむ作業、例えばスライド作成が得意です。
まずは得意な方法で始めようと、短い言葉と簡単な図をノートに書き込んでいきました。

そのわたしにしかわからない線と図形と言葉の集合体(宇宙との交信的な絵)をもとに、
今度はノートではなくパソコンに向き合って、
単語と単語を連ねて、文章に進化させて、を繰り返していきました。
学術的な言い回しが全くわからないので、とりあえず思いつくまま入力していきました。

この効率悪そうなアナログ+デジタルなやり方が自分にはとても合っていて、はかどりました。

あかん。行き詰まった!!と思うところまで進めていき、研究室の皆さんに見ていただきました。
皆さんのご助言を、音声認識アプリ「UDトーク」が書紀日本語に変換し、
熊谷研の敏腕ホワイトボーダー、ことこさんがとてもわかりやすく絵や図にまとめてくださいました。
後で「UDトーク」が文字起こしした文章や、ことこさんが描いてくれた内容を見返しながら研究計画書を修正できるので、とても助かります。

皆さん大変丁寧な、きめ細やかなフィードバックをくださいました。
なんですか、皆さん、優しさの塊…?と思うほど、真摯なご指導を頂きました。

毎週金曜は研究室全員が集まる日で、
研究進捗報告や当事者研究を行います。
迷宮入りしたときは、金曜日に皆さんに相談すると、
がっちりこんがらがっていた思考がほどけてまとまります。

〆切一週間前の金曜日に皆さんに研究計画書を見て頂き、
修正を8回重ね、ようやく翌金曜日に無事提出することができました…!

励ましてくださった皆さん、本当にありがとうございました。

現在は某大学との当事者研究のコラボレーション案のスライドを作成中です。
これも金曜日に皆さんに相談です!

※余談
 熊谷先生「あのときは絶句していたのではありませんよ~」
 熊谷先生によると、一番最初の研究計画書を見てくださったときは
 絶句…していたのではなく、真剣モードに突入していたのだそうです。
 
牧野メモ✍ 熊谷先生は真剣モード!!なときに固まる。

noteをご覧下さりありがとうございます!いただいたサポートは研究活動費として使わせて頂きます。いろんな形での発信、聴覚障害者当事者研究ワークショップの開催など、企画したいことがたくさんございます。応援どうぞよろしくお願い致します。